KAGUCHI
カナだから、の手紙

<最近困っていること(大と小)。>

あ〜、ちょっとご無沙汰してしまいました。
ほんとはず〜っと暇にしていたんですけど
あいだがあいちゃうと書きにくくて。
ほんとにスミマセン。

ほんじゃ、まっ、最近困った事でもひとつ。
今ワタシは、築30年のマンションに住んでいるんですけど
出るんですよ〜、ゴキブリが。
この冬から春にかけて特に活躍がめだつんです。
いわゆる真っ黒でピカピカしたゴキブリじゃなくて、
薄い茶色で、
「わたしは、そんなに悪いものではありません、
食欲なんかぜ〜んぜ〜んないんですから」
みたいなひ弱な小さい方達なのですが、
ゴキブリはゴキブリ。

見つけたらただではすまさん! っと
主婦カグチは、スリッパとか、
キッチンペーパー片手に戦っておりますの。
まっ、10匹のうち8匹ぐらいの確率でいけると思う。
うん。

もちろん「ゴキブリホイホイ」もちゃ〜んと使っていて
朝起きたら必ずチェック。
おお〜っ、新しいのがはいってると、
うっすら喜びさえ感じるくらいなのです。
でもねぇ、意外とあの方達、あたまがイイらしく。
「ゴキブリホイホイ」の<天井>を
平気で通過していく方を目撃してから
何か良い方法はないものかと思案しているのです。
どなたかこれ読んでる主婦の方、
お知恵をお貸しくださらないかしらん。

そーだ、あと、あと、ネズミも出たんです!
これは、うちの旦那様が
朝方まで仕事している最中に目撃して
「おい、ちっちゃい黒いネズミが
 洗濯機方面から食器洗い機方面に通過して行ったぞ!」
って言うわけです。
ひえ〜!
どうも隣の取り壊されたマンションから
引っ越してきたらしいんですね。

そのうちマンションの管理会社が派遣してくださった
ネズミ駆除のお兄さんが「金網」持って我が家へも登場。

一生懸命、食器洗い機の隙間に金網差し込んでいる
お兄さんの背中を見つめながら
『・・・そ、そんな金網ごときで大丈夫なわけがない。
 第一、金網で塞いだあとに、
 部屋の中にネズミが残っていたらどうなるのだろう?
 帰るに帰れないじゃないか』
と思ったワタシは、無事作業を終えたお兄さんに

「もし、この後ネズミが出たらどうすればいいですか?」
と聞いたら
「じゃぁ、これを置いていきましょう」と言って
大きなゴキブリゾロゾロのようなもの(屋根のない)を
取り出したの。

もうそれは見るからにネバネバしていて糸までひいている。
「わぁ〜、それ強力そうでイイわねぇ」
と受け取ろうとした瞬間。
まてよ・・・・・・・
ということは・・・・・
このネバネバの上にネズミがくっついて暴れるってことだ。
しかも苦しそうにチューチュー泣くわけで・・・・
う〜〜む。
そんなのが2つも3つも捕れた日には・・・・・
こ、恐すぎる。

「ちなみに、それでネズミが捕れたとして、
その後それはどうすればいいんですか?」
とまだ聞くワタシ。
「大丈夫。フロントに持ってきてくだされば
処分しますから」ってお答え。
えっ、じゃぁ
チューチュー泣いて暴れるネズミと一緒に
エレベーターに乗るってこと?!

というわけでそれは無しになりました。

今日の読売新聞の夕刊によると
どうもクマネズミという種類らしい。
見出しに「都会のネズミは強敵だ。薬、ワナもお見通し」
と出ていた。
う〜〜む。奴らは手強いのだ。
どうするべきか・・・・・
こんなことで悩んでいるワタシって
とても平和で暇ってことかなぁ。
次回は、もうちょっとキレイなお話ができますように。
これだけ書くのにも、ひさしぶりなので
すっごく時間がかかってしまいました。
じゃ、おやすみなさいませ。

Hinako Kaguchi

1999-03-16-TUE

BACK
戻る