タオル第2弾、発売日は
10/27(木)に決まりました。
お待たせしてしまって、ごめんなさい。
「夏の第2弾」と告知をしておりましたが、
新作タオルの発売日は10月27日(木)に決まりました。
いま、鋭意生産をしておりますので、
どうかお待ちくださいね。
パイルの糸がかわります。
あたらしい糸は、ギリシャの綿。
いままでパイル側の糸として使ってきた
「LA加工の超長繊維綿」が生産終了になったことを受け、
この機会に「やさしいタオル」を
マイナーバージョンアップすることにしました。
試作をし、2年ほどかけて選んだ糸は、
ギリシャでつくられている、
ハリとコシがあって、発色がよく、
繊維の長さと繊度の太さのバランスがいい稀少綿です。
LA加工と縒りの工夫で、
「やさしいタオル」にふさわしいやわらかさに。
第2弾以後、新作のタオルは、
このギリシャ綿を使います。
4人の絵で
たのしいプリントタオルを
つくります。

新作のタオルは、プリントタオルです。
パイルとガーゼ、二重織りのタオルのガーゼ面いっぱいに
シルクスクリーンのような技法で
イラストレーションをプリントします。
描き手は4人。
荒井良二さん、鹿児島睦さん、升ノ内朝子さん、
そして堀内誠一さんです。

荒井良二さん
鹿児島睦さん
升ノ内朝子さん
堀内誠一さん

また、これまで販売したなかから、
チェック柄のタオルを中心にした
アーカイブシリーズを、あわせて販売します。
(こちらはいままでの糸を使ったものです。)

堀内誠一さんって、どんなひと?
特集ページをつくります。

アートディレクターとして、
たくさんの雑誌や本をつくってきた堀内誠一さん。
14歳から働きはじめ、54歳で亡くなるまで、
40年のあいだに堀内さんが関わった仕事は、
ジャンルを飛び越えて、いまもたくさんのこされています。

たとえば雑誌『an・an』や『POPEYE』
『Brutus』のロゴやエディトリアルデザイン。
『ぐるんぱのようちえん』『マザーグースのうた』
をはじめとする数々の絵本の書籍の作画や装丁。
(のちに、絵本作家としても
 名前が知られることになります。)
パリに居を置き、自ら取材して、
絵も文章も地図もデザインも
ぜーんぶ(!)自分でやってしまった、
パリやヨーロッパの紀行本。
亡くなって29年が経っても、堀内さんの仕事は、
当時のキラキラとした輝きのまま、生きつづけています。

ものをつくることに夢中になり、
楽しみながら戦後をかけぬけた、
この多彩で自由な大先輩のことを、「ほぼ日」で
ちょっとだけくわしく、紹介していこうと思います。


なお、「ほぼ日手帳2017」にも
堀内さんのイラストレーションをつかった文房具が登場。
どうぞおたのしみに!

2016-08-30-TUE
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN