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新着「言いまがい」〜その756


 

週末のおたのしみといえば?
そう、「まつがい」特集です。
ありふれた日常を舞台に、
ありふれた人々がやらかす、
ちょっとふつうじゃないミステイク。
ささいに思えることでも、
拾い上げてみると妙におかしい。
今日もたっぷりお届けします。
最後までのんびりどうぞー。


お弁当をつくりながら
朝食の目玉焼きを焼いていた。
じゅ〜というフライパンの音に
コップに水を汲み
おもむろに水を注ぎ込んだ。
弁当箱に。
(ソラシド)

以前、会社のパソコンの
メールは受信すると
「ピンポン」と音がなりました。
10回中6〜7回は
「はい○○でございます!」と、
とびっきりの営業声で電話を取り
寒い思いをしておりました。
(今はもう音は消してあります)

私が高校生の頃。
ある暑い夏の午後、
渇きった喉をどうにかしたいと
帰宅した時、私の母が
「冷たいお茶、
 冷蔵庫にあるから飲んだら?」
と言うので冷蔵庫を開けると
私の湯のみにお茶が入ってた。
おもむろに私はぐいっと一気飲み。
「酢」だった。
燃えるような喉をかきむしりながら
悶絶してる私の横で母は
「あ、それ酢よ」と説明。
私の湯のみに入れとくなあー!
(すみぞ)

会議室を出ようとしたその時、
なぜかドアを激しくノックした
という方
がいましたが、
仕事場の新人君もやってくれました。
お客様から預かったコートや鞄を
ロッカーに保管するのですが、
ロッカーを開ける際
「コンコン」っとノックを‥‥。
もし返事があったら怖いよ。
(出戻り美容師)

中学生の時の話です。
友達が魚の骨がのどにささって
取れないので医者に行きました。
しかし「うちでは処置できません」と
断られたと怒っています。
よく聞くと「接骨院」に行ったらしい。
「骨という字があるから
 取ってもらえると思うでしょ?」
と言うが‥‥それは無理でしょう。
(自然に取れてよかったね)

昔、わが家の風呂は
石油バーナーを使って沸かしていました。
ある日の夕飯時、なにやら風呂場が
やけに明るいと思い開けてみると、
タンクから漏れた石油に引火し、
炎が天井まで燃え上がっていました。
母は火を消し止めるべく、
小学生だった私に命じました。
「菜っ葉持って来い! 早く!」
(え! なんで菜っ葉?)
と思いつつもお勝手に走った私が
手に持ってきたのは、
葉っぱを使ってしまったあとの
カブでした。
「何で菜っ葉持ってこないんだい!」
と怒る母に、
「だってこれしかなかったんだもん」
と叫ぶ私。
「菜っ葉で石油の火が
 消えるわけないジャン」
と、一人冷静な姉が言いました。
風呂場の火は父が庭の土を
スコップでかけて無事消し止め、
事なきを得ました。
母は村の防災訓練で、
「天ぷら鍋に火が入った時には、
 傍にある菜っ葉を
 たくさん放り込むと消える」
と聞いてきたばかりでした。
(今は昔)

高校時代、
3回の遅刻は欠席1回とみなされるため、
ほぼ毎日、駅まで全力で走りました。
地下鉄の改札口を通ろうとする私に、
駅員さんが言いました。
「雨、やんでるよ」
地下で切符を切っている人が、
なぜ外のことがわかるのかなあ‥‥。
おかしいなあ、20秒前まで降ってたぜ。
定期券を見せて駆け抜ける私の背後から、
「お〜い、傘、傘、傘〜、
 とじなよ〜」

(さきころ)

信号待ちで、
向かい側をぼんやり見ていたら、
足もとに荷物を
どっさりおいている人がいました。
車のお迎えを待ってるのかなー
と思ったら、その荷物が
「んぶるっ」と震えました。
「!?」と思ったら、
信号を渡って来たのは
大きな犬3匹でした‥‥。
眼鏡かけよう、と思いました。
(なぎを)

今日も、堪能、堪能。
くすくす笑いながらも
「こういうのなら、あるわ」と思われた方、
いらっしゃいませんか?
思い立ったが、初投稿の日!
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こまかいことは気にせず
どうぞお気軽にメールしてください。
明日も「まつがい」の特集ですよー。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2006-03-11-SAT
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