がんばれ自炊くん!
「ふだん食」はじぶんで作るって、どう?

定番食材特集第6回じゃよ〜ん!

一週間が経つのが早いのう。自炊老人じゃ!
いいナスをもらったので
夏野菜といっしょに炒め煮して
ラタトゥイユをつくったぞ。
同時に、チェコ風のぶたばらの
黒胡椒とクミン煮込みも作ったので
翌日は両方あわせてパスタの具にしたら、
もんのすごーく、うまかった!
よく「残り物」と言うが、それはつまり
「より時間をかけてつくった料理」でもあるわけじゃ。
とくにこうした煮込み系は、
翌日のほうがうまいなんてことはざらにある。
昨日のじぶんに感謝! じゃな〜。
あと、けさ、塩ラッキョを漬けた。
洗って根をおとしたラッキョを瓶につめ
7%の濃度になるように塩をはかり
ゆうべのうちに沸かしておいた湯冷ましを
瓶の7分目までさして
あとは冷蔵庫じゃ。
数日後がたのしみじゃ〜!!

ところで、ついさっきまで知らなかったのじゃが、
南仏料理のラタトゥイユとイタリア料理のカポナータは、
なんと、違うものだったんじゃよ!
(知っておったか? あたりまえかのう?)
ナスやズッキーニ、パプリカ、トマト、たまねぎなどを
オリーブオイルで炒め煮したおかずを
南フランスではラタトゥイユと呼ぶが、
イタリアではそれに該当する料理は
「チャンボッタ」というのだそうじゃ!
では「カポナータ」がどういうものかというと、
「ナスを揚げて、セロリやトマト、たまねぎにオリーブ、
 そしてケッパーを炒めたものといっしょに
 白ワインビネガーで煮込み、バジリコを散らした」
ものだと!(いろいろバリエーションはあるらしいが)
揚げナスとビネガーというところが決定的に違った!
そしてカポナータはわりと野菜をこまかくし、
ラタトゥイユはごろりと大きめのようじゃ。
まだまだ知らないことがあるのう‥‥。

さてさて、そんなこととはまったく関係なく、
今日も元気に
「いつもわが家にこの食材」
紹介じゃよ〜!
まずはこちら!

【ヨーグルト】

家の定番食材、それはヨーグルトです。
他にも、まああんまり特別ではない食材は
結構常備してますが、あんまり面白くないので(笑)
ヨーグルトで。

ヨーグルトというと普通デザートや
朝食に食べるものって感じで、
あまり減らないものだと思うんですが、
私は最近かなりの量を消費しています。
まず、毎日自家製飲むヨーグルトを作って
会社に持っていっています。

普通のプレーンヨーグルトと、味つきヨーグルトと、
リンゴジュース(水でもいいんですが)など
液体を加えて、がーーーッとミキサーにかけるだけです。
味つきヨーグルトにかたまり系のフルーツ
(ピーチなど)が入っていて、
私はスムースにしたいのでミキサーにかけますが、
そうでなければ単に泡だて器等で混ぜ混ぜして、
ある程度液体状になったら
ペットボトルなどに入れて
振ってあげるだけでもいいので、
ミキサーは必ずしも必要ではありません。

これだと食べるよりもヨーグルトが量を消費できるし、
何より買ってくるよりおいしいです。
私が住んでいるところだと、
飲むヨーグルトなどは結構高いので、
自分で作るほうがうんと安いです。
日本だと、リットル単位のが
結構安いので意味がないかもしれませんが。

料理に使うなら、カレーに入れたりすると
まろやかになっておいしいし、
私はメキシカンとかよくするのでそれに入れたりします。
クリームに混ぜれば即席サワークリームです。
普通のクリームだけだとなんかこゆいなあ、
と思うときはヨーグルトを足すとさっぱりします。
味噌とヨーグルトを混ぜてきゅうりなどをつけると
即席ぬか漬けになる、と聞いたことがあります
(これはまだ試してませんが)。
マヨネーズに混ぜてもさっぱりするので、
ポテサラやドレッシングにも使えます。
和え物には何でも来いって感じです。
ディップにも使います。
生のお野菜がさくさく食べれます。
菌はおなか(腸)にもいいし、
ヨーグルト大好き、です。

(ふうこ



ヨーグルトを数種まぜまぜするというのは
かんたんなようでいて思いつかないところじゃよなあ!
そしてリンゴジュースを入れれば、
なるほどたしかにのどごしさわやかじゃ!
ふうこどのは、どうやら外国暮らしのようじゃな。
察するにアメリカ合衆国じゃろうか。

次もヨーグルト!

