ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

じめじめ、むれむれを吹っ飛ばせ!
傘を置き忘れたイヤな記憶も、吹っ飛ばせ!
生乾きの洗濯物も、吹っ飛ばせ!
いや、そこまで吹っ飛ばさなくてもいいですが、
ともかく、梅雨だからといって
気持ちまで滅入らせてはいけません。
「ほめ道」を読んで、さっぱりしましょう。
闇雲に前向きになりましょう。
本日、フランソワーズさんにほめられる
ラッキーな対象は「毛」です。
は? 「毛」? と、きょとんとしているあなた。
そういう反応で正解ですよ。
きょとんとしながら読み進めてください。
いつのまにか、梅雨空を青空に変えるほどの、
前向きな力がみなぎってくるはずです‥‥。
いえ、あの、物理的に
梅雨空が青空になるわけではないんですけど。



第六十六回
をほめる。
〜梅雨だからこそ気付けたこと〜

梅雨ですね!
この湿気、本当にイヤです!
一歩外に出たら、湿気が体中にまとわりついて
おしゃれなんて出来やしないこの時期
一番の悩みはやっぱヘアースタイルでしょう!!

この時期になるといつもヘアースタイルが
どれほど人間にとって重要かが
身にしみてわかります。

とにかく、決まらないでしょ?
チリチリになるし
広がったり、ぺったんこになったり‥‥。
家の中で「よしバッチリ!」と思っても
一歩外に出たらもうクルクルのチリチリ‥‥。

そうすると、5倍はダサくなるのよね。

でもね、髪の毛だけじゃなく
「毛」って本当に人間の印象をすごく変えちゃう
重要なパーツなのです!!

実は最近、まつげパーマにはまったわたし。

まつげパーマなんて自分がやるなんて
思ってもいなかったけど
逆まつげで悩んでいたら、友人が勧めてくれて
腕のいい安心できる人にやってもらったの!

すると!
目がかわいいの♪
自分で言うくらいだから、本当にかわいいの!
「前よりちょっとかわいくなった」
とかそういうことじゃなく
「誰が見てもかわいい」の!!
「初対面でもかわいい」の!!

だから、それは
「誰がやってもかわいくなる」ってことでもあるんだけど
絶対にまつげパーマをやってかわいくならない人はいない!
顔がかわいくなるんじゃないよ!
「目」がかわいくなるの!
「目だけ」!!

あんなに小さな場所よ!?
髪の毛みたく、どさっとあるようなもんじゃないのよ!?
チョロチョロっと生えてる「毛」なのに
ちょっとのことで顔の印象が全然ちがうんだから!
もう、寝起きからかわいいのよ!!
有り得ないでしょ!?

気に入ったわん♪

そんなこともあって「毛」ってすごいなー!!
と最近感心してるわけです!

眉毛もワキ毛もスネ毛もちょっとのお手入れで
あか抜けて見えるもんね!!

人の印象は「毛」で決まると言っても
過言じゃないでしょう!!

そんな「毛」ですが
どうやらお国柄で「毛」に対する美意識にも
すいぶんと差があるようです。

聞いた話ですが
日本人女性はわきを脱毛しますよね。
で、下の毛って脱毛しませんよね?
(ちょっとわたし赤面!)
でも、フランス人女性はわきは生やして
下の毛を脱毛するそうですよ!!
(またしてもわたし赤面!)
「下の毛をそのままにしておくなんて有り得ない」
そうです!

まじ??
特にコメントはありませんが
そういうことらしいです。
フランスで確認はしていませんが。
でも、もしそうだとしたら「毛」って文化だなーと
またまた、「毛」を無視できなくなるわけです。

一本、一本は力はないけど
集まるとすごい威力を発揮しちゃう
「毛」って何かすごいよね!!

それに「毛」は人間にとって
大事な部分に生えてるんでしょ?
「毛」に守られているんでしょ? わたしたち!

いつも忘れがちだけど、
これは感謝しなくてはいけませんね。
「むだ毛」なんて呼んで、
粗末にしていてはバチがあたりますよ。
「むだ毛処理」なんて言わずに
「大事な毛のお手入れ」って言いましょう!!
「大事な」と付けることがポイントです
そういうちょっとした日々の気遣いの積み重ねが
あなたの未来を作っているのですから!
いや、まじでまじで。

余談ですが、親友がいつも言っていることがあります。
「女は『は』の付く所が大事!」
「はだ」「はら」「は」「はな」だそうです!
本当だ!!

そこにわたしは「毛」も加えたいと思います!!
「毛」と「はのつくところ」を意識すれば
きっと美しい女性
もしくは男性になれるに違いありません!!

一見無駄に見えるものでも必ず意味があるのです!
そういうものを見過ごしていませんか?
それは愛を失いかけている証です!!

たしかに梅雨のヘアースタイルは決まりません
だからこそ「毛」の重要性に気付けるのですよ!!

やはり、世の中無駄なことはないと言えるでしょう!!

こういう考え方を「気の持ちよう」と言いますが
まあ、そういうことです。

同じ梅雨を生きるなら、恨めしいことばかり言わずに
笑って過ごさなきゃ、損でしょ?

この梅雨をきっかけに「毛」とわたしたちの
いい関係を築いていきましょうね!!




あいかわらずのほめっぷり、お見事です。
「毛」をないがしろにしないよう、
気をつけていきたいと思います。
とくに悩んではいませんでしたが、
まつげパーマについても考えてみます。
それではまた、次回の「ほめ道」でお会いしましょう。

イラスト:さとうみどり

2005-07-12-TUE


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