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2019-10-23

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・「どうして(スマホの時代に)ほぼ日手帳を使うのか?」
 一時は、ブームとかも言われていましたが、
 毎年使う人は増えて、2019年版は85万部にもなってます。
 「どうして」の理由はそれぞれなんだろうけれど、
 どういう答えになるのか、知りたくなって考えてました。

 そんなとき、ふと、どうしておなかがへるのかな? 
 ということを問いかける歌があるぞと思い出しました。
 タイトルもそのままで「おなかのへるうた」です。
 どうして…って? わかるわけもないんですよね。
 歌のなかでも、ああなのかな、こうなのかな、
 と考えているようずはあるのですが、答えはでてこない。
 歌詞のぜんたいをあらためて読むと、
 これは「どうして」のところにテーマがあるのではなく、
 「おなかがへったなぁ」という思いを歌ってるんですね。

 歌のなかには「けんかをするか、なかよしするか」と、
 「おやつをたべるか」というヒントしかありません。
 そういうことに関係なく、おながへることを、
 この歌の主人公はわかっているのですね。
 そして、たぶん、なにかたべたら、
 この「どうしておなかがへるのかな」という疑問も、
 消えてなくなるのではないでしょうか。
 なんというか、この歌にはほとんど意味なんかない。
 だけど、ぼくもそうだけど、
 おなかがすいたというときに、この歌を思い出したり、
 歌ったりしたことはありませんか? 
 これを歌ってどうなるものでもないのだけれど、
 思い出したり歌ったりしちゃうんですよね。
 なんかねー、こういうのがいい歌なんだよなぁ。

 詩は、まどみちおさんかな? 
 そしたら、ちがった、阪田寛夫さんでした。
 「サッちゃん」の作者で、芥川賞作家の。
 ぼくは最近『わが小林一三』を買ったばかりでしたよ。
 さすがなんだよなぁ。

 「ほぼ日手帳」について考えることから、
 すっかり寄り道して歌のことになってしまいましたが、
 これはこれでたのしかったし、さらに考え続けます。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「どうして」について、それを考えること自体がたのしい。


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