はい、みなさん、こんにちは。
先日、自由研究について募集したところ、
みなさんの力作や珍作がたくさん届きました。
みんながまじめに、かつ、たのしんで
取り組んでいるようすがつたわってきて
先生とてもうれしかったです!
うしろの壁に、みなさんの自由研究を
貼りだしておきましたので、
読んで参考にしてみてくださいね。


人造クローバー

自由研究に何をしていいか思いつかない子は、
たいてい「植物採集」で
押し花の標本を持ってきたりしてました。
しかし、種類が集まらなかったらしく、
クラスメイトの一人は
「三つ葉のクローバー」
「四つ葉のクローバー」
「五つ葉のクローバー」
「六つ葉のクローバー」
と、四つより上はどう見ても
セロテープで違う葉貼り付けただろ、
というものを持ってきていました。
せめて四つ葉までにしておけば
ばれなかったろうに‥‥。
(ぎょもこ)

自由研究につきものの万能文房具、
それがセロテープですね。


未知なるしらすパックの世界

今までで心に残っている自由研究は、
小学4年の時に同じクラスのヤマザキくんが提出した
「しらすのパックの中に入っているしらす以外の生き物」
という研究です。
夏休みの間じゅう家族全員でしらすを食べまくったらしい。
そして実際、いろんな生き物が混ざっているんです!
小さーいタコとか、カニとか、よく見ると別の魚とか、
あと、思い出せないけど、いろいろいました。
それを無造作に紙にセロテープで貼りつけていたなあ。
夏休みの間に、どんどん足していったんでしょうけど、
よく腐らなかったなあー。
なんて17年くらい経った今、感心。
(さっちんこ)

自由研究に必要なもの、
それはセロテープと家族の協力ですね。


タラコ道を極める

夏休みの自由研究で思い出すのはM君の事です。
小学校の4年か5年の時のことですが、
彼の自由研究は「タラコの数を数える」でした。
ご苦労な事です。
(明太子の方が好き)

‥‥ご家族のかた、とめてあげてください。


いちばんゼミ

現役中学生のコドモでございます。私は今、
『セミが朝、最初に鳴きはじめる時間を調べる』を
テーマに、一ヶ月間、毎朝、
自転車をこぎつつ観測場所の公園へと向かう日々です。
この観察をはじめて今日で一週間なのですが、
正直かなりキツイです。おすすめしません。
観測するのは簡単なのですが(時間計ればいいだけ)、
朝5時前には起きなければなりませんし、
鳴かない時はじーっとそこで待っていなければ
なりません。公園に向かうよりも先に
セミが鳴いていた‥‥なんてことも、
既に何回もありました。
でも、一度自分で決めたことですし、
去年のカビパン作りでの失敗を覆そうという思いで、
今日も頑張っています。
(ぱんこ)

自転車をこぐ姿が目に浮かぶようです。
がんばれ、ぱんこちゃん!


母の機転

娘が小学校6年生の頃です。
彼女の自由研究は「シャボン玉マシーン」
(スイッチを入れると
 自動的にシャボン玉ができるというもの)でした。
克明な設計図を書いて、シャボン液を作ったのはいいけど、
肝心の本体を作りはじめたのは8月の終わりでした。
案の定、いくらやってもシャボン玉はできやしません。
頭を抱えて半泣きの彼女に
いい加減な母はこんなアドバイスを。
「これができた、っていう自由研究なんか
 いくらでもあるよ。
 なぜできなかったかを書いて出せばいいじゃん!」
彼女が納得したかどうかは定かではありませんでしたが、
ともかく今となっては
新しい研究をでっち上げるには時間がない。
彼女は持ち前のきちんと精神を発揮して
それは詳細な「失敗レポート」を提出しました。
先生にはほめられましたよ。
従って、これは「あり!」です。
(おかあやん/千葉県)

おかあやん、ナイスフォローです!
ほんとうに、すばらしい判断だと思います。


アリとなっとう

私がやったのは「アリは何が好きか」。
野菜、ハム、ゆで卵、ご飯粒、なっとう、砂糖など、
冷蔵庫にあるものを適当にちょっとずつ用意して、
アリの巣から半径30cmのところに
円を描いて置きます。
(巣からの距離を同じにするため)
30分の間にどれに何匹アリが来たか数えて、
表にまとめます。
予想通り、砂糖と蜂蜜が一番人気で、
結論は「甘いものが好き」だったんですが。
予想通りでなかったのは、
・たくさんの食べ物にすごく群がるので、
 どれに何匹来てるか数えるのが大変。
 最後は適当に「このくらいだろう!」という数を
 書いてました。
・私もアリに登られて、払い落としてたら
 数がわからなくなった。
・なっとうのネバネバで遭難しているアリがいた。
 ていうか、なんでなっとうなんか置いたんだろう、私。
(ぎょもこ)

とにかく「数を数える」という自由研究は、
根性が必要なのですね。


秘密のご近所マップ

小さな田舎の集落にすんでいたため、
1軒1軒各お屋敷のスケッチをしながら
夏休みいっぱいかけて大きな模造紙に書き込んだ。
母は美術教師だったため、
毎日熱心にスケッチする私をみて大変喜び褒めちぎり
完成を心待ちにしていてくれた。
でも、完成した地図をみて母は青ざめて
私をコテンパにしかり倒すこととなる。
そのスケッチの横に書いてある
「○○さんち。お茶とアイス」
「××さんち。なんにもだしてくれない。ケチンボ」
スケッチと同時に、
顔見知りであるご近所さん宅にあがり込み、
何を出してくれたかという取材メモ付の地図。
8月30、31日はハードな日になったこと、
凄く覚えています。
今思い出してみると恐ろしい研究をしていた。
(えんぴつ)

それはそれで、需要のありそうな研究ですね。
あとで取材メモをこっそり見せてください。


涙の村民意識調査

去年の8月頃でしょうか、
とある知らない中学生から電話が。
「自由研究で村民意識調査をしているのですが」
とのことで、方言に関する意識の質問に何問か答えました。
確か「あなたはこの方言の意味を知っていますか」
みたいな質問だったと思います。
切りかけてふと、なぜこの番号を知ったのか
気になったので聞いてみると
「電話帳です」
「じゃあ、適当に選んだの?」
「いえ、村民全員にかけています」
「‥‥」
「‥‥」
「‥‥がんばってね」
「はい。ありがとうございました」
心意気に感動しました。
(村民の700分の1)

「いえ、村民全員にかけています」!
先生、ちょっと感動しちゃったな。
みなさまからの投稿、
まだまだお待ちしております。



オガーの
魚籃坂まわりの植物

7月29日(金)晴れ
第1の植物【×ハコベ→◎ハキダメギク】


わたしは自由研究界の演歌歌手、
「周辺の植物」の観察をしてみようと思います。
シブみがあって実力派ってことで。

ここは東京・港区。魚籃坂(ぎょらんざか)は
ビルの間から青空が見えるようなところです。
でも緑が少ないということではないんですよ。
あ、ほら。さっそくフェンスの下に
「ハコベ」のような植物発見!
これを見ると、小学生のとき飼っていた
ウサギを思い出すなぁ。
母と一緒に炎天下、ハコベ採取に励んだ夏〜。
◎岩手県のつる子さんより、
 「ハコベ」じゃなくて「ハキダメギク」だと
 教えていただきましたー!
 い、意外な名前‥‥。
 メールをお送りくださいまして、
 どうもありがとうございました!!

べっかむ3の
今日のリトマス試験紙

第一回:「純リンゴ酢」

リトマス試験紙を手にするのって、
20年以上ぶり!なつかしいぞ、リトマス!

青いリトマスと赤いリトマスがあって、
確か、青いのが赤く変化すると酸性、
赤が青くなるとアルカリ性でしたよね。
これから夏休みの間、毎日、いろんなものの
酸性かアルカリ性かを研究していきまーす。



さあ、一回目の実験は、
わかりやすいところから、「純りんご酢」で。
酢ってことで、きっと、アレかな。



すっぱいもの、酸味のあるものは
やっぱり酸性なんだね。
第一回目の実験結果は、
「酸性」でした。

モギモギコの
かいわれだいこんの観察

7/28(木)晴れ
第一日目:設備投資の巻


自由研究といえば、植物の観察。
かいわれだいこんの観察をはじめてみよう。
いそいそと東急ハンズにいって、
かいわれだいこん育成セットを購入。

【かいわれだいこん育成セット】
■アクリルケース 1386円
■スポンジ 252円
■聖護院だいこんの種 262円
■葉だいこんの種 262円
■だいこんの種 262円
夏中に収穫し、食すつもりなり。


タイトルを「自由研究」とするほかは、
投稿のきまりはありません。
postman@1101.comまでお気軽に
メールをお送りくださいね!
ただし、本名を掲載したくないかたは、
ハンドル(ペンネーム)を
書き添えるのを忘れないようにしてくださいね。