その2188
ぼんやりとのんびりとゆるゆると、
ある平凡な一日を過ごしていたところ、
「え!」と驚くような
意外な文字列が視界をよぎり、
思わず二度見。ガン見。しげしげ、ジロジロ。
すると、なんのことはない、
そこにはまったく違う文字列があった。
いわゆるひとつの「読みまつがい」。
似ているけれどもほんとは違う。
違うけれどもけっこう似てる。
どうぞ最後までお楽しみくださいませー。
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今朝の事です。
新聞を斜め読みしていたら
「亀仙人のおかげ」
という文字が。
え? と思ってよく見たら
「魯山人のお茶漬け」でした。
(亀仙流)

先日、旅行で上越新幹線に乗っていた時、
次の停車駅や主なニュースが流れるところに、
「宿泊とJR、フェリーのきっぷが
 セットになった
 『きさまに佐渡』
という案内が流れました。
態度のでかい商品名だなと思っていたら、
「きままに佐渡」でした。
(佐渡がもらえる商品だったのかも)

チャンネルをくるくる変えながら
テレビを見ていたら、ちらっと
セクシーについて考える」
という文字が見えました。
その局は地元のケーブルテレビ局。
パッと見えた画面では
司会者とコメンテーターらしき方々が
まじめな顔で座っています。
「‥‥え?」
もう一度その局を出してみたら、
番組名は「Uターンを考える」でした。
どこも一文字も合ってない。
(まうまう)

目に飛び込んで来た
「ハラマキ要求」の文字。
とうとう、政治の世界でも
「ほぼ日ハラマキ」のよさが認識されたか!
と思ったら、
「バラマキ要求」。
景気対策の話でした。
(さとママ)

先日息子が、
「お母さん、
 夜に『相棒』やるみたいだから
 録画予約しておいたからね!」
と報告するのです。息子はアタシが
ドラマ『相棒』のファンなのを知っているので
気を回してくれたようなのですが‥‥。
夜中に『相棒』の再放送なんてやっていたっけ?
気になって番組表をチェックしてみたら
‥‥「相撲」でした。
(相撲取り組みのダイジェスト番組)
同じ二人組でも全然違います‥‥。
(ぴーち)

小1のころ、
家に「飛び出すな、あの道この道」と
書かれた交通安全の標語シールがありました。
しかし「とびだすな あのみちこのみち」と、
すべてひらがなで書かれていたので、
私は「あの、道子の道」だと思い、
「道子、すごいや。道子、何者?」
とひそかに尊敬していました。
(真実に気づいたのは小6)

中学校の国語の時間に
教科書を読まされたH君。
「足かけ○年」を
「かけ足○年」
と元気に読んで笑われましたが、
本人は理由がわからずキョトン。
クラスの人気者だったH君。
40年以上経つのに、楽しく思い出します。
(今頃どうしているかしら)
「読みまつがい」「言いまつがい」
その他、どのような「まつがい」でもOK。
送っていいのか迷うようなものは
送ってOKだと思ってください。
さぁ、「投稿する」ボタンをクリックし、
愉快な出来事を簡潔に記して
私たちにメールしてください。
迷わず、気軽に、ためらわず。
それでは、また明日、お会いしましょうー。

イラスト:しりあがり寿
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2010-02-10
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN