がんばれ自炊くん!
「ふだん食」はじぶんで作るって、どう?

はじめて買う自炊道具は?
〜新人自炊人にアドバイスを!〜


ほぼ日はシエスタ月間だそうじゃな。
たまにはのんびりするのもよいものじゃ。
というわけで、このコンテンツも
シエスタモードに突入じゃ!

というか……わしが明日から9日までヴァッカ〜〜ンスを取らせていただく、
ということなのじゃがな。すまんの〜。


行き先は、東京から飛行機で2時間半、
さらに飛行機を乗り換えて1時間、
そこから船で10分の、とある島じゃ。
自炊道具は持たんで行くが、
民宿の台所を覗いて、
おかみに土地の料理をいろいろ教わってこようと思うぞ。
珍しい食材さがしも楽しみじゃ。
行ってくるでな!! チャオ!

……と、その前に。
留守の間に、先輩自炊人たちに
手伝ってほしいことがある
のじゃ。
まずはこの後輩自炊人からのメールを読んでほしい。

●そろそろ独り暮らしを始める予定なのですが、
 自炊に必要最低限の道具を教えて下さい。
 安くて色々な使い方のできる道具があると、
 嬉しいな。(小泉)


そうじゃ! 今まで先輩自炊人たちには
多くのレシピを寄せてもらっておったが、
道具についてはほとんど触れずに来たからのう。
小泉殿のメールがよい機会じゃて、
先輩自炊人よ、新人自炊人たちのために
自炊道具を推薦してほしいのじゃ!



道具、と言ってもいろいろあるが、
ふつうのアパートメントを想定して、
キッチンにはガスコンロ(あるいは電気コンロ)が
はじめからついていることにしよう。

それから、食器、箸、カトラリー類や、洗剤、
タオル、手ぬぐい、エプロンなどは道具に入れずに考える。
“調理のための道具”を選んでほしい。

さあ、親元を離れてはじめて自活する新人自炊人は、
何を用意したらよいじゃろうか?

(A)3点コース・いくらなんでもこれだけは!
(B)5点コース・これがあればなんとかなるぜ!
(C)10点コース・ここまで揃えりゃ何でもできる!


で考えてほしい。

おっと、予算も大事じゃな。
総予算は安いに越したことはないが、
「この道具にはこれくらいの予算は割り当てたほうが」
などの意見もあろう。
そのあたりも含め、選んだ調理用具が
それぞれいくら(かければよい)かも提案してほしい。
店で迷わないようにどう選んだらよいか、
買うポイント、どんな店で買うか、
推薦するブランドやメーカーがあれば
ぜひ教えてほしい。

プリントアウトすれば
そのまま買い物リストになる、
という心意気で願いたいのじゃ。

 

たとえばわしの場合、5点コースで、こうじゃな。

  1)厚底の大きめの鍋……1万5000円
    スパゲティが茹でられる容量で。
    これでゴハンも炊けるでの。
    鍋は一生ものじゃから、
    慎重に、大手デパートなどで
    ブランドもののよい鍋を奮発することを
    おすすめするぞ!
  2)トング……500円
    長さ20センチくらいのもの。
    菜箸よりカンタンで便利じゃ。
    百円ショップでも売っとるが
    見た感じ、丈夫そうなものをな。
  3)中華鍋(フライパン)……3000円
    炒める・揚げる・蒸す、何でも来いじゃ!
    鉄製の“打出し”がよい。
    直径30センチくらいで、
    利き手と反対の手で持ったとき
    意外と軽いな、というくらいの重さで。
    持ち上げて使うからのう。
  4)和包丁(三徳包丁)……4000円
    ハガネのものを。 刃渡り20センチくらい。
  5)まな板……5000円
    木製(桐材など)で、 厚手・大ぶりのもの。
    シンクの上に渡せるくらいのサイズが便利じゃよ。


では、自炊人たちよ、留守を頼むぞ!
(留守中もシエスタモードの更新を予定しとるでな!)

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新しい議題へのメール、お待ちしてます!
jisui@1101.comまでお送りくださいね。

もちろん、この議題以外にも、さまざまなレシピや
自炊に関することがらの
いろんなおたよりもお待ちしていますよ!
(感想も、よろしくね!)


染めてあげましょ紺地の小袖、
かけておくれよ情のたすき〜♪

おっと、メール待っとるぞ〜!

2000-08-04-FRI

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