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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その360〜


ひさびさに「まつがい電話」の特集です。
受話器のこちら側とむこう側、
緊張感あふれる1分間のドラマが
いまくり広げられる!
はたして「まつがって」いるのは、
こちら側か、むこう側か?
ドキドキしながらお読みください。

ある日の夕方、
見ず知らずの男性から
こんな間違い電話が‥‥。
「はい、〇〇ですが‥‥」
と言うや否や
「おぅ、風呂
 沸かしておいてくれ!」

とかなり高圧的な物言い。
「はっ? ふ、ふろ‥‥ですか?」
「おぅ風呂だ! 風呂!!」
とまだ高圧的。
「‥‥あの〜どちらにお掛けですか?」
「‥‥えっ?! あ゛〜〜っ
 
(ガチャン、ツーツーツー)
とても不躾な間違い電話でした。
(平)

9月にこの街に引っ越してきてから、
いく度となく
まつがい電話がかかってきます。
ある時は
「こちら○○郵便局ですが、
 △△郵便局ですか?」

またある時は
「東急ハンズさんですか?」
そしてまたある時は
「××さんのお宅でしょうか?」
いったいうちの電話番号は
どこの番号と似ているんだ!?
(まつがい電話を呼ぶ男?)

先日、会社に電話が掛かってきて
張り切って
「はい○○会社、△△です」
と電話に出たところ
「△△さん? 
 今、ちょっと
 話してもいいかな?」

と言うから
「誰だ、こいつ」と思いながらも
「いいですよ」と答えると
「ほんとにいい?
 ここで
してもいいの?」
としつこく聞く。
「いいですよ」と答えると
ためらいがちに
「君が今付き合っている
 人のことだけど‥‥」

身に覚えのない私は「はあ?」
「だから、
 君が付き合っている
 人のことだけど‥‥」

「え?」
そこで自分の間違いに気がついたらしく
電話は切れた。
どこかの△△さん、
不倫でもしているのかも。
この話を皆にしたおかげで
彼氏がいないこと
ばれちゃったじゃないのーー。
(兎)

会社にかかってきた電話をとったところ、
男性の声で
「○○○○(私のフルネーム)
 お願いします」

と言ってきました。
別部署にこんなしゃべり方をしそうな
おじさんがいるので、
その人だな、と思い
「私ですが」
とちょっとおざなりに答えました。
すると相手は「お父さんだけど」
またまたふざけちゃって、と思い
「はいはい」
とまたおざなりに答えました。
ホンモノの父でした。
父が会社に電話してくるなんて
初めてだし、
普段の電話では私が言ったことに
「うん」とか短く言うくらいで、
父の電話の声が
よくわからないんですもの。
(じぇりー)

十年くらい前に
私がはじめて携帯電話を持った頃。
まだあまり電話をかけてくれる人も
少ない時期に一件の
留守番電話のメッセージが。
どきどきしながら留守電を聞くと、
聞き覚えのある声で
「私、○○市在中の
 ▲▲
(私の名前)の父でございます。
 娘に早く帰ってくるように
 お伝えお願い申し上げます」

と入ってました‥‥。
(SEKI)

大学時代の友人Jは、
1人暮らしのアパートの留守電にある日、
「タマゴッ」とだけ
メッセージが入っていたことがあり、
その夜は気持ち悪くて眠れず、
次の日みんなに相談していました。
まつがい電話にしても不気味‥‥。
(みなまる)

海外旅行フリークの夫婦です。
飛行機も宿も自分で手配します。
カミさんがノルウェーの
ベルゲンという町のホテルに
予約の電話をしていました。
部屋を予約したいと言うと
「予約はできない」と言うし、
満室なのかと聞くと
「空いている」と言うのです。
双方が下手な英語のせいなのか、
会話はチンプンカンプン。
だんだん熱くなってきたカミさんは、
とうとうキレて、
「とにかく、二人で
 2泊できる
 部屋を用意してよっ!」

ってなことを英語で叫びました。
その瞬間、
私とカミさんの目があいました。
(ひょっとして
 間違い電話しちゃった?)
「‥‥あなた○○ホテルよね?」
「No! This is a police station!」

カミさんは警察に「2泊させろっ!」
とスゴんでいたんです。
その日のベルゲンは、
「ヘンな日本人のヘンな電話」の話で
持ちきりだっただろうと思います。
(海外「自首」フリーク?)

ワンルームに暮らしていたときのこと。
夜、電話がかかってきて、男性の声で
「部屋、空いてますか?」
変態か、と怖くなってすぐ電話を切った。
数日後、今度は女性の声で
「今、部屋空いてますか?」
「いえ、閉めてますが」
「わかりました」

と電話は切れる。
なんなんだろう、新手の空き巣か、
と思うも、だったら、
電話に出た時点で切りそうなものだ、
とものすごーく不審に思っていたら、
また数週後、女性の声で電話が。
「今、空いてる部屋ありますか?」
「うちには一部屋しかありませんが」
「じゃ、その部屋
 空けといてください」
「‥‥空けとく、って?」
「そちら、ミスティでは?」
「いいえ、
 私はそんな名前ではありません」
「えっ? あっ。間違えました」
ガチャ。
数日後、散歩の時に、
家の近所にミスティという
ラブホテルができているのを発見。
電話番号は末一桁が家と1番違いだった。
それからは少なくとも月に一度は
部屋を使いたいという
電話がかかってきた。
(貸してたら儲けになったか?)

友人が会社の行事で
ホテルの予約を指示されたときのこと。
「プリンスホテルを」との指示に、
電話帳で番号を調べて電話した。
「○月×日、部屋が空いておりましたら
 予約したいんですが」
「あまり予約は受け付けないんですが、
 まぁ、いいですよ」
と有名ホテルの割りにぶっきらぼうな対応。
「では、○月×日、
 8名でお願いいたします」
先方、しばし沈黙の後、
「8名ですか?」
「はい」
「‥‥どちらにおかけですか?」
「プリンスホテルさんですよね?」
「いいえ、ホテルプリンスです」
電話帳で調べたら、ラブホテルだった。
8人で予約‥‥。
先方もさぞかし驚いた事だろう。
(Sugako)

母にかかってきた電話。
「ぼく、○○さんと
 高校で同級生だった
 □□ですー。
 お母様ですよね〜。
 おっひさしぶりです〜。
 同窓会のお知らせがあるんでー
 ○○さんの連絡先とか
 教えてもらいたいんですけどー」

好奇心旺盛な母は、ひまをしてたので、
親切にその電話につきあってあげ、
「□□君は今どこに住んでるの?」
「□□君のお母様はお元気?」
「□□君は今なんのお仕事してるの?」
「担任の先生、
 お亡くなりになったの知ってる?」
と質問責めにして、
相手を困らせた挙げ句に、
「でもおかしいわね〜
 ○○の高校は
 女子校だったのよね〜、
 □□君はどうやって
 入学したの?」
と、とどめをさして、
向こうから電話を切らせたそうです。
(bw)

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2005-02-08-TUE
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