その2245
一瞬のはずかしさののちに
巻き起こる大爆笑。
やっちまった、と思う反面、
なぜかちょっとばかりうれしかったり。
わざとじゃないから恥ずかしい。
わざとじゃないからみんなにウケる。
ある意味、それは邪心なきボケ。
たくさん集めてお届けしましょう、
元祖「言いまつがい」のコーナーです。
どうぞ、最後まで、のんびりどうぞー。
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会社の先輩が
新しく買ったシャツを自慢。
「これ、幕の内のOLが選んだ
 シャツシリーズなんだぜっ!」
先輩、丸の内だと思います‥‥。
(ピーター)

短大生の時、講義の最中に教授が
「ことわざで、
 『三つ子のたまてぃー百まで』
 とあるように‥‥」と言った。
教室はざわついたが
教授は何もなかったように講義を続けた。
顔を真っ赤にしながら。
(すけみつ)

先日、白米を上手に炊くことができ、
「カニの足跡だ」
「お米が立ってる!」
といった表現で
よろこびを表したかったのですが、
「カニの足が立ってる!」
と呟いてしまいました。
(カニピラフ作りましょうか)

友人からの差し入れの
ラスクを口に入れたところ
とっても軽い感じの歯ごたえ。
「サクサク!」と言おうとして
口から出たのは
「んー!
 カスカスー‥‥あれっ?
 スカスカ?
母音が同じなのよね〜。
(ためちゃん)

朝、通勤電車で隣に乗り合わせた
学生カップルが話しておりました。
「‥‥で、レポートのテーマ決めた?」
「俺、
 ノウキゾウシイショク
 に決めた」
「? 何、それ?」
「ほらさあ、心臓とか移植するやつ。
 俺さあ、医学とか興味あるから、
 ノウキゾウシイショク
 とか知りたいし」
そう言って、彼がカバンから出したのは
「脳死臓器移植」と書かれた本。
いつ気づくかな〜と思ってたけど、
とうとう最後まで
「ノウキゾウシイショク」のままでした。
(納期増資)

高校の修学旅行のときの話です。
夜、担任の先生に話があり
友達と2人で先生の部屋まで行くと
先生は部屋でお風呂に入っていたようでした。
用件も済ませ自分たちの部屋へ戻るとき
友達が一言。
バスタブ着て出てくるかと思った!」
「ホントだよ。‥‥うん?
 バスタブじゃないよ! バスローブだよ!」
そんな先生を2人で想像して大爆笑でした。
(バスタブを着たところが見てみたい)

自分でも何が起こったのか
わからないのですが、先ほど、
母に向かって
「おさーかん!」
と呼びかけてしまいました。
(おかあさんのむすめ)
自分の「言いまつがい」でも、
他人の「言いまつがい」でも、
遠慮なく私たちにお送りください。
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ことのあらましを簡潔につづって、
原稿の仕上がりを過度に気遣うことなく、
送信ボタンを押してください。
それでは、また明日、このページでー。

イラスト:しりあがり寿
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2010-04-08
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN