KAGUCHI
カナだから、の手紙

あみぐるみ編NO1【はじめてのくま】

岩松了さん演出の舞台『かもめ』を終えた
カグチヒナコさんは、小林薫ちゃんや田中裕子さんと、
元日のTBSテレビで、
久世光彦さん演出の『あ・うん』に出演。
ま、入れこむタイプのひとだけに、
忙しかったというか、余裕ないというか、
「カナだから、の手紙」もお休みしていたわけです。

休んでいるうちに筆無精になるのは人の常。

しかし、ぼくがやりたかったことを、
「どれどれ、かしてごらんなさい」と、
自分が始めてしまいました。

そうです。ぼくがやりたかったのは、これです。
「あみぐるみ」です。
しばらくは、どういうわけか、
このページは「あみぐるみ」の紹介になるんです。
もちろんテキスト原稿は、ぼくが書きます。
カグチ先生、筆無精モードに入ってるから。

第一回制作 「はじめてのくま」 18cm 1999.11/25完成




とにもかくにも、最初の作品であります。
「あたまから作っていって、手や足を作って。
からだぜんたいを・・・
(立ち上がろうとする)
くっつけはじめたときくらいから、
どきどきしてきました。
(みかんを取りに行く。みかん、食べる)
あっというまに5〜6時間経ってしまうんですよ。
できると、次が早く作りたくなるんですけど、
セリフをおぼえる時間がなくなっちゃうんで、
そこでひとまず中断しました。
いちばん苦労したところ?
(お茶をいれる。お茶をのむ)
毛糸屋さんを探すのに、いちばん苦労しました。
いまって、毛糸屋さん、ほんとにないんですよ。
(柿の種を探しに行く。柿の種を食べる)
ここだ、と思って道玄坂に行ったじゃない。ポリポリ。
あの時はがっかりしたなぁ。生地だけの店だったもん」

参考にしたのは、
高森共子先生の著書『あんでね あみぐるみ』などです。

また、次の作品は、すぐ近々に掲載します。

1999-12-10-FRI

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