ユラール、インドへ行く
ユラールのロンTとパーカ
〜ユラール、インドへ行く〜

上海の工場はただいまフル稼働中!
300人のかたがたによる
「ほぼ手づくり」です!


ホボンジュール!

11月にはいりました。
「ユラールのロンTとパーカ」を
楽しみにしてくださっているみなさん、
お待たせしてしまってすみません。
どうか、あともうしばらくご辛抱くださいね。

気になる生産の状況ですが、
進行を管理してくださっている
スーパーパタンナー・金子さんによると、
今月末の発送に向けて、とくに大きな問題もなく、
順調にすすんでいるとのことです。

とはいうものの、実際のところ、
みなさんのロンTやパーカが、いまどんな状態なのか、
気になりますよね。
そこで今日は、みなさんを、
「ユラールのロンTとパーカ」がつくられている、
上海の工場にご案内いたします。


そういえば、ほぼ日グッズの海外生産のようすを
写真でお伝えするのは、
これがはじめてかもしれませんね。
ウイ、ウイ! さっそくご覧ください!


300人規模の工場まるごとが、
「ユラールのロンTとパーカ」のために
使われています。



これが、「ユラールのロンTとパーカ」が
つくられている工場です。
そう言われなければ、工場とは思えない、
真っ白な、清潔感あふれる建物です。
中に入ってみると‥‥



おお! 広い!

だいたい300人くらいの人が働く
工場なんだそうですが、
「ユラールのロンTとパーカ」は、
この工場を、まるごとぜんぶ使って
つくられている
んですって。
少量生産が主流になっているアパレル業界では、
最近あまり見られない光景だそうです。
そう聞くと、なんか意味もなく、
誇らしい気持ちになっちゃいます。



あたらしい工程に入る前には、
綿密に打ち合わせを行ないます。
右側の女性が、工場の責任者のかたです。
目が真剣!



パーカ用のスエット生地に型紙をあてて、
生地の取りかたを決めています。
ちなみにこれは、ディープ・ブルーですね。

このごろはたいがい、コンピュータが、
いちばん効率のいい生地の取りかたを、
自動的に決めてくれるシステムを使うらしいんですが、
ここはそうじゃなくて、手作業でやってます。
人数が多い工場ならではのことだそうですが、
これはこれで、味わいがあっていいですよね。



おっ、クロワッサン・タグを、
ロンTに縫いつけてますよ!
ひとつひとつミシンで、ていねいに。



こちらはパーカの「そでぐちポケット」を、
縫いつけているところ。
ポケットのリブをのばしながら縫いつける作業なので、
かなりの集中力と根気を必要とします。

なんとなく、全体にもっとオ−トマチックな、
言ってみれば、マシンが勝手に、
切ったり縫ったりしてくれてるような状況を
想像していたんですが、
ぜんぜんそんなことはなかったのでした。
これはもう、なんというか、
「ほぼ手づくり」という感じじゃないでしょうか。
300人の上海っ子のみなさんが、
ほぼ手づくりでせっせと、
ロンTとパーカをつくってくれているかと思うと、
なんだかうれしくなってきませんか?



作業中のみなさんと、
山と積まれた、製作途中の
ミッドナイト・ブルーのロンTたち。
迫力あります!



アプリコット・オレンジ、オリーブ・グリーン、
ペッパー&ソルト‥‥。
できてきたできてきた!
あなたが注文くださったぶんも、
このなかに入っているかも知れませんよ。

こんな感じで、ロンT、パーカとも、
ただいまフル稼働で製作中です。
おそらく、この記事が掲載されて数日後には、
すべての製作工程が完了して、
検品、出荷、船積みという、はこびになっていきます。

ご自分のロンTやパーカが、いまどうなってるか、
なんとなく想像しながら、
もうしばらく、待っていてくださいね!

それでは、また!
お相手はハリーでした。

2004-11-08-MON

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