【無糖ヨーグルト】

自炊老人さん、こんにちは。
授乳中のおかあさんです。
カルシウムをとるように、
という助産婦さんのお勧めで、
今の我が家の常備食材は「無糖ヨーグルト」です。

そのまま食べるのはもちろん、
一晩冷蔵庫で脱水して、
ローカロリークリームチーズ風が作れますし、
また、バターの代わりにしてスコーンが焼けるなど、
なかなか用途は広いです。

簡単に作れるお勧めは、
ヨーグルトドレッシング。
ヨーグルト(できれば脱水したもの)に、
おろしにんにく、塩コショウ、
オリーブオイル、オレガノなどを加えれば、
それで出来上がり。
サラダにでもいいですし、肉とも相性がいいですよ。

(授乳中のおかあさん



やはりヨーグルトを
デザートだけではなく活用なさっておられるようじゃな!
思いだした。
本場ブルガリアに旅をしたときに、首都ソフィアで、
「タラトール」という、ヨーグルトときゅうりの
冷たいスープをいただいたことがあるよ。
千切りにし、塩をしたきゅうり、
すりおろしニンニク、ディル、すりつぶした胡桃を、
オイルでなじませておいたものを、
ヨーグルトにといて、水で調整、
氷をうかべて冷やすんじゃが、
これが、あっつい日には最高じゃったよ。
(考えてみたら自分でつくれるのう。
 つくったことなかったが)

続いては、こちらじゃよ。
これは多くの自炊人も常備している食材じゃが、
でも、ちょっと違うようなんじゃよ。

【献立いろいろみそ】

自炊老人さま、こんにちは。
前回は「梅酒の梅」をとりあげてくださり
ありがとうございました。
調子に乗ってまた投稿いたします。

「献立いろいろみそ」

我が家の冷蔵庫には常に
中部圏の豆味噌があります。
「八丁みそ」と「赤だし」の違いは
関東育ちの私にはよくわからないのですが
我が家ではダンナが「赤だし」とよんでいます。
味噌汁にすると
言いまつがい暗黒編もかくやというくらい
黒い色の味噌汁になり
初めて目にしたときには驚きましたが、
見た目よりもずっとマイルドで
コクがあっておいしい味噌です。
この味噌をベースにした調味料が
先日ダンナの実家から送られてきた小包の中に
入っていました。
その名も「献立いろいろみそ」というもの。
これ一本あれば「みそかつ」も「みそ田楽」も
「なすのしぎ焼き」も「みそ煮込みハンバーグ」も
実に簡単に作ることができるというすぐれもの。
きくところによると名古屋では
いろいろなメーカーからいろいろな商品名で
同様の味噌ベースの調味料が出されていて、
醤油やソース、マヨネーズなどのように
日常ごくあたりまえに使われているものだとか。
もはや定番食材というコトバすらあてはまらない
定番中の定番、あってあたりまえのもの。
へえぇと思いましたが、使ってみて納得しました。

使い道はいろいろあるのですが
薄切りの食パンにバターを薄く塗って
そこへ「献立いろいろみそ」をのせ
あれば貝割れ菜と
鶏のささ身に軽く塩をしてレンジでチンして
ほぐしたものをのせて
くるくるっと巻いて食べるというのがおすすめ。
貝割れ菜と鶏ささみの組み合わせが面倒なら
レタスとツナ缶という組み合わせでも、
大葉とスライスチーズという組み合わせでも。
忙しい朝でもこれ一品で大丈夫。

