KAGUCHI
カナだから、の手紙

<写真のみカグチヒナコ>

もうすっかりこのページの大家さんのように
なってしまったカグチヒナコさんですが、
今日(1月7日)は、北海道にいるはずです。
竹中直人の会公演「水の戯れ」は、
札幌の道新ホールで、7日と8日。
そして、その後は、
大阪・近鉄小劇場(06-6771-1009)
で1月11日〜17日まで。

てな状態ですが、
下北沢の本多劇場で、終演後に集めるアンケートのなかに、
「ほぼ日で知って観に来ました」という回答があった
ということが、えらくまたカグチさんを
ゴキゲンにしたようでした。

そんな旅ガラスのカグチさんも、
お正月はゆっくり休息ができたわけでありまして、
そういえば、昼寝と食事と読書の合間に、
何枚か写真を撮っておりました。
この写真があると、ワタクシが書いた
<墓のなかの正月やすみ> という原稿に、
説得力が増すのではないかと思い、
また大家さんに間借りして、このページに
偉大なる墓地のようでもあるホテルの写真を
掲載することにいたしました。


a.
庭のプールからロビーを見たところ。
エジプト・アブシンベルの遺跡を思わせる。
南国にしては色彩が強調されていない。
(パンフレットより)


b.
斜面を利用して建築されているために、
いつも「高さ」が感じられるようになっている。
これは、レストランを外側からながめた写真
(パンフレットより)


c.
コテージ。部屋はすべて、このスタイルで、
ぜんぶで35室しかないらしい。
だから、ゲストの名前は従業員にほぼ憶えられている。
左に部屋についているおおきなベランダが見える。
(カグチ撮影)


d.
ベランダ。四阿のようなベッドがでーんと据えられている。
借景360度ってかんじ。
日本のティーンも活動を休止して、ひたすら寝る。
(カグチ・撮影)


e.
コテージの中庭の壁面にあるシャワー。
この苔は尋常でない感じがするが、
おそらく苔のつきやすい建材を選んであるのだろう。
古い石塔のような趣がある。
(カグチ・撮影)


f.
オイルマッサージにかかる日本人中年男性。
気持ちよくて、また眠くなる。
(カグチ・撮影)


こんな1週間を過ごした後、すぐに、
雪の札幌に旅だったカグチヒナコさんでありました。
(臨時第5回・完)

 

1999-01-07-THU

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