ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

今週のフランソワーズさんは、
いつもに増してホメルギーに満ちています。
要するに、飛ばしています。ぶっ飛ばしています。
テーマはなんと「青森県」
こんなテーマでどうやってぶっ飛ばすのでしょうか。
「ほめ道」の神髄、とくと味わってください。



第二十九回
青森県をほめる。
〜本州一強い、絶対!!〜

わたし、「青森県」に行った事がありません!
そんな、わたしがどうしても
この「青森県」について、ほめたいなんて
本当に人生ってわからないものです。

「ラブストーリーは突然に」
本当にその通りよ! 小田和正さん!
わたしは何度となくこのフレーズには唸らされます。

「青森県」
本州の最北端にある「とんがった」県。
実際、その「青森県」の生き様というか、
「県様」? は「とんがって」ます!

まず、海に囲まれてるでしょ?
てことは「漁業」が盛んでしょ?
「漁業」が盛んってことはいるのよね〜
かっこいいあの人たち。
その名は「漁師」!!

「漁師」はいいね〜。
以前、NHKの連ドラの「わたしの青空」でも
伊東四朗さんが漁師役だったでしょ?
お昼のドラマの「はるちゃん」でも
K−1の魔裟斗さんがやっぱり漁師役でした。

大自然を相手に生き、「野生的」ともいえる職業。
朝早くに船を出して、魚を捕って昼頃には戻る。
潮風と太陽にさらされた肉体は黒光りして
いかにも「海の男」!!
免疫力はかなり高そう!!

タオルを頭に巻いたり、首にかけたり
それも、伊達や酔狂でやってんじゃないの!
近頃は若者が「おしゃれ」でそんな格好してるけど
「漁師」さんはマジで必要だからやってるのよ!
本当に、かっこいいわ〜!

実はわたしの住んでるところも海の近く。
瀬戸内海の宮島の対岸なんだけど
むかし、「漁師」の彼がいたの!
その彼、わたしが宮島でバイトしてた時
漁船でわたしを迎えに来てくれてたのよ!
ステキでしょ?

「あのあたりで、待っておけ!」なんて言われて
ありえないような岸壁で彼を待つわたし。
そこへ「ポンポンポンポン」といい音させて
近寄る一艘の漁船!
手を振る彼の背中に夕日が輝いてました!!

ステキでしょ?
もちろんBGMは「兄弟舟」よ!
チューブとかサザンじゃだめなの!
やっぱ、鳥羽一郎じゃないと!
♪波〜の間に間に〜命のぉ〜はなぁがぁ〜〜♪

そんな「漁師」のいっぱいいる「青森県」。
かなり、好きになるでしょ?

もうひとつは「りんご」!

実は去年大発見をしました。

「りんご」が体にいいことは誰でも知ってるけど
本当に、すごいのよ!!

去年の年明けにNHKの番組で
「インフルエンザの発症者数」を県ごとに
色分けして「警戒」を促してたんだけど
そのとき、みごとに全国制覇していた
「インフルエンザ」がなんと
「青森県」だけ「流行していない」っていう
色表示になってたの!

すごいでしょ〜?
で、瞬時に「りんごだ!!」って閃いちゃったわけよ!

「りんご」食べた方がいいよ!
「一日一個のりんごは医者を遠ざける」っていう
ことわざもあるしね!

あと、椎名林檎さんとか
コンピューターメーカーの「アップル社」とか
ビートルズの「アップルレーベル」とか
「りんご」って名前も何かがヒットする
すごい力を持ってるのよ!
「青森県」さんも「りんご」のシールとか作って
Dr.コパさんみたいに
「『幸運のりんごシール』を西に貼りましょう!」
とか、言った方が、いいでしょう。
ばかすか、売れまくります! 絶対!

ここまでで、わたしなりに総合評価したところ
「青森県」の「男」は生命力が強い!
「青森県」の「りんご」はヒットの神様!
という結論に達したわけです!!

独身女性の方!
強い男を探すなら、絶対「青森県」よ!!

豪快で、強い!
これ以上あなたは「男」に何を求めるっていうの?

さあ、今すぐ荷物をまとめて
いざ「青森県」へ!!

りんご農家でも漁師でもあなたが好きなほうを
お選びください!!

経営者のみなさん、騙されたと思って
「りんご」を経営に取り入れてみてください!
「業績アップ! りんご経営術!」という本を
書くのは「あなた」です!!

そして、最後にもうひとつ
「ねぶた祭り」の「ラッセーラ!ラッセーラ!」っていう
掛け声からもわかるように
どっか、異国情緒も漂います。

横浜とか神戸みたいに「異国」のものはないけど
「もどき」じゃなく
「まじ」異国な気分になれるでしょう!
言葉がちょっと、ちがってるでしょ!
ちなみに「つづく」というのは「ちぢく」となります。
普段の生活に苦労してこそ、海外生活。
ネイティブスピーカーを目指すなら
やっぱ、本場に行かなきゃだめでしょう!
それが「語学習得」のいろはの「い」です。

なので、海外生活に憧れてるけど
予算が足りない人には是非、お勧めです!

NOVAも、もうじき「津軽弁」の教室を
開校するでしょう!
時代の流れだから、しょうがないのよ!
その前に、「津軽弁ペラペラ」になっておけば
NOVAにだって就職できるでしょう!
こういうのを、「先見の明」があるっていうのよね!
がんばって!!

本州で一番のその「とんがった県様」見たり!!

ちなみに「矢野顕子」さんは
「青森県出身」!
天才まで生み出すなんて、
絶対ここには
何かあるぜ!!
フフフ‥‥。



いかがだったでしょうか。
縦横無尽のホメルギーパワーを
ご堪能いただけたのではないかと思います。
『りんご経営術』には参りました。
ちょっと「そうなのかな?」と思ってしまいました。
序盤にさりげなく書かれていた
「岸壁で漁師の彼氏を待つ」という
個人的なエピソードもインパクト十分です。
それでは、つぎの「ほめ道」をおたのしみに。

イラスト:さとうみどり

2004-04-27-TUE


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