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<心から心にものを思はせて> 前回お読み下さった私の野望が もしかすると、こんな形で実現可能かも と、すっごく嬉しくなったことがございました。 今回は、そのあたりのことを お話しさせて頂くことと致します。 先日、マイクロソフトの古川会長が パネラーの一人をつとめられた討論会を聴講し、 初めてお話しを生で聴かせて頂く機会に恵まれました。 古川さんのことを知ったのは、 もちろん、ここ「ほぼ日」の 「Yeah!Yeah!Yeah! マイクロソフトの古川会長がやってきた」 のコンテンツでです。 えっ、まだお読みになってらっしゃらない。 それは、もったいないことです。 私はMac派だからですか。 私もMac派ですけれど、お薦めしますよ。 一人の人の中に、ここはいいなぁという部分と ここはいただけないという部分って 必ずあると思うのですが、 いただけない部分に引きずられてばかりいると、 後からしまったと思うことがある気が致します。 絶対、損はさせませんから大丈夫ですってば。 ぜひ、行って下さいませね。 で、話しもどしますね。 ぐいっとマイクを引き寄せて、 そこで古川さんがおっしゃったのは、 「インターネットで発表された作品を 読んだ人たちが良いと思い、 一人1000円づつ出しあったお金を集めて 出版することだって、できえるんだよ。」 と、いうことでした。 実現することを本気で願っている私の野望には、 費用を捻出できない限りあきらめざるを得ない 悩みどころも確かに持ってございます。 そこに「自費出版」ならぬ「他費出版」が いずれ可能になるかも、という一言です。 私は、ガツンと嬉しい衝撃を受けました。 以前、中小企業の社長が自社製品のアピールなどを行い、 感銘を受けた人たちが電話をかけると 1件あたり決まった金額が振り込まれる方法によって 倒産の危機から脱するチャンスがある 韓国だったかのテレビ番組の紹介を観たことがありました。 この時も十分驚いたのですが 古川さんがおっしゃったやり方が現実になれば、 今まで、なんのつながりもなかった人たちが、 『される側』の創られた表現を核に集まり、 わっしょい、わっしょいと、 世の中に送り出すお祭りをして、 終わると、また散っていくってことも、 できるようになるのです。 みなさんもご存じの通り、 ネットは、自分の物理的に近くの人だけでなく、 今まで知るよしもなかった 遠くにいる人たちのことも教えてくれます。 メールは、そうして知った人たちにも 声をかけられるようにしてくれました。 つい5年程前、 想像だにしなかったことが、 今の当り前になっているのです。 古川さんは、 「今までは、技術に表現するものを合わせてきたけれど これからは逆に、 どんなものを表現したいのか言って欲しい」 ともおっしゃってらっしゃいました。 そういえば、最近、大きな一歩になることを予見させる 「特許を取得する場合、 通常は有機物体としての『物』であることが 条件となるため、特許庁はこれまで ソフトをディスクに入れた『物』という状態でなければ ソフトに関する特許を認めてこなかったが、 コンピューターのソフトウエアそのものを 今後は『物』と認めます。」 といった内容の記事も読みました。 制度も技術も概念も、 サポートするものですから 今の状態が揺るがないものではなく、 どんどん変化していくのです。 もとになるのは、白洲さんが御本の中でおっしゃっていた 「心から心にものを思はせて」。 すべては、ここからはじまるのです。 それでは、今日はここまで、です。 ひとつ |
2000-07-26-WED
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