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ほぼ日刊イトイ新聞

2020-10-01

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・映画とか本だとかの感想を書くことをなりわいにすると、
 どうしても自由気ままに書けないような気がするので、
 引き受けないようにしている。

 映画などの場合は、仕事としてはご遠慮して、
 「観て、勝手な感想をツイッターに書くことが多いので、
 それでよかったら、どうぞお使いください」
 ということにしている。
 おもしろくなかったり、あんまり好きじゃないとか、
 言うことがなんにも思い浮かばないという場合には、
 ツイートもしないし、ただ黙っていることにしている。
 だから、試写会にお招きいただいても、
 「感想も言わないまま」という場合などもあって、
 もうしわけないのだけれど、そのやり方は通している。

 本については、帯を頼まれることがとても多い。
 知らなきゃ書けないのでゲラか見本を送っていただく。
 それでも、忙しいときには読めないこともあるので、
 そのことについては、あらかじめお断わりしておく。
 ある程度読んでも、残念ながら、という場合もある。
 これも、ごめんなさいという気持ちはあるのだけれど、
 相性だとか、ぼくの理解力不足だとかもあるからなぁ。
 帯を書くと、いくらかのギャラももらうことになる。
 だいたいアルバイトの2日分くらいの稿料だから、
 一部の人が思っているような稼ぎではないですよ。

 映画についても、イベントやら本やらについても、
 薦めたいときには、思ったように薦めるだけだ。
 会ったこともない人のはじめて出合う作品でも、
 いいなぁと思ったら、勝手に書きはじめたりするので、
 ときには迷惑だと思われることもあるかもしれない。
 そして、つまらないとか思うものについては、
 なにも言わず、触れないようにしている。
 ついでに言うと、みんなが見たり読んだりしていても、
 ぼくが「まだ見てない、読んでない」もののことも、
 なにも言わないのだが、それはつまらないわけではない。
 まだ見てないまま20年が過ぎることもある。

今日から、また「ほぼ日手帳」の新デザインが出るけど、
これは、とてもいいに決まってるので、言っておきます。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ほんとに千年生きて、千年分のいろいろを見てみたいなぁ。


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