ほぼ日カルチャん

ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター

ミュージアム

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見ているはずの、見えていない世界。

フジー

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※2020年2月末に新型コロナウイルスの影響で
会期途中で中止となった展覧会が
ただいまアンコール開催中です。

ソール・ライターという写真家の名前を知ったのは
2017年でした。
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催された日本初の彼の回顧展に行った友人が
すこし興奮した様子で教えてくれたことがきっかけです。
その回顧展は、写真展としては考えられないような異例の集客で
当時大きな話題となったのを覚えています。
でも、残念ながらわたしは行けませんでした。

そのソール・ライターの2度目の写真展が
いまふたたびBunkamuraで開催されています。

最初の写真展がなんであれほどまでに人を惹きつけたのか。
彼の写真に、日本人の心に響くなにかがあると言われれば
なるほどそうだな、とも思えてくるのですが
彼の写真を見れば見るほど、そういう説明が向かないように感じます。

彼の目を通して見えている世界を見せてもらう。
そこに身を委ねてみたらいい。そう思います。
ガラス越しだったり、雨や雪が降りしきっていたり、半分が影に覆われていたりと、
写されるものはなにかぼんやりしていて、
だからこそ温かさがあり、
そして彼が見つめる人も生きものも、一緒に写り込むさみしさも含めとても魅力的です。
彼が対象を見つめる眼差しに
静かでやさしい愛を感じずにはいられません。

自分の目の前にも同じようにあるはずの世界が
彼の目を通すとこんなに美しかったんだと気がついて
少し大げさに言えば、世界を信じてもいいような気持ちになる。
そんな展覧会です。

基本情報

ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため
2020年2月28日以降の開催が中止になっていましたが、
【アンコール開催】が決まりました。

会期:2020年7月28日(水)~9月28日(月)
休館日:8月18日(火)、9月8日(火)

会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
*金・土曜日の夜間開館はありません。

◎8/8(土)以降の土日祝日に限り
チケットの購入とは別に、日時予約
【オンラインによる入場日時予約】が必要です。
くわしくはこちらのご案内をお読みください。

公式サイトはこちら