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新着「言いまがい」〜その626


 

今日は「固有名詞の言いまつがい」を
たっぷりこってりお届けいたします。
著名人の名前、映画のタイトル、
番組名といった、さまざまな固有名詞が、
これでもかとばかりに
「まつがわれて」います。
大学の講義中などにこっそり読んでいる方は
吹き出さないようにご注意ください。
最後までごゆっくりどうぞー。


信じがたいのですが、
ケミストリーを
「ケミカルズ」
言い放ったことがあります。
誰だそれ。
(さなえ)

子(小1)が、テレビに出ている
レイザーラモンHGさんを見て一言。
「この人、
 レザーモードって
 いうねん」

たしかに、黒革仕様。
(豚皮仕様)

巨人軍新監督の原辰徳氏を
テレビでみていた友人が
「青大将、来年こそ
 がんばってほしいよね〜」
と。蛇?
(ジョっちゃん)

友人と芸能人の
話をしていた時のことです。
「なんだっけ、その人‥‥
 あぁ!
 まさかりくさおだ!」

いいえ、くさかりまさおです。
(金太郎)

ジャイアント馬場のことを
「バイアントじゃじゃ」
と言ってしまいました。
(べっちゃん)

古い話で恐縮ですが、死んだ父が生前、
NHKの『シルクロード』を見ながら
「う〜ん、
 ヨロコビ太郎の
 音楽はいいな」

と感心したように言い放ったのでした。
我々が訂正すると、
「なにっ!
 キタローだとっ!
 苗字はどうしたんだっ!」

と怒り出しましたっけ。
(花色木綿)
母がテレビでコメント中の
デーブ・スペクターを見ながら
「ディープ・スペクター
 ってさぁ」

と言った途端、父が
「コイツはそんなに
 深みのある人間じゃないっ」と一喝。
見事な夫婦連携プレーを見せて頂いた。
(ちーぷすぺくたー)
けさ妻がやってくれました。
妻「今度あの番組のゲスト
  あの人だよ。
  ちょいワルおやじの
  イタリア人の‥‥
  そうだ!
 ジェロニモ!」

夫「ジローラモだろ!
  ネイティブアメリカンかよ」
(もっちー)
私の母は、私の息子(2歳)が
『アンパンマン』に
はまっているのを見て、
「やくみつるさまさま
 よねえ」
と言った。すごく風刺の効いた
『アンパンマン』になりそうだねえ。
(やなせたかしよね?)
兄嫁の結婚式のとき、母が
「このウエディングドレス、
 宇野千代の
 プロデュースなのよ」

と言うので
「宇野千代は着物以外もやってたっけ」
と思ってたら「神田うの」のことでした。
うの違い‥‥。
(あざらし)
友達数人で話していた時のこと。
財布にいくら入っているか
という話になった時、一人の子が、
「私はチヨ入ってるよ」
と言い出しました。チヨ‥‥?
みんなで首を傾げていると、
「宇野千代だよー。
 五千円札」

それを言うなら樋口一葉でしょ!
と総ツッコミをくらった彼女は、
慌てて言い訳するように、
「だって私、昔から
 社会人が
 苦手なんだもん!」

「社会科」と言おうとして、
まつがったらしい‥‥。
(彼女も立派な社会人)
会社で、「あの番組見た?」と、
昨夜私が見た番組の話題になったので、
ここぞとばかり得意げに、
「見た見た。あの
 部長課長が
 出てたヤツでしょ?」

「‥‥次長課長でしょ。」
(大して違わないでしょ)
『チャーリーとチョコレート工場』
を言いまつがっている方
がいましたが、
うちのダンナは普通に
『チャーリーと
 チョコレートエンジェル』

と言っていました。速攻で
「お色気系になってるし!」
と突っ込んだらキョトンとしてました。
後で気がついて
ちょっと恥ずかしそうでした。
(ばんび)
私「ラッセル・クロウって
  何に出てたっけ?」
母「えぇと‥‥ほら! 
  あの古代ローマの
  剣闘士のやつ‥‥
  えっっと‥‥あっ!
  『ナビゲーター』!」

戦わないで案内する役ですか?
スケールが小さすぎると思いますが。
(ベッシー)
母から電話がかかってきました。
母「あれ観たのよ、
  『かわいそうな象』」

私「ん?
  (カンで)柳楽優弥くんの?」
母「そう。大きくなったわよね」
カンがはずれてほしかったほどの
間違いです。
(アバウトママの娘)
母と宮崎アニメの話をしていた時のこと。
「お母さん
 あれ好きだなー、
 えーっと‥‥
 『天井の城
  ジュピター』?」

庶民的なんだか壮大なんだか
わかりません。
(みずえ)
母が言いました。
「今晩あれ観なきゃね、
 ブラジルのドラマ、
 『ツルとカメ』!」

『ハルとナツ』ならNHKだけど?
(どんな姉妹)
3年生の息子は
『劇的! ビフォーアフター』
という番組を何度教えても
『ビフテキ!
 ビフォーアフター』
と言いまつがえます。
お腹空いてる時間でも
ないんですけど‥‥。
(ノーマJ)
彼女と音楽について話してた時、
「あの美輪明宏の歌
 なんだっけ、えーと
 『ヨッコラセの歌』!
 いや『ヤットコマケの歌』!
 違う、
 『ヨイトコマケの
  歌』!」

後一歩だったのですが、
正解にはたどり着きませんでした。
(たまふろ)
あまり本を読まない母が、
「久しぶりに本を読んだ」
と自慢げに話しました。
私「なに読んだの??」
母「んと‥‥なんだっけ。
  あれよ!
  すごい売れたやつ!
  『どまんなかで
   愛を叫ぶ』」

すっごい売れたのに
なぜまつがえるんだ‥‥かあさん。
(まなみ)
小学生の頃、発表会の劇で
宮沢賢治の『どんぐりと山猫』を
やることになりました。担任が
「みんな、しっかり練習して、
 すばらしい劇にしような!」
と熱くなりながら黒板に書いた文字は
「宮沢賢治
 『やまぐりとどん猫』」

(どん)
童話の話をしていて、父が
『キリとアリギリス』
と言いました。
(38番)
母が目玉のおやじを見て一言。
「あっ、親父のめだま!」
隣にいた父親の
目ん玉を見てしまいました。
(鳩子)

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イラスト:しりあがり寿
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2005-11-01-TUE
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