人が、自分の「まつがい」をここに投稿し、
ほかの誰かと分かち合うというのは
ある種の供養といえるのではないでしょうか。
くよくよ反省するような「まつがい」も、
明るく話してしまえば笑いのタネ。
そういった愉快な「まつがい」が
今日も、たくさん届いていますよ。
最後までごゆっくりどうぞー。
ひとり暮らしで、
会社にお弁当を持っていってます。
ご飯を炊いたある日、
一膳分を次の日持って行くお弁当箱に、
残りを、お弁当箱と同じくらいの大きさの
タッパーに詰めました。
次の日の昼食時、
「今日はやけにお弁当が重いなあ〜、
 それにお弁当箱もなぜか大きく感じるし」
などと思いながら包みを開くと、
白いご飯だけが一杯詰まった
タッパーが出てきました‥‥。
(シャボンの風)
よく、めがねをしたまま
「めがねがない!」と探してしまう私。
先ほど、歯ブラシをくわえながら
「歯ブラシがない!」と探してしまいました。
あー‥‥。
(歯磨き粉は苦手)
お酒を飲んでいて、
たくあんがあったなと思い、
冷蔵庫からひとつまみすると、
リンゴを甘く煮たものでした。
(やきそばサーカス)
普段、化粧を落とすときには、
お風呂に入った際に最初に落としているんですが、
昨日、仕事から帰り、強烈な睡魔に襲われたので
お風呂は朝入ろう‥‥
あ、でも化粧だけは落としとかなきゃ、
と、洗面台に行き、
クレンジングオイルで化粧を落とし、洗顔したあと、
いつもの手順で化粧水と乳液を顔につけました。
そして、いつもの朝の手順で、
そのあと化粧下地(UVカットのもの)を塗りました。
下地が乾くのを待っている時に、
まつがいに気づきました。
結局、睡魔と闘いながら、お風呂に入り、
もう一度クレンジング‥‥。二倍疲れました。
女性の方には共感していただけるはず‥‥。
(野球女)
「音が出ない」と母からメールが届きました。
昨日渡したCDです。
家で録音し、再生して
音飛びがないのも確認して渡したのに。
仕方が無いので実家へ。
私「昨日渡したCDは?」
母「これだよ」
ギラギラ輝く記録面にでかでかと
マジックでタイトルが書かれていました。
録音し直して、翌日再度CDを渡しに行きました。
(海月)
私は趣味で小説を書いています。
そのため、思いついたことは
すぐノートに書き留めています。
ある朝、昨晩うとうとしながら
書いたページを開いたところ‥‥。
「主人公は男か女にする!!」
ときっぱりと書いてありました。
びっくりマーク2つもつけて、
私は一体何が書きたかったのでしょう‥‥。
(y)
今春、高校受験だった姪。
本命の県立高校の合格発表を一人で見に行った。
「名前がない! 不合格だ」という連絡で
母は滑り止めの私立高校に入学金の支払いをすませて、
中学の先生に無事手続きの終了を報告した。
中学の先生に
「えっ? 不合格? 
 そんなはずはない、
 もう一度よく見て来なさい」
と言われ今度は親子で
再び本命の高校へすっ飛んで行った。
その後二人は満面の笑みで帰宅して来た。母は
「この子の結婚式の披露宴でこの話をぶちまける」
と今から手ぐすねを引いている。
姪の弁解によると、特殊な科を受験していて
その発表の掲示が普通科より
少し離れてされていた
んだと。
(慌てん坊は伯母譲り)
薬を飲むタイミングで
「食間」というのがありますよね。
職場の子は今まで食事の途中
この薬を飲んでいたそうです。
おかずの1品として‥‥?
彼女は32歳です。
(あい)
心に秘めたその「まつがい」、
どうぞ私たちに分けてください。
投稿のやり方は驚くほどカンタンです。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
愉快なそのエピソードを
だいたいの感じで書き表し、
できあがったところで
すかさず、送信ボタンを押してください。
明日も「まつがい」の特集ですよー。

イラスト:しりあがり寿


2007-11-24-SAT
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN