その1398

あー、もう、やることがありすぎて
なにから手をつけていいかわからない!
そんなときはまず大きく深呼吸。
そして、元祖「言いまつがい」を読み、
くすくす笑って頭をすっきりさせてください。
どこから読んでも大丈夫。
どこで読み終えても大丈夫。
イッツ・ゴナ・ビー・オールライト。
本日も傑作満載でお届けいたします。
母の同僚Kさんはある日、
「部長と掛け合ってくる!」
と言ったつもりが
「部長に駆け寄ってくる!」
と言ってしまったそうな。
(ギャーキー)
友人は彼との関係について
話し合いになったとき、
「私のことどう思ってるの!?」
と言おうとして、
「私はどう思ってるの!?」
と叫んだ。
(あまえび)
会社の先輩と反省会をしていたとき。
先輩「なんでそうなった?」
私 「すみません。
   出歯つまってしまって‥‥」
先輩「出歯は、つまらないだろ」
「せっぱつまってしまって」
と言いたかったのに、
反省もせっぱつってしまいました。
(出歯ぎみの女)
通信販売の会社にいます。
商品がおかしいと
怒りくるって電話してきたお客様、
最初から最後まで
クリーニングオフさせろ!」
と叫んでました。
突っ込むのはやめておきました。
(クーリングオフは到着から8日間)
久しぶりに夫婦でボウリング。
帰りの車内で「腕が痛い」と言う旦那に向かって、
「筋肉のクーリングオフが必要よ!」
とまじめに私。旦那は冷たく、
「クールダウンでしょ」と。
(ひだまり)
温泉旅行のお風呂上り、
美人の友人のユリに
「ユリ〜、ブラシ貸して〜」
と言おうとと思ったら、
「ブリ〜、ユラシ貸して〜」
と口走ってました。
ブリって‥‥誰?
(トモ蔵)
妻と町を歩いていた時、
某高級ホテルを見上げて妻が一言。
妻「私なぁ、夢があるねん」
私「何なん?」
妻「窓際でバスローブ片手
  ワイングラス着たいねん!」
慣れない贅沢にテンション上がりすぎ。
(ジジネコ)
某ケーキ屋で働いているのですが、
ケーキの名前が難しいのか、
ご年輩の方が良く言いまつがいをなさいます。
「季節のフルーツタルト」
というのがあるのですが、おばあちゃまが
「この、奇跡のフルーツタルトと‥‥」と。
おばあちゃま。
ウチのケーキはそんな大層なものではございません。
(はる)
先日、息子と一緒に
息子の友人が出ている
オーケストラのコンサートを見に行った際、
「〇〇君(友人の名前)は
 何の楽器やってるの?」
と聞いたところ、息子は
オーボラ吹いてるんだって」
と答えました。すると、私も
「ああ、オーボラね」
と、気づかずに答えてしまいました。
オーボエのことでした。
(どどみん)
友人のM子がある日、会社に忘れ物をしました。
彼女の会社は、
最後に帰る人が施錠することになっていて、
彼女は鍵を持っていません。
慌てて会社に電話して
「わたしが戻るまで
 誰も帰らないでね!
と言ってしまったそうです。
「誰か帰らないで残っていてね」
と言いたかったそうなんですが‥‥。
みんなから「何様だ?」と突っ込まれたそうです。
(RUN)
一昨日の出来事です。
仕事を終え、事務所のメンバーと飲みに行き、
テレビの話をしていました。
小学生向けの番組を最近見たらしい営業のU氏。
「この前、テレビであの企画やってましたよ。
 一列に並んで大人数で走るやつ。
 16人32脚!
「それ、普通に走ってるだけじゃないっすか」
テレビの企画で行われているのは、
「30人31脚」という競技です。
でも、何度言っても、
「いや、16人32脚だ」と譲りませんでした。
(masa)
北海道のお土産話で、
「木彫りの熊」のことを、
「くぼりのきま」と言った、
私の脳の構造を褒めてあげてください。
(なお)
お世話になったあの人に、
年末年始のあいさつを届けるように、
「言いまつがい」に投稿してください。
まずは下の「投稿する」ボタンをクリック。
立ち上がった新規メールの画面に
身のまわりに起こった愉快な出来事を記し、
できたところで送信ボタンを押してください。
連載の傑作をそれぞれ700以上も収録した
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
「ほぼ日ストア」でいますぐ注文可能です。
どうぞよろしくお願いします。

イラスト:しりあがり寿


2007-12-13-THU
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN