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新着「言いまがい」〜その709


 

著名人の名前や映画のタイトル、
番組名といった「固有名詞」を
ついつい「まつがえて」しまうと、
正解を周囲が知っているだけに、
とても恥ずかしい思いをしてしまいます。
そう、たとえば、以下の人たちのように。
今日もたっぷりお届けします。
最後までよろしくどうぞー。


会社のみんなで話してたら
後輩サチコ(26歳)が
「私、初めて
 買ったCDは
 織田信長でした!」

小田和正って言いたかったらしいです。
(さちえ)

母が私に言いました。
「篠原涼子、
 結婚したね〜、
 正岡子規と」

惜しい!
(正解は市村正親)

ケータイのニュース速報で
「ディープインパクト敗れる」
というのを見て、
「ディープインパクト負けたって!」
と言おうとして、
「ディーパク‥‥」
と言ってしまい、
後が続きませんでした。
それを聞いた父は更に
「デーブインパクト
 負けたか!?」
と畳み掛けてきました。
言いまつがい親子です。
(なぎ)

先日母が、
見たい映画があるといってきました。
母「あの映画、
  よくある感動系だと思ってたら
  結構おもしろいらしいのよ」
私「なんて映画?」
母「えっと‥‥ほら‥‥
  『夕日が丘の三丁目』!」

私「『ALWAYS 三丁目の夕日』?」
母「あっそうそう!」
(大晦日は格闘技で年越しする我が家)

今日、本屋さんで、
「『農協の白石さん』
 って本ありますか?」

と聞いている男性がいた。
すでに読んでいる私は
「それは! 農工大の
 『生協の白石さん』ですっ!」
と解説したい衝動にかられました。
(他人の生まつがい初めて見た)

我が妹、高校3年受験生。
リリー・フランキーさんの泣ける名作
『東京タワー
 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』を
見事に言いまつがってくれました。
「何だっけ、
 あの大爆笑の名作
 『ボクとオカンと
  東京タワー』だ」

‥‥妹よ、爆笑物ではありません。
そしてオトンを忘れてはいけません。
(なぎ)

ある日、母と映画の話をしていました。
母「あれ、
  おもしろいらしいね〜。
  『YAWARA』だっけ?」
私「もしかして『SAYURI』のこと?」
(たまき)

友人と映画を見た後、
本編の前に流れる予告版の話に。
友「あれおもしろそうだったよね〜、
  ディズニーの‥‥
  ライオンとか出てくる‥‥」
私「あ〜、なんだっけ?
  『ヘルニア国物語』?」
『ナルニア国』の皆さん、ごめんなさい。
(たまき)
レンタルビデオ店に勤めています。
忙しくて気持ちがすさんできたころに
楽しい言いまつがいで
心がほぐれたりしています。
あるお母さん。
「あの、あれあります?
 『ナイトメア・
  ビフォア・アフター』」

「はい。
 『ナイトメア・
  ビフォア・クリスマス』ですね」
にっこり。
(ねね)

先日韓国に行ったときに
木にかかしがぶらさがっていたので
「『ナイトメア
  ビフォーアンド
  
アフター』
 みたい!」

張り切って言ってしまいました。
(劇的〜!)

うちの弟(小5)のまつがいです。
お昼過ぎに、たまたまついていた
テレビを見た弟が一言。
「あ、
 『節子の部屋』だ!」

(うみに)
いつもまつがっては、
友達に突っ込まれます。
『行列のできる法律相談所』
という番組を、
『法律のできる
 行政裁判所』
と。
「全部できるじゃん!」
と突っ込まれます。
(なぎ)
彼女との会話。
「宅急便って言葉は
 クロネコヤマトだけの
 商標登録らしいよ」
「へえ」
「でも、宮崎アニメの
 『ネコの宅急便』は、
 宅配便だと
 語呂が悪いから、
 わざわざお金払って
 宅急便にしたらしいよ」

「『ネコの宅急便』って何?」
「知らないのー?
 『ネコの宅急便』!」
「それって主人公って誰だっけ?」
「知らないの?
 キキっていう魔‥‥あ!」

(ジジには重すぎる)
少し前に恋人と
ジブリ美術館に行きました。
ジブリが好きな彼は大喜びで、
私も楽しくて、
はしゃぎながら全館を見てまわり、
最後にグッズが売ってる
お店に入りました。
そこには大きなフィギュアが。
興奮していた私は、つい大きな声で、
「あ! ししかばぶー!」
(ほんとは、シシ神さま)
レイザーラモンHGさんが
テレビに出ていました。
祖母「私、この人あんまり
   好きじゃないわねー
   レイモンドだっけ?」
父 「違うだろ、
   アーモンド
   じゃなかった
   っけか?」

知っていた私でしたが、
何もいわずにスルーしました。
(よし子)
珍しくテレビに釘付けの母。
「何見てるの?」と尋ねると、
「ほらあの人。
 ししどうさんが出てるの」

「‥‥ししどう?」と、
疑問に思いながら覗いた
ブラウン管には中村獅童の姿が。
(ししししし)
先日、テレビに
ある女性が出ていました。
芸能人や有名人に疎い私は、
彼女が誰だかわからない。
「エンクミかあ」
とつぶやいた旦那に
「ああ、セナと
 結婚した人?」
と聞くと、
「それはゴクミでしょ!
 これはエンクミ!
 しかも結婚した相手は、
 セナじゃなくてアレジ!」
と、容赦なくつっこまれました。
だって、いろいろ似てるんだもん‥‥。
(なまちゃん)
父の話は、微妙にどこか違っています。
「ほら‥‥あの
 動物好きなオジサンが
 おるじゃない、
 あの‥‥ハタゴロウ」
(ぴよ)

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一度やってみてはどうでしょう。
ほらほら。そんな迷わずに。ほらほら。
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イラスト:しりあがり寿
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2006-01-23-MON
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