ご飯との相性もバツグンなのですが
相性がよすぎて食べ過ぎる恐れがあるので
ダイエット中のかたにはオススメしません。
でもおいしいです。
夜中にね、ちょっと小腹がすくでしょう。
そしたら軽く炙って四つ切にした海苔の上に
ごはんをのせて、スライスチーズをのせて、
「献立いろいろみそ」をのせて、
くるくるっと巻いて食べるんです。
スライスチーズはなくてもいいのですが
「献立いろいろみそ」の甘みに
スライスチーズの塩気と油気が加わると
ちょっと嬉しくなります。

我が家の定番食材と呼ぶには
まだ日が浅いのですが
先輩格の「赤だし」と共に
「献立いろいろみそ」は
すでに我が家に欠かせぬ食材として
日々活躍しています。


あつくなってきましたね。
くれぐれもおからだ大切におすごしくださいませ。
ではまた。

(☆ぬばたまの☆



名古屋ではあたりまえの調味料なんじゃろうか、
その「献立いろいろみそ」というのは?!?!
知らなかった‥‥!
で、もう何も言うことがないんじゃが、
八丁味噌と赤だし。
「八丁味噌」は、豆味噌のうち、
「岡崎城から八丁離れた八帖町」が起源の特産味噌。
「赤だし」は、もともとは商品名で、
豆味噌に、だしをくわえたものをさすんじゃよ。
ちなみに豆味噌は愛知・岐阜・三重の
東海三県の地域食じゃな。

さてその「献立いろいろみそ」は
別名「赤味噌」ともいうそうじゃ!
こちらの投稿をごらんあれ!

【赤味噌】

我が家の定番食材は「赤味噌」です。
名古屋の冷蔵庫には必ず入ってる「味噌」です。
普通の味噌と違いマヨネーズのような
チューブに入った味付け味噌です。
イチビキの「献立いろいろみそ」か
ナカモの「つけてみそかけてみそ」です。

我が家の定番レシピ
「ジャガイモとたまねぎの味噌チーズ焼き」
材料:
ジャガイモ1個・たまねぎ半分・
ピザ用のとろけるチーズ適量、上記のみそ、
胡椒・酒少々。バターひとかけ。

<作り方>
1.ジャガイモとたまねぎを薄く切ります。
2.グラタン皿に切ったジャガイモとたまねぎをのせます。
3.2に胡椒と酒をふり、バターをのせてラップをします。
4.レンジでやわらかくなるまでチンします。
5.やわらかくなったらチーズをのせて
  上から味噌をかけます。
6.トースターでチーズがとけるまで焼いて
  できあがりです。

私はよく、おかずが1品足らない時に作ります。
チーズと赤味噌がよくあうんです。美味しいですよ〜。
簡単なのに、手をかけたようにもみえるのでオススメです。

(左



名古屋の自炊人には「イチビキ」や「ナカモ」という銘柄は
う〜んとポピュラーなんじゃろうな〜!
そして、味噌の使い方も、使う量も、
全国一ではないだろうか(わしの感覚調べ)。
そしてこのレシピ、うまそう‥‥!
半熟卵をおとしても、いいかもしれないと思った。
「簡単なのに、手をかけたようにもみえる」
それは自炊人への福音じゃ!

さて次は、左どののところにも出てきた「チーズ」じゃ!

【スライスチーズ】

自炊老人様、はじめまして。
私の定番食材は「スライスチーズ」です。
一枚ずつくるんであるので、
使いやすくて保存がきき、重宝しています。

とろけないタイプのものは、そのままでサンドイッチに、
刻んでサラダやカレーのトッピングに。
また、3、4枚程重ねた状態で
端から7ミリくらいの幅でカットすると棒状になるので、
これを少し細めのちくわに差し込んでチーズちくわに。
これは衣をつけて天ぷらにしても美味です。
同様に細切りのにんじん、
冷凍のさやいんげんを差し込んだ揚げちくわとともに、
お弁当の定番メニューでした。
まるごと揚げてからカットすると
切り口がきれいで見栄えも良いです。
また、普通、ピザトーストは
とろけるタイプで作りますが、
とろけないタイプのチーズを載せてトーストしても、
糸を引いたりはしませんが、
その代わりにトロッとした濃厚な風味で、
これはこれで美味しいです。
ちょっと変わったところで、
スポンジケーキにチーズを焼き込むと
以外に美味しいので、カステラの
スライスチーズサンド、
なんていうのも結構いけるんじゃないかと思うのですが、
これはまだ試していません。

とろけるタイプのものは、
ピザトーストやグラタンの他、
トマトチーズオムレツ、おつまみしいたけに。

[トマトチーズオムレツ]
1.完熟トマト(ちょっと熟しすぎたくらいでOK)の
  種を取ってざく切りにし、バターで軽く炒める。
2.塩コショウで調味したとき卵を流し、
  ちぎったスライスチーズも加えて
  お箸で大きくかき混ぜながらまとめてゆく。
  うまくまとまらない場合は開き直って
  スクランブルエッグ、ということにします。
*分量はだいたい小ぶりのトマト1個に卵が2、3個、
 チーズ1枚でしょうか‥‥。

[おつまみしいたけ]
1.小さめの生しいたけの石づきを取り、
  アルミホイルの上に、さかさまに並べる。
2.マヨネーズを牛乳少々でゆるめ、
  青海苔を加えたものを1のしいたけの笠に塗る。
3.ちぎったチーズを適量のせ、
  オーブントースターでじゅくじゅくしてくるまで焼く。
*だいたい5〜10分くらいでしょうか。
 しいたけの大きさや火加減によって変わるので
 時々窓からのぞいてみて加減してください。

(あゐむ



スライスチーズ、便利だし保存もきくしと思い
購入したものの、冷蔵庫のスミでいつのまにか
「かっちんこっちん」になっていたりすることもあるので
やわらかいうちにこうして
活用するのがいいじゃろうな!
トマトチーズオムレツはわしもだいすきじゃ。
ごはんにも、パンにも合うところが、またいいよのう!

次は、そうだこれもあったのこの食材。

【煎りゴマ(白・黒)】

我が家で決して切らさない食材、
といえば、胡麻です。胡麻でした。
あまりに当たり前なので、
すっかり忘れていたほどです。

先日、ゴマだれ蕎麦を作って食べておりまして、
あっ! コレじゃん! と思い出したので、
改めて投稿いたします。

〜ゴマだれ蕎麦・うどん〜
・煎りゴマ(白)をたっぷり(40〜50cc/人くらい。
 これが大切!)すり鉢に取り、適当〜丁寧に擂る。
・濃縮出汁を加えて、もうちょっと擂る。
・水を少しずつ加えて、お好みの濃度に薄めつつ、
 しばらく擂る。
・水を加えて摺っていると、
 胡麻の油と水が乳化して白く濁り、少々とろみも出て、
 いわゆる「ゴマだれ」っぽくなります。
 出汁に混ぜただけでは「たれ」っぽくならないので
 ご注意を。
・麺は、蕎麦でも、ウドンでも、ソーメンでも。
 水で締めた冷やし麺で。

皿に麺を広げ、あらかじめタレをぶっかけて
食べるのが良いです。
バカみたいに単純なタレですが、
ちゃんと味加減すると問答無用のおいしさです。
そんなわけで、麺は上物だと却って麺に申し訳なく、
安物がオススメ。
家での飲みの締め、または宿酔いの昼飯に最適です。
個人的には、香ばしさとコクで薬味要らず、ですが
おろし生姜は結構合います。
ネギなどは却ってうるさい感じ。
また、黒ごまで作ると味も香りも
ちょっと濃いものになります。
こちらは、袋ラーメンに豚挽肉、
豆板醤と一緒に加えて「適当担々麺」に。

因みに、市販の「すり胡麻」は香りがすぐに抜け、
ツブツブの均質な感じも面白みに欠けるので、
個人的には使いません。
(中華の擂り胡麻「芝麻醤:チーマージャン」を使ったり、
 ピーナッツバターを代用することはあります
 →棒々鶏にも使える!)
とはいえ、流石に胡麻を「煎る」ところから
やったりはしませんが‥‥。
ヒマになったらやるかな?

(完全自炊中年



神田須田町の「まつや」の胡麻だれそばの、
あの濃厚なポタージュのようなうまみを
思いだしてしまったよ‥‥
ああ食いたい。
完全自炊中年どのは、食材ストックが
じつにすごそうじゃな!
こんど「全品リスト」を
見せていただきたいほどじゃ〜。
で、今回出てきた「すり鉢」。
「あたり鉢」とも言うこの鉢、
内側に放射状に溝がついていて
食材をすりこぎ(あたり棒)で
細かく砕く調理器具じゃ。
なかなかこれを持っている自炊人は
多くはないと思うが、
料理をするたのしみを拡げてくれる
すてきな調理器具だと思うぞ〜。
興味あるかたはぜひ、じゃ。

ではごまをもう一通。

【白ごま】

自炊老人さん、こんばんは!
ウチに欠かせない食材は【白ごま】。
銘柄は不問でこだわり無しです。
そしてこれ『手作りふりかけ』に使っています。
作り方は『白ごま』を煎って
すり鉢で粗くすったトコロに
包丁でやはり粗くきざんだ
『じゃこor小女子』をまぜたら完成。
それだけです。
このふりかけ、守備範囲はごはん、そうめん、
焼きそば等、主食炭水化物系から冷奴、
サラダあたりもオッケーと意外に広く、
何にでも"山盛りぶっかけ"が合います。
なので大袋買いしてほぼ毎日作って
毎日何かにぶっかけてます。
振り返るとモノスゴイ消費量。
毎日大量に使うのですが
『作り置き』は煎りたての香りが飛んでしまうし、
作る手間もかからないので
その日の食べる分だけ作るようにしてます。
ゴマリグナンとカルシウムばんざい!

(ちび君



ちび君どの、毎週投稿をありがとうじゃ!
いやほんとうにもうタダモノではないな。
そして「すり鉢」を
ほぼ毎日使っているとは、さすがじゃよ。
なお、ごまを煎るときは、「少なめの量で、
中火で鍋をよく動かしながら、全体が淡い黄金色になり
数粒がぱちぱちはじけたら火から下ろす」じゃ。
焦げると苦味が出るから注意じゃよ!

続いては、季節もの。

【梅干・梅サワー】

こんにちは。
あたしの定番は、自作の梅干、梅サワーです。
梅干は、塩分20%程度のものを毎年漬けています。
梅サワーは、青梅と砂糖と
酢をほぼ同量あわせるだけのものを、
これも毎年作っています。

夏の間のしょうゆは、梅干を何個かビンに入れ、
そこに減塩しょうゆを注いだものを基本的に使っています。
(普通のしょうゆだと、塩辛くなりすぎるので、
 減塩しょうゆ)

梅干と青じそをセットにして、
炊きたてごはんに混ぜたり、
薄切り豚肉にはさんで焼いたり、
冷奴にかけたり、大根おろしに入れたりして
暑い時期を乗り切っています。

梅サワーは、そのまま薄めて飲むのはもちろん、
おすしを作るときのすし酢や、
酢の物を作るときのあわせ酢、
かたまり肉や青背の魚を煮る時など、
料理にバンバン使っています。
もっとも簡単なのは、
切ったトマトにそのままかけるという使い方。
かけてすぐ食べるのもよいし、
冷蔵庫で30分くらい置いておくのもよいし。
さっぱりして、とてもおいしいです。

(りえぞー



梅干し自作とは、こりゃまた
上級自炊人なりじゃな、りえぞーどの!
そこまではなかなか真似が出来ないところじゃが、
梅サワー、そして梅干ししょうゆは
まねしやすくてナイスじゃよ。
青梅は、もう「名残」も過ぎてしまっただろうから
これを読んでさっそく、
というわけにはいかないじゃろうが、
覚えていたら来年ぜひ挑戦されたし、じゃ。

次は、第3回でシーフードミックスと香味油を
紹介してくれた自炊人からじゃな。

【天かす】

こんにちは。自炊老人さん!
改めてキッチンを見回したところ、
もう一つ切らした事のない食材がありました。天かすです。
惣菜コーナーで安く売っているものや、
百円くらいで袋に入ったもの、
どちらかが必ずストックしてあります。
たぬきそば、うどん、焼きそばなどは勿論、
味噌汁に浮かべたり、
大根おろしと共に醤油で食べます。
安っぽいですが、これが結構美味しいんです。
個人的にお気に入りのお好み風焼きの作り方です。

材料:
キャベツ
もやし
天かす

ソース
マヨネーズ

キャベツを千切りか粗みじん、
もやしはあまり長いと食べにくいので
ざくざくと軽く包丁を入れます。
キャベツともやしをフライパンで炒め
(すぐ火が通ります)、天かすを加えて混ぜます。
とき卵で全体を一つにまとめ、
お好み焼きのように両面を焼きます。
ソースとマヨネーズを塗ってどうぞ。
キャベツともやしの程よい
シャキシャキ感がたまりません。
天かすが程よくコクを出してくれます。
すぐに出来るので、
自分はバイト前の腹ごしらえによく作ります。
お好み焼き同様、好きなものを入れられます。
紅生姜等、色々試してみてください。
自分はキムチを入れたものが好きです。

(たー坊



なんと小麦粉を使わないお好み焼きなんじゃな!
さくさくと作って食べられるかんたんさがナイスじゃよ。
ちょっとしたおやつにもなるし、
味を濃くすればおかずにもなりそうでいい。
わしだったら、やはり豚肉を入れたいところじゃのう。

さて今回の最後は、そうじゃ豚肉じゃ!

【ぶたばら】

自炊老人様が「ぶたばら」‥‥と
2週続けて唱えておられるので、投稿します。
私の家の冷蔵庫でもぶたばらはほぼ定番食品化しています。

ぶたばらは買ってきたらさっと洗って
ペーパタオル等で水気をふきとり、
強めにあら塩をふります。
そのままタッパ―などにいれてふたをして冷蔵庫へ。
ひとばんおいたら使えます。
そのままかなりの期間冷蔵庫でもちます。
塩の量によると思うのですが、
私はだいたい1週間〜10日くらいで
食べきるようにはしています。
時間をおくと風味がどんどんよくなります。
中盤からは、ラップか何かで
ぴったり包んで冷蔵庫にいれたほうがいいようです。
平松洋子さんが雑誌に紹介されていたように、
干し肉にしてもいいです。
針金でぶたばらを流しのうえにつるして半日。
それ以降は冷蔵庫に保存します。

食べ方は、もっぱらただ焼くだけ。
厚さは好みで。
フライパンに油をひかず、切ったぶたばらをおいて、
火にかけ、かりかりに焼きます。
油がにじんできたフライパンの横ににんじん、
じゃがいも、かぼちゃ、オクラ、レンコンなどを並べて
一緒に焼けば付け合わせも同時にできます。
味付けは何もいりません。
塩だけでこんなにおいしいの? と思います。

そのほか、ベーコンの代わりにもなります。
ぶたばらはすばらしい食材、と私も思います。

(あおき・まり



ぶたばらなしの人生は考えられない
ぶたばら色の人生をおくる
ぶたばら好きのわしの意図を深く理解してくださって
感謝感激じゃ、あおきどの! そう、ぶたばらは、
すばらしい食材なんじゃよ。
そうそう、近刊である『買えない味』
平松洋子さんも書かれていたとおりじゃよな!
塩をして寝かせたぶたばらは、
焼くだけで「うおおおおっ?!」と叫ぶうまさじゃ。
わしは鋳鉄のグリルパン
(ぎざぎざのついたフライパンじゃ)で
焦げ目をつけながら焼くのが好きじゃよ〜。

さてさて、食材の買い出しに行ってくるとするよ。
この「定番食材」特集、
まだ紹介したいメールがとどいているので
もう一週延長! よろしくじゃ!
では、アビアント〜〜〜〜〜〜っ!!!

2006-07-02-SUN

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