その1382

みなさん、こんにちは。
きょうは、こどもの「言いまつがい」を、
たくさん、ならべてみることにします。
こどもは、こどもなので、ふつう、
いろんなことを「言いまつがい」します。
だから、あたりまえなので、いつもは、
「言いまつがい」には、あんまりのらないです。
でも、ときどき、こうやって、のる。
たのしいので、こどもはたのしいので、
たのしいとおもうので、よんでね。
すると、たのしいとおもいます。
じゃあ、また、さいごのところでね。
5歳の娘の言いまつがい。
えびちゃんを見てため息とともに一言。
「あたし、大きくなったら
 モデルルームになる!」
(あ・こりん)
小2の娘が
「わたしのオジジになる技
 知ってる?」
オジジ? おじじ?
お爺になる技? どんなワザ?
正解は、「オリジナル技」でした。
毎日DSにいそしむ娘の発言。
(期待はずれ)
昨夜の夕食の
きんぴらごぼうを見て6歳の息子が
「えー、今日もキンキラゴボウ?
と嫌そうに言ってました。
(やよい)
幼稚園年長さんくらいの男の子が、
ファーストフード店のカウンターで
元気いっぱいに
バメメシェイク
 1つくださいっ」
と言いました。カタカナ覚えたてかな。
(れいん)
妻が「モンキーバナナパン」なる
菓子パンを買ってきた。
翌朝、娘の朝食にと出された。
娘はパンの袋を開いてにおいを嗅いで一言。
「う〜ん、モンキーの香り!
そんなパンは食べたくないです。
(フェネック)
息子が小学生の頃。
いろんなケーキを買ってきて、
「どれがいい?」と聞くと
モンブランを指さして、
モングリーはきらいや!」と叫んだ。
たしかに栗やけど‥‥。
そんな息子ももう大学生です。
(JAM)
私の家に電話をかけた友人。
電話に出たのは当時幼稚園児の弟。
友「お姉ちゃんは、いるかなぁ〜」
弟「はい。います!
‥‥十数秒の沈黙。
友「あの〜。お姉ちゃんに
  代わってくれるかなぁ?」
弟「ハイ!」
弟いわく、
「いるかってきくからいるって言った!」と。
確かにまつがってないけど‥‥。
(ひよこ番長)
急用ですぐ出掛けなければならなくなり、
夜勤明けで眠っている主人に
子供の面倒を頼みました。
大人しくビデオを観ている3歳の息子に
「すぐ帰ってくるから。
 パパが寝てるから、
 何かあったらパパを起こすんだよ!」
と言い聞かせて出掛け、帰ってくると、
主人が寝ぼけ顔で起きているので
「なんかあったの?!」と聞くと
「なんか、ゴジラの人形がどうとか言って、
 起こされた‥‥」と言うので
息子にどうしたのか聞くと
「だって、何かあったら
 起こしなさいって言うから‥‥
 そこに人形あったから‥‥
と半べそで答えました。
(p)
3歳の次男が急に
「おなら、出でよ!」
と叫びました。
何度も真剣に言っているので、
そんなこと言ったって出ないだろうに‥‥
と心配になって近づいたところ、
次男は弟が自分の大事にしている
恐竜カードをイタズラしていたので
「おらないでよ!」と
注意しようとしていたのでした。
うまく言えていないうえに
変なところで区切るから‥‥
もう! 紛らわしい!
(ぺーすけち)
うちの小2の姪は
「○○でけっこうコケコッコッー」
という文句が思い出せずに
「○○でけっこう‥‥ニワトリ!
と言っていた。語呂悪くない?
(キョーコ)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろいとおもった。
こういうようなことを、しってたら、
したの「投稿する」というボタンをおして、
メールでおしえてくださいね。きっとです。
あと、それから、ほんのはなしです。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』という
ほんが、あって、じがおおいけど、
こどももたのしくて、おもしろいので、
どうぞ、よろしくおねがいします。
じゃあね。ありがとう。さようなら。

イラスト:しりあがり寿


2007-11-27-TUE
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN