その1823
みなさん、こんにちは。
きょうは、あの、あれです、あの、
「こどもの言いまつがい」だとおもいます。
こどもっていうのは、
「言いまつがう」のがふつうなので、
いつもは、のらないんだけど、
こういうとくしゅうだとかのときは、
どんどん、のるので、おもしろい。
さいごまで、たくさん、よんでね。
私は中学校教諭。
小3と小1の娘は毎日
帰宅の遅い私を待っています。
ある日、娘が一言。
「あーあ、ママが
 残業主婦ならいいのになあ。
 そしたらいつも家にいるのに」
娘よ。それを言うなら「専業主婦」だね。
(残業手当が出ない残業主婦)
私が旅行で飛行機に乗った際、
私の前を歩いていた小学生くらいの男の子が
たくさんの飛行機を前に目を輝かせて一言。
「お母さん、僕が乗る
 NASAの飛行機はどれ?」
えっ!? 宇宙行くの!!
(ANAの飛行機搭乗客)
ウチの娘(当時6歳)が
蚊を両手でパチンと捕まえた時の話。
両手をおそるおそる開くと、
「蚊が吸った血」がべっとり。
それを私に見せながら得意げに‥‥。
「ママ見て〜、
 これ蚊がチったスだよ!」
(じゅんこ)
夕飯の支度をしていると、
小学校1年生の息子がやってきて、
鍋をのぞきこんでこう言った。
「今日のおかずは
 にんぴらごぼうか」
私が笑ったので、
間違いに気付いてこう言いなおした。
「違った! にんじんごぼうか!?」
どうしてもにんじんを
料理名に入れてあげたかったのね。
(仲間外れは許せん!?)
来月の保育園の学芸会に向けて
劇の配役が決まったらしい息子。
劇は『じゅげむ』とのこと。
「で、何の役になったの?」
「うんとねー、『トレーナー』だよ。
 ホラ、ボクたくさん
 ご本とか読んでるからさ」
「(じゅげむなのに『トレーナー』??)
 あ! ひょっとして『ナレーター』?」
「あ、そうそう、それそれ」
(お母さんも幼稚園のとき
 「ナレーター」でした)
学校に勤めています。
4年生の男の子が上級生に質問してました。
「ねぇ、ねぇ、○○ちゃん、
 1セントって日本語で何?
通訳すると
「1セントって何円?」だと思われる。
(みすたー)
小学生の息子が、
大きく切ってもらった誕生日ケーキに、
たっぷりと生クリームを乗せて
にこにことフォークに突き刺し、
「これこれ、このタワシがまた、
 うまいんだよねええ」
「スポンジだろっ!」
思いっきり姉につっこまれてました。
(確かに掃除用具つながりではあるが?)
お醤油をこぼしてしまい、
あわててペーパータオルを
持ってきて拭いていたら、
姪っ子(4才)が
「おーっ!  おっきな
 トイレットペーパー!
‥‥笑えました。
(まりばす)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろかったとおもう。
あと、もっと、とうこうを、してね。
したの「投稿する」ボタンをクリックして、
かいて、いろいろ、おくってね。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
よむとおもしろいから、よんでね。
じゃあ、また、おくるね。

イラスト:しりあがり寿


2009-02-10-TUE
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN