その2152
ハロー、スーザン。
キミはジョークが好きだったな。
今日も、遠くニッポンから
例のジョークをたっぷり仕入れたので
キミに送ることにしよう。
そう、現地じゃ「言いまつがい」って
呼ばれている、キミの大好きなアレさ。
それで、実際に、このあたりから、
やや下方向にあるブロックに配置された
いくつかの段落によって成る、
ユニークな冗談たちは、
しばしばあなたを高い場所につれていき、
それだけではなく、笑うことによって
呼吸をむずかしくもするでしょう。
ええ、もちろん、ちょっとからかいです。
じゃ、最後まで楽しんでくれ。
「言いまつがい」を投稿する
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家族と海外旅行に行った時のこと。
店員さんに、
「夫が支払いを‥‥」と言うつもりで
My father pays‥‥」
と言ってしまいました。
傍にいた子供に指摘されて気が付きました。
確かに普段、夫のことを
「お父さん」と呼んでいますけど‥‥。
今、英語を勉強中です。
(マザー)

以前住んでいたオーストラリアで
英語で言いまつがってしまいました。
「‥‥washing dishes」と言うつもりが、
「‥‥dishing washies」
と言ってしまいました。
聞いていたほうも私も大笑い。
言いまつがいに国境無し。
(BBQ)

弟よ、アメリカに住む私への
誕生日プレゼントに、
「ラーメンセット」を
送ってくれてありがとう。
しかぁーし、受け取った箱に貼られた
内容物が書かれた申告書に、
きみはこう書いていたぞ!
「内容物(Content):
 Chinese men
 料金(Price)¥1,000」
Chinese men=中国の男たち(しかも複数?!)
ラーメンは、正しくは、
「Chinese noodle or Ramen noodle」。
不審に思った税関監査員が、箱をゆすって
内容物を確かめている姿を想像して、
思わず吹き出しちゃいました。
(姉より)

販売のお仕事をしているのですが、
その日は特に海外からのお客様が多く、
慣れない英語を使いながら
店内を右往左往していました。
そんなときの一言。
お客様(日本の方)
「これ試着してもいいですか?」
「しゅぉーじょ!」
「sure」と「どうぞ」が
混ざったと思われます。 
(もはや何がなんだか)

以前に、接客業の会社に勤めていたときのこと。
観光で来たトルコ人のお客様がトラブルに遭い、
あわや強制退去させられるか
くらいの大事になってしまい、
いろいろお世話させていただきました。
そのお客様が、日本での滞在を終えて
帰国するときに、見送りに行った私に、
涙ぐんで「Thank you!」と共に
ものすご〜〜〜く温かい笑顔で言った一言。
「You make me trouble!
 (あんたのせいで大変だよ)
一瞬絶句しましたが、すぐに、きっと
「Sorry for making you trouble
(迷惑かけちゃったね)」って
言いたかったんだろうと、
自分に言い聞かせました。
言葉は思うように通じなくても、
心は通じるんです。
言いまつがったっていいんです。
(ゆん)

ブリュッセルの街中で
夫がやってくれました。
「あ、ダーゲンハッツ!
これは周りの外国人にもばれたと思います。
(RUKIZO)
HAHAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人っていうのは
ほんとうに愉快な人たちだ。
キミもこういうエピソードを知ってたら
「投稿する」ぼたんをクリックして
彼らに送ってみるといい。
それじゃ、また、セバスチャンの店で。
人がペン回しをするのを見るとイライラするが、
自分のペン回しはやめられない、ジョニーより。
PS:
姉の足の指のツメの形に、度肝を抜かれた!
なんなんだ、ありゃ。

イラスト:しりあがり寿
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2010-01-05
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN