ほぼ日カルチャん

画家が見たこども展

ミュージアム

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かわいい! けどそれだけじゃない、子どもへのまなざし

ツルキ

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たとえば、ぜんぜん知らない誰かが
撮った子どもの写真や動画、
かわいくて何度も見ちゃうこと、ありませんか?
Twitterにアップされている
子育てマンガって
自分に関係なくてもついつい読んじゃいませんか?
私はそういうタイプです。

三菱一号館美術館の
開館10周年記念展として
開催されている「画家が見たこども展」。
19世紀末ごろにパリで生まれた
芸術家グループ「ナビ派」の画家たちを中心に、
子どもを描いた作品が集まっています。

この展覧会には、
いまの親たちが思わず
シャッターを押すのと変わらず、
愛おしい子どもたちの瞬間をとらえた
絵や彫刻がたくさん並んでます。
ほんとうに、ただただかわいい。
心なごむ。

画家たちが子どものために描いた
塗り絵や物語の挿絵もあるのですが、
こちらもすごくかわいらしくて、
愛に溢れている感じがして、
胸がきゅっとなります。

その一方で、
冷徹なまでの観察眼で描かれた作品も
たくさんあります。
たとえばフェリックス・ヴァロットンという
画家の木版画。

「可愛い天使たち」と
名付けられたその絵には、
どこかの街角、たくさんの子どもたちが
わらわらと誰かを囲んでいる姿が。
ころころしててかわいいなあ、と
よく見てみると、
子どもが囲んでいるのは
警官と、連行されていく人‥‥。
かわいい! 天使! だけじゃないところも
たしかに子どもの一面だよなあ、
と妙に納得してしまうのです。

この展覧会、
グッズも気が利いていて、
ヴァロットンの作品の一部を
立体的にプリントした
サコッシュがワンコイン(500円)の
カプセルトイになっていたりします。

ちなみに、
三菱一号館美術館に行くなら
美術館に併設された
「Café 1894」に寄るのもおすすめです。
天井が高くて、クラシックな雰囲気で、
ゆったりできますよー。

基本情報

画家が見たこども展

会期:2020年2月15日(土)~ 6月7日(日)
開館時間:10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
(祝日を除く金曜、第2水曜、4月6日と
会期最終週平日は21:00まで)
休館日:月曜休館
(但し、祝日・振替休日の場合、
開館記念日4月6日、
会期最終週6月1日と、
トークフリーデーの3月30日、
4月27日、5月25日は開館)

※新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止のため
2月28日から臨時休館となっています。
開催状況については、
公式サイトをご確認ください。

公式サイトはこちら