ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

ぼちぼち、梅雨の季節ですね。
じめじめとうっとうしい日々が訪れます。
天気が悪いとなんだかユウウツになるもんですが、
そんなときこそ、「気の持ちよう」!
森羅万象、前向きにとらえれば、
お外は雨でも、心は晴天。
ぜひみなさんも試してみてください。
そして、「気の持ちよう」といえば「ほめ道」です。
ほぼ日刊イトイ新聞が世界に誇る、
元祖「気の持ちよう」コンテンツ、
今回はいったいなにをほめてくださるのでしょう?



第六十五回
トイレットペーパー
   ほめる。
〜愛の哲学シリーズ「真実の愛」とは〜

石の上にも3年
桃栗3年柿8年
主婦になって早13年。

意味もなく書いてみました。
みなさんお元気ですか?

そう、わたしは主婦なのよ。
主婦になってしばらく悩んだことがあります。
それは「トイレットペーパー」

みなさん「トイレットペーパー」は
ダブル派ですか?
シングル派ですか?

わたしはシングル派です!

この派に属するまでの心の迷いは
近年まれに見るものでありました。

だってどっちがお得なのか正直わかります?

好みの問題だということはわかってるのよ。
でも、主婦ですもの、
好みだけでは生活できやしないの!
ちゃんとお得でないと。

で、わたしはスーパーの売り場で
巻きの長さを比較。
もちろんシングルのほうが長いわけです。

でも、一回に使う量を考えると
結局薄いわけだからたくさん必要なわけでしょ?

あー、どうすればいいの??
たった398円のことだけど
わたしにとっては重要なことなのよ!

特に子供ができてからは深刻です。
だって、子供ってカラカラカラカラ回す回す!!

この頃、「結局子供にとっては長さだ」と気付き、
ようやく「シングル派」として
生きることが決まったのでした。

「トイレットペーパー」
ウォッシュレットの普及でその存在が危ぶまれつつも
ここまで生き残るってやっぱすごいでしょ?
「トイレットペーパー」が
家庭にない人っているのでしょうか?

ウォッシュレットがあっても、だからといって
「トイレットペーパー」が要らない
っていうわけにはいかないって思わない?
あると安心「トイレットペーパー」♪

最近では香りつきのとか、色や柄入りのやら
かわいいのもいっぱいありますよねー。
お客さんの時にはちょっとトイレもおしゃれしたりして♪

でも、こないだトイレの水の中で
ぐるぐると回りながら落ちてゆく
「トイレットペーパー」を見て、
わたしはひどく感傷的になっちゃったの。

だって、だって、
彼はこのまま水に消えてなくなるんですもの!!
(彼とはトイレットペーパーのこと)

「水に流す」とはよく言ったもので
なかったことにしちゃうって意味だけど
正真正銘の「水に流す」ってやつなんだよねー。
だって跡形もなく消えるわけだから。

そう思うとあまりにも謙虚で
そこはかとなく慈悲深いじゃないの!!

だって、人知れずみんなのためにお尻を拭き
そのことを誰に自慢するでもなく
姿を消してしまうのよ!!
「月光仮面」みたいじゃん!!

こんなものって他にある?

で、わたし気が付きました

これって「親の愛」よ!!
親の愛ってこうあるべきだと思わない?

「やってやった」と言わず
ただただ無償の愛。

何もかも水に流し
跡形もなく消えてゆく。

でも、ちゃんと心には残るんだよねー。

無くなって初めて気付く
「親の愛」と「トイレットペーパー」のありがたさ。

ああ、なんて大きな愛なのでしょう?
涙なしでは語れません。

そんなあなたがたの愛を胸に
今日もわたしたちは世界へと漕ぎ出します!!

ありがとう「トイレットペーパー」
さようなら「トイレットペーパー」

柏原芳恵さんの「ハローグッバイ」を歌いながら
今日もトイレで一休み。

忙しい毎日に忘れかけた愛を思い出しましょう!

シングルだろうがダブルだろうが
愛に変わりはないのだから!!

今日からは是非トイレを流す際は
最後まで見送ってあげてください。
そんな自分をちょっと好きになれたりするはず!!
みんな誰かの世話になって生きてるのねー!

「トイレットペーパー」も
「親の愛」も
「月光仮面」だ!
というのが今日の結論でした♪
さあ、みんなで考えよう!!




「トイレットペーパー」とは、
「親の愛」である!
今回も、至言をたまわった心持ちです。
ということは、
ご家庭内で不必要になった古新聞古雑誌を
「トイレットペーパー」と交換してくださる
「ちり紙交換のおじさん」は、
さしずめ「愛の交換人」ということでしょうか。
いえ、古新聞古雑誌を「愛の素」と
呼ぶのが正解かもしれませんね?
次回の「ほめ道」でまたお会いしましょう。

イラスト:さとうみどり
フランソワーズさんのホームページはこちら。
http://www.geocities.jp/pipopotan2004/

さとうみどりさんのホームページはこちら。
http://www.herstory.co.jp/satomido/

2005-06-07-TUE


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