【読み方】

仏師 = ぶっし
運慶 = うんけい
快慶 = かいけい
金剛力士 = こんごうりきし


【運慶】

鎌倉前期の奈良仏師の代表。
東大寺、興福寺の復興時に、
彫刻で貢献。
運慶の属した仏師集団は、
「慶派」とよばれ、
他に、快慶、
湛慶、定慶などがいる。


【夢十夜】

夏目漱石の『夢十夜』の第六夜に、
運慶、登場。

運慶は土に埋まっている
仏像を
彫りだしているだけだといって、
木を彫ってみるが、
明治の木には
仏像は埋まっていなかった、
云々、という話である。
[閉じる]
イラスト:小松紘子
問題文中のイラスト:トレース・ローズ
協力:大沢和宏
(C)Hobo Nikkan Itoi Shinbun