みなさん、こんにちはー!
いよいよ夏休みも終盤にさしかかってきました。
海や山、プールとたのしく過ごしてるけど、
どうにも頭のすみっこにひっかかってる「自由研究」。
残りの休みを満喫するためにも
今日あたり、お友だちの研究発表を見て
なにを研究するかだけでも決めちゃいましょうー!


水増し読書感想文

息子が小4の夏休み、読書感想文の宿題が出た。
本といえばマンガしか持っていない読書嫌いの息子は、
唯一の愛読書、『たけだしんげん(武田信玄)』
(小学校低学年向きで活字が大きい)をネタに
どうやら原稿用紙1枚の感想文を仕上げた。
そして小5、小6の夏、
毎年担任がかわったのをいいことに、
4年のとき書いた感想文を
ちょこちょこ水増しして清書し提出。
中学1年の夏も当然のように
その4年の時の感想文をさらに膨らませて、
原稿用紙4枚にした。
すると、なんと市の読書感想文コンクールで見事入賞し、
受賞記念に全校生徒の前でその感想文を朗読することに!
ネタ本が『たけだしんげん(小学校低学年向き)』だけ、
しかも小4の焼き直しだなんて誰にも言えない秘密だ‥‥。
(低学年向きの母)

「水増し」というと、ちょっと聞こえがわるいけれど
言いかたをかえれば
「3年越し」の読書感想文ということですよね?
え? かえすぎですか?


6年連続!

わたしの兄が家庭教師をしていた、
当時6年生の男の子は、
小学校6年間、全ての読書感想文を
『フライパンじいさん』という1冊の本で
間に合わせたそうです。
豪傑だ、と思いました。
(花色木綿)

「推薦図書」とか「○年生向き」という単語が
まったく意味をもたない豪傑ぶりですね!


お役立ち研究

小学生の頃、自由研究のネタに困って、
母に相談したところ、
「スーパーのチラシ研究」を提案されました。
「毎日折り込み広告の野菜や卵の値段を調べて、
 お店別にグラフにするのよ!!」
と、母がうれしそう、かつ、自信ありげに言うので、
何も考えずに、素直に
「あぁ、いい考えかも」
と思って、実行しました。
結果はあんまり覚えてませんが、
今考えると、それって、単に母の策略だったのかも‥‥。
(みぃ)

毎日毎日、おかあさんは折り込みチラシを見比べては
お得なお店に足をはこんでいたのでしょうね。
身近なところにあるものをテーマにした
見事な自由研究だと思いました。


母は手伝いたい

「母に(無理やり)手伝ってもらわれた」自由研究‥‥。
中学1年のその年、自由研究に「パジャマの製作」を
選んだ理由は、ずばり叔母の存在。
当時、叔母は洋裁の先生(つまりプロ!)をしていたので、
その協力を取り付けた私は、
今年の夏は楽して完璧! と思っておりました。
家にミシンがなかったので、
その叔母の家へ借りに行きがてら、
コツなど教えてもらいつつ
まぁ、そこそこのものが、できあがるだろうと。
ところが、ここに誤算が生じたのです。
母が、これにカコつけてまさかミシンの購入に走るとは!
しかも、取扱説明書が欠落した中古品‥‥。
母はといえば、女学校時代に足踏みミシンを使ったきり、
というほぼ初心者。
糸の通し方を発見するまでに半日以上かかり、
「上糸と下糸の調子を合わせる」にいたっては、
結局、「調子が合ってる」ということが
どういう状態かわからず‥‥。
その上、洋裁経験のないものに襲い掛かる専門用語の数々。
「布目」にはじまり、「ダーツ」、「いせこみ」‥‥。
途中から半泣き、半怒りの母親を前に
「叔母ちゃんに聞けば?」
という台詞を言うことはできませんでした。
そんな暑い1週間の苦闘の末、
母が作り上げたパジャマを提出したところ、
先生は
「少し、おかあさんに手伝ってもらえばよかったのに!」
と‥‥。
家に帰ると
「先生、何ていってた?
 おかあさんにやってもらったんでしょって
 言われなかった?」
期待に目をきらきらさせている母。
「うん。ほめられたよ‥‥」
としか、答えられなかったのは言うまでもありません。
つかなくてはいけない嘘もある、と学んだ夏でした。
(izu)

無邪気なおかあさんのコメントに、やさしい嘘で答える娘。
自由研究は、はからずも
「つかなくてはいけない嘘もある」ということを
教えてくれたのでありました。


家型貯金箱

小学生の頃、自由研究は貯金箱の製作でした。
アイデアも思いつかずどんどん日ばかりたっていきました。
それを見ていた父親が作ってやると張り切っていました。
我が家にはクッキーの箱などという
こじゃれた箱は一切なく、
金鳥の蚊取り線香の箱だけはたくさんありました。
その箱で家型の貯金箱を作ってくれましたが、
そのままの柄いりで
側面もすべて金鳥のまわしものかと言うぐらい、
「金鳥の蚊取り線香」の文字が全面にでていました。
少しは紙でも貼って隠してくれよと思いましたが、
言えませんでした。
まさにありがた迷惑と言う言葉がピッタリの
作品の出来ばえでした。
(かしわこ)

はははは! 想像すると
ほのぼのおかしい「金鳥の貯金箱」。
小学生が提出する作品に
あの赤い文字がたくさんあるというのは
なかなかにシュールですね。


みずからの作品を使い回す者あり、
母の策に乗る者あり、父に困惑する者あり、
ひとことで自由研究といっても
それぞれのご家庭のようすまでかいま見えるものですね。
みなさんからの研究発表、まだまだお待ちしています!
postman@1101.comまでお送りくださいね!


 
 

オガーの
魚籃坂まわりの植物


8月12日(金)くもり
第12の植物【しそ】


道端に生えていた「しそ」です‥‥よね?
ニッポンの代表的ハーブ。



上部に見えているのは緑色のガードレールです。
東京アスファルト・ジャングルに突如あらわれた「しそ」、
どこからか種が飛んできたのでしょうかねぇ。
今の季節は、そうめんの薬味や、パスタにトッピングすると
さっぱりして食がすすむんですよね。
‥‥って、まぁ、道端に生えているのは
ちょっと遠慮しておきますが。


べっかむ3の
今日のリトマス試験紙


第十二回:「すいか」




実は、先週からよーく「すいか」を食べてます。
今のところ、結構な確率で甘いのにあたってて
なかなかいい感じっす。みなさんも食べてますか?
ということで、今回は夏の風物詩「すいか」です。
そして、しばらく液体系の実験が続いてましたが、
第四回の「焼きうめぼし」以来、
久しぶりに、食べ物です。

では、さっそく、
事務所の冷蔵庫に冷やしてあった、すいかくん。
とってもみずみずしいので、
もうそのままリトマス紙をくっつけてみましょう。
ペトッ、ワン、ツー、スリー、はっ!



青いリトマス紙がピンクに!
ってことは、「酸性」!?

いやいやちょっと待った!
前にどこかで「すいか」は、酸性に傾いた体内の
バランスを戻す役目がほにやらら、
というのを聞いた記憶があるんですよ!
これは、断言できないね。うめぼしの例もあるし。

確かめるために早速ネットで調べてみると‥‥
やはり、「すいかは、アルカリ性食品」
という記述が、あちこちで見つかりました。
うめぼしの時と同じ、体内に入って燃焼されると
「アルカリ性」になる、という例のやつですね。

リトマス紙でも、そういう体内に入ってからの
ペーハーの変化のことまで、わかればいいのにねぇ。
でないと、もう最初からネットで調べればいいじゃん、
ってことになるもんね。何か方法はないんでしょうか?

あ、でも調査中に、おもしろ情報も発見。
「すいか」って、4000年前のエジプトの壁画の中にも
描かれていたんだとか。
目隠しされたツタンカーメンが棒を振り上げて、
スフィンクスの前に置かれた「すいか」の前で
くるくるまわっている絵、
だったかどうかは、定かでないけど、
すてきなところよ、きれいなあの娘の晴れ姿、
すいかの名産地〜♪


モギモギコの
かいわれだいこんの観察


8/15(月)晴れ
超ひょろり系


土日に、すくすくと育ってしまっただいこん。
背丈が馬鹿に高くなった。
高く成りすぎて、
自分を支えきれないほどに。



これって、まあ、よくないよな‥‥。
つまり、モアモア太陽なわけでしょ?
でも、いま外は暑すぎていけねえや。
外に出すとあっちゅうまに、
しおれるんでい。
どうしたらいいんでい‥‥(江戸っ子風)。
やっぱり、またいっそ喰っちまうか!



タイトルを「自由研究」とするほかは、
投稿のきまりはありません。
postman@1101.comまでお気軽に
メールをお送りくださいね!
ただし、本名を掲載したくないかたは、
ハンドル(ペンネーム)を
書き添えるのを忘れないようにしてくださいね。