ルールも規則も守らず、
ただただ無秩序に自由に振る舞う人は、
基準となるものがないゆえに、
ある意味で「まつがう」ということが
ないのではないでしょうか。
つまり、「まつがう」のは、
あなたがまっとうであることの裏返し。
そういうややこしい話はともかく、
今日もシンプルでおかしい
「まつがい」特集でお楽しみください。
久しぶりの休日。
録画していたテレビ番組を観ていました。
番組がCMに入ったとき、
なんの迷いもなくいつものくせで
チャンネルをザップしていました。
それから30分程、再生中の番組の存在を忘れ、
リアルタイムのテレビを楽しんでいました。
(一緒に観てた母も気付かず)
強度の近視です。
ある朝、メガネをはずし、顔を洗いました。
コンタクトレンズを入れ、
化粧水をつけてから、メガネをかけました。
目の前の鏡をみつめ、
視界がぼやけるのはなぜだろう、と
数秒間固まりました。
(もうすぐ老眼鏡)
パン屋でバイト中でのことです。
お会計のとき。
私「メロンパンが1点‥‥」
客「それ、カレーパンです」
私「ぁ‥‥」
‥‥考えられなぃまつがいですょ。
ホント恥ずかしかったです‥‥。
(PANDA)
スーパーのレジでの出来事。
いくつかの商品がレジを通るあいだに
大体の値段を予想して1500円を出していました。
しかしそれ以上になりそうだったので
更に1000円出しました。
結果、2285円だったので、財布の中を見て、
「ちょうどある!」と思って
280円と1円玉5枚出しました。
すると、レジのお姉さん。
「2784円お預かりします」
‥‥え?
最初に1500円出した時の500円玉を
引っ込めるのを忘れていた私と、
一円玉5枚を4枚と数えてしまったお姉さん。
その異常な金額を、
お姉さんはそのままレジに打ち込みます。
結果、戻ってきたお釣りは499円。
細かい小銭を出してスッキリしたはずが、
細かくなってかえってきた悲劇。
‥‥自分のまつがいに気づかれたくないので
1円はなかったことにしました。
(財布は小銭だらけ)
今や喫煙者にとって携帯灰皿は必携。
おまけにもらえるビニールのよりも
かっこいいのを探しにロフトに行くと、
あるある、値段もピンからキリまで‥‥。
どれにしようか迷っていると、
高校生らしき女の子が近寄ってきた。
A子「えー、ケータイ灰皿じゃん」
B子「たくさんあるね〜」
A子「ケータイと灰皿って
   一緒になったんだ〜
   技術ってすごいね〜
B子「いや、そうじゃないだろ‥‥」
まぁ、ケータイ灰皿ってあれば便利かも。
でも、そんなのロフトで売るか??
(T)
5ヶ月になる息子が遊んでいるのを、
うっとりと観察していた時のことです。
おもちゃの太鼓を
上手にバンバン叩いていたので、
「上手だねえ」と褒めつつ
頭をなでなでするつもりでした。
が、気づくと息子と同じリズムで
彼の頭をバンバン叩いていました。
それも、けっこうな力で。
あわてて謝りたおしました。
(にゃむしゃん)
読みながら自分の「まつがい」を
思い出したそのときこそ、
初投稿の機会ではないでしょうか。
さあ、下の「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをシンプルに書き表し、
できたら迷わず送信ボタンを押してください。
やってみると、意外に簡単です。
明日も「まつがい」の特集ですよー。

イラスト:しりあがり寿


2009-03-07-SAT
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN