日曜日、いかがおすごしですか?
人々が日常生活でやらかした、
さまざまな「まつがい」をお届けします。
ああ、やるねぇ、やりがちだねぇ、
というありふれたものもありますし、
うそ、そんなの、ありえないでしょ、
というめずらしいものもあります。
お時間ゆるせば、バックナンバーも
どうぞお楽しみくださいませ。

バスに乗るために、
バス停に向かって歩いていたら、
ちょうどバスが来た。
時刻表の時間よりずいぶん早く来たけど‥‥
まいっか、ラッキー!
と思って駆け寄ったら、
バスと似たような色合いをした検診車でした。
(ゆきだるま)
小学校の時の事。
当時私は吹奏楽をやっていました。
顧問はわりと年配の先生。
その先生は老眼鏡なのか、
みんなを見るときは
眼鏡を頭にかけるクセがありました。
ある日、吹奏楽の大会があり、
みんな出番間近でソワソワしていた時、
先生がやってきました。
すると先生はいつも通り
頭に眼鏡をかけたのですが、
先生も緊張していたようで、
しばらくするとその事を忘れ、
もうひとつのスペアの眼鏡をかけていました。
見事に私達の緊張は緩和されました。
(のんたっく)
夜勤明け。
朝食後、食堂出口で気づくと
手には食堂のポットが!
どうやらバッグとポットを間違えたらしい。
が、その瞬間の記憶がない!
同僚達は目がテンに。続いて大爆笑!
‥‥仮眠もとれなかったんだもん。
(宇宙人まりこさん)
60歳を過ぎても事務仕事をしている母。
やっぱり目が疲れるらしく、
仕事から帰ってくると
目薬をさすのが日課となっています。
ある日の夕方、台所から母の
「ギャーッ!」という悲鳴が‥‥。
何事かと駆け寄ってみると、そこには
「目が、目が!」と目を押えて
もんどりうっている母の姿。
母の傍らには「水虫の薬」が転がっていました。
幸い大事には至りませんでしたが、
その半年後にもう一度同じことを
繰り返すとは想像もつきませんでした。
(目には目を)
ホームセンターの
広い廊下を歩いていたときのこと。
後方から、2歳前と思しき女の子が
こちらに走ってきました。
その子のさらに数メートル後ろからは、
若いお父さんが
「そっちじゃないよ!
 ダメだよ、こっちこっち!」と
追いかけてきていました。
その先には階段があったので、
引き止めてあげようかなと思ったとき、
女の子は私の横を通り過ぎ、
少し先を歩いていてこの騒動に気付いていない
ウチのダンナの横まで来ると、
ふいにダンナの手をとりました。
あぁ、この年頃の子は、
自分の目の高さが自分の世界だから、
勘違いしちゃったのね。
気付いて泣き出さなきゃいいけど。
急に手を繋がれたダンナは、
当然女の子に目をやりました。
しっかりと目が合った二人は、
‥‥そのまま無言で平然と歩き出したのです。

ええっ!?
あなたたち、いろいろとまつがってます!
あまりのことに唖然とした私、とその子のパパ。
「ちょっ、ちょっ、
 ちょっと、なにやってんのよ!」
と私に呼び止められて、やっと我に返る二人。
追いついたパパにはお礼を言われましたが、
文句言われてもおかしくなかったですよねぇ。
(漆花)
今日も「ほぼ日」を開き、言いまつがいをチェック。
メニュー画面の説明を見て、
「今日は聞きまつがいかぁー」と
再生していた音楽をとめてしまいました。
「聞きまつがい」だから、
自分が何かを聞くつもりでいました‥‥。
文字を読むわけだから
音楽の再生をとめる必要ないですよね‥‥。
(あや)
人の「まつがい」を読んで
自分の「まつがい」を思い出したときこそ
投稿するチャンスです。
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メールしてください。お気軽にどうぞ。
それでは、また、明日ー。
イラスト:しりあがり寿


2009-07-05-SUN
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN