その1505

久々に「まつがい電話」の特集です。
といいましても、
「○○さんのお宅ですか」
「いいえ、違います」
「失礼しました」ガチャン。
というようなありきたりのものではありません。
ずばり、もっとドラマティック!
どうぞ、最後までのんびりとお楽しみください。
仕事が終わり、
ぐったりして家に帰ると留守録が1件。
まったく心当たりのない番号。
相手はどうやら年配のご夫婦。完璧間違い電話です。
「もしもーし、もしもーし」
旦那さんが一生懸命留守録に向かって叫んでおります。
どうやら留守録がわかっていない様子。
それを聞いていた奥さんが
「じいちゃん、留守番電話だよ!」
それでも旦那さんは
「もしもーし、○○ですけーど」
と繰り返している。
しびれを切らした奥さんが受話器を横取り。
端的に用件を言うと、最後にひとこと。
「まったく、
 使えない男だよ!!」

数年たった今でも忘れられません。
(サラ)
ある休日の朝での出来事。
♪♪♪〜(携帯の着メロ)
私 「はい、もしもし。どちら様で?」
相手「え? あ‥‥すみません。間違えました」
‥‥
♪♪♪〜
私 「番号、お間違えになってますよ」
相手「あ、あれ? 失礼しました‥‥」
‥‥
♪♪♪〜
私 「‥‥どちらにおかけになられるつもりで?」
相手「え‥‥? あ‥‥いや‥‥
   む、娘に‥‥失礼しました‥‥」
‥‥
♪♪♪〜
私 「‥‥メールか何かで
   ご確認されたらどうでしょうか?」
相手「‥‥あ、はい‥‥。
   どうもすみません‥‥失礼しました‥‥」
‥‥
♪♪♪〜
私 「‥‥もう携帯での連絡はお止めになられては」
相手「‥‥‥‥あ‥‥え、えと‥‥
   す‥‥すみません‥‥」
この間なんと10分足らず。
この後この人は娘と連絡が取れたのでしょうか?
(風の置物)
あああああああ‥‥‥‥っ。
今しがたやらかしてしまいました‥‥まつがい。
会社の内線をかけたつもりが
「はい、警察です!」
またSさん冗談なんか言って!
「どうかしましたか?」
えっ? マジ?
「すっ、すいません間違えました!」
かけようとしていた内線は110番。
会社の内線は番号を直接、
外線は0発信なのですが、
無意識の内に番号の前に0を押してしまって、
警察にかけてしまったのです‥‥。
10分たった今も、冷や汗が止まりません。
(撃沈女)
NTTの「116番」で、
電話やインターネットの
新設・移転等の受付をしております。
「電報を打ちたい」(これは115番)、
「相手が話し中か調べたい」(これは114番)、
「あれ、時報じゃないの?」(これは117番)
等々の電話をいただく事も日に何度かあり、その度に
「恐れ入りますが、○○番へお掛け直しを‥‥」
とお願いしております。先日は
「車が川に落ちたので
 救急車を頼む!」

という電話をいただき、
さすがに一瞬絶句してしまいました。
119番と間違えられたようです。
「お客様、こちらはNTTでございますが‥‥」
と申し上げたところ、
「あ、ごめんっ!」と仰られ、電話が切れました。
(モリノク)
私の名前は「純」といいます。女性です。
ある日、家の電話が鳴りました。
「はい○○(苗字)です」と出たところ
女性の声で
「純さん、いらっしゃいますか?」
「はい、私です」
「いえ。純さんは‥‥」
「ですから、私です」
「‥‥あっ、間違えました」
って「純さんですけど?」と
電話を切ってからもボーゼンとしていたら‥‥
数分後、また電話が鳴り、
今度は男性の声で
「純さん、いらっしゃいますか?」
どうやら、何かの名簿を見て、
勧誘の電話のようでした。
たぶんマニュアルでは、
男性には女性が電話
女性には男性が電話するという、
勧誘だったようです。
(純くんではなく純ちゃんです)
小さい頃、夏休みにプールに行った後、
親戚の家に遊びに行ったときのことです。
1人で行ったので、母に迎えに来てもらおうと、
生まれて初めて1人で電話しました。
しかし、違う家にかけてしまった私は、
見知らぬ人にむかって
「誰ですか!?」
と言ってしまいました。
自分が間違えたのに‥‥。
(チョコ)
8月末にこんな留守電が。
「もしもし先生ですか〜?
 実はまだ宿題終わってませ〜ん!
 ん?‥‥間違えた!!」
名はなのってなかったが、
私のクラスメートだとすぐにわかった。
(サワウサ)
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イラスト:しりあがり寿


2008-03-29-SAT
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN