ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

ひさびさに、芸能人をほめていただけるようです。
「藤岡弘、」に続き、
ほめられるのは「叶恭子」さん。
男性にしろ、女性にしろ、
濃い人をほめますねえ。



第十一回
叶恭子をほめる。
〜縦ロールと日本の夜明け〜

「叶恭子」。
「叶姉妹の姉」。
わたしはあの「生き様」が好き。

初めて見たときはあまりの衝撃に
テレビにくぎ付けになり、
「なんなんだ?この人は」と
今まで感じたことの無い種の感情に襲われました。

叶恭子。
彼女は私より年上。
彼女は「愛」のために生きている。
しかも「資産のある人限定」。

少女時代からその類稀な感性で「資産家」を
嗅ぎ分け、吸い寄せる。
よく冗談で
「アラブの石油王と結婚したいわ〜」
などと言うけど
彼女は実際そんな方ともお付き合いがあるらしい。

そう、彼女は私たち女性が「少女」のころ
漠然と「お姫様」を思い描いていた
「人物」そのものなのです!!

ついつい、その資産状況とか、
収入源とか、男性関係とかっていう俗っぽい
ネタに興味が注がれがちですが、
そんなことはどうだっていいでしょ!!

肝心なのは「叶恭子」が私たちの想像上の人物の
「お姫様」だってことなのだから。

いや、わかっていますよ。
本当の「お姫様」というのは
あんなに下品じゃないって言いたいんでしょ!!

だから、「想像上のお姫様」なのです。
漫画なんかで見て「ありえない」と思っていた、アレ。

河童、麒麟、龍みたいなものです。

だから、
「愛する人と会うときは薔薇の花を
 何百本も買占め、床とベッドに花びらを敷き詰めたり」

「海外のホテルのスイートに何日も滞在して
 何千万円ものブランド品のお買い物をしたり」

「お城に招かれたり」

「会社の社長さんを破産させたり」

「いつも外人男性を何人もはべらせて生活したり」

「家の中では裸だったり」

「珍獣と暮らしたり」

するんですよ。

それをお手伝いするのが妹、美香さんのお仕事。
異母姉妹らしいんだけど、よくやっています。

そして「想像上のお姫様」にふさわしい
あの「縦ロール」のヘアースタイル。

胸も大きいし、肌はキラキラ。

見ている私たちもようやく目が慣れてきて
今じゃ、物足りないくらいですが、
実際「あれだけ」やろうと思ったらどれだけの
時間がかかると思います??
多分「仕上がった」と思ったら「寝る時間」です。

そんな苦労を毎日ですよ!!

化粧しては落とし、ラメを塗っては落とし。

これを立派と言わなくて何と言う!?

「そうは言ってもやっぱりキワモノよね〜」なんて
たかをくくっている人はもう「おばさん」です!!

知ってました?
男性方も心の中では叶姉妹を支持しているのですよ。
アンアンにそう書いてありました。
ある、男性方の会話に
「本当は叶姉妹は好きだけど、そんな事いうと
 バカだと思われるだろうから言えないよな〜〜」って。

やっぱり。

「想像上のお姫様」である「叶恭子」はこう言っています。

「愛した人が貧乏だったら
 愛をとりますか? お金をとりますか?」との問いに

「わたくしの場合お金のない人を愛するということは
 決してありませんのでその質問は愚問ですね」

ひょえ〜〜!!
そんなのってアリ??

ある意味「道徳」の授業は無意味なのか!?

これは日本の夜明けかもしれない。
文明開化の音がするでしょ!!

「叶恭子」を知ることは「未来」を知ることなのです。

「美は一日にしてならず」
ああ、ありがたいお言葉。

わたしたちももっと進化しなければいけません。
「美しい女」になるのは「女の仕事」。
きっとその新しい価値観が浸透すれば
景気も回復するでしょう。
化粧品はバカ売れ、
男性はモテるためにもっとがんばる。

「自分の心のままに生きる、叶恭子」
その人生には学ぶべき点がたくさんあります。

「ありがとう叶恭子」!!
「ブラボー!! 叶恭子!!」
あなたはまず、何から取り入れますか?




フランソワーズさん、いわく‥‥、
「叶恭子」を知ることは「未来」を知ることなのです。
なにがなんだかわからんが、
そこまで断言されるとそうであるような気がしてくる。

換言するならば、
「ほめ道」を知るということは、
「未来を知る」ということを知ることなのです。

未来へ続くなんらかの道しるべ。
次回の「ほめ道」をお楽しみに。

イラスト:さとうみどり

2003-12-16-TUE


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