| 細川ガラシャ |
| 細川忠興の正室・細川ガラシャ(ほそかわ・がらしゃ 1563-1600)。明智光秀の次女で、名を玉(たま)という。忠興を通してキリスト教の教義に関心を寄せ、洗礼後、ガラシャを霊名とした。関ヶ原の戦の直前、石田三成に邸宅を包囲されたとき、人質となることを拒み、家老に長刀で胸を突かせて絶命した。永青文庫には、ガラシャの消息(直筆の手紙)が2通所蔵されており、和歌の短冊とともに、特別展「細川家の至宝」に展示されている。 ※細川ガラシャ消息(松本殿御内儀宛)安土桃山時代 16世紀、東京永青文庫蔵 (東京展での展示期間は2010年5月9日で終了しています。) ※細川ガラシャ消息(細川忠興宛)安土桃山時代 16世紀、東京国立博物館蔵 (東京展での展示期間は2010年5月11日〜6月6日) ※和歌短冊「たつね行」細川ガラシャ筆 安土桃山時代 16世紀、東京永青文庫蔵 (東京展での展示期間は2010年5月11日〜6月6日) |