イトイの読んだ本、買った本。
 
イトイの読んだ本
『吉野弘詩集』
著者:吉野 弘
発行:角川春樹事務所(ハルキ文庫)
価格:¥ 714(税込)
ISBN-13:978-4894565173


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イトイはこう言っている。
吉野弘さんの詩は、『祝婚歌』が有名です。
そらんじている人も、けっこういるという詩です。

ぼくは、以前紹介した、
曾野綾子さんの本
『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』
みたいに激しくは言えないのですが、
親鸞の「善人なおもて往生をとぐ」というような考えに、
とてもひかれるものがあります。

前に、「善いことをするときには、
ちょっと悪いことをしていると
思っているくらいがちょうどいいんだよ」という
吉本隆明さんのことばを
『今日のダーリン』に書いたとき、
ふと思いだした吉野弘さんの詩を読み直していたのです。
『夕焼け』という詩のことです。
吉野弘さん御本人が「快諾」したということで、
インターネット上にも掲載されていますので、
よろしかったら、検索して読んでみてください。
いろんなことを思うことでしょう。
もっと読みたくなったら、ぜひ本を買ってください。

 
乗組員も読んでみた。
吉野弘さんは、
『祝婚歌』、『夕焼け』、
『I was born』などで知られ、
国語の教科書に掲載されたこともある
1926年生まれの詩人です。

この本には、
上記の代表詩を含め、
97篇の詩が入っています。

詩の中には、
日常のちょっとした、どこかで見たことのある風景が
たくさんでてきます。

ただ、見たことのある風景でも
見る目がちがえば
こうも異なり、
こうも深く広がるものなのかと思いました。

簡単な言葉で書かれている分、
どれもすっと入ってきて、
とてもよかったです。

ぱらぱらと読むもよし、
じっくりと読むもよし。

柔らかい言葉をたのしんでください。

2010-01-16-SAT
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