ほぼ日ハラマキ PRESENTS しょうがの お勉強。
高知・しょうがシロップの旅 編
その16 桐島畑のジンジャーシロップ。

写真を見つつ、高知取材の報告会が続いています。
山下 さあ、日付が変わりました。
あやや この日は朝からの取材です。
山下 次にお邪魔した
しょうがシロップの生産者さんは‥‥?
コイケ 「桐島畑」さんです!
あやや 桐島畑のジンジャーシローップ!

山下 訪れたのは、こんな場所でした。

イトイ これはなかなか山深い。
あと、コイケちゃんがよろこんでますね。
コイケ はい(笑)。
イトイ 山でよろこぶ女性は、美しいですね。
山下 はい(笑)。
ここは高知の街からもだいぶ離れた、
四万十川中流域の山あいでした。
コイケ 出迎えてくださったこちらが、
「桐島畑」の桐島美郷さんです。

あやや そしてぇ‥‥
おかあさんのもんぺの間から顔を出したのは‥‥

コイケ こうへいくん!
あやや 桐島美郷さんのお子さん、こうへいくんです!
イトイ すばらしいお出迎えじゃないですか。
コイケ もう、取材のあいだずーっとかわいくて(笑)。
あやや 柴犬みたい。
イトイ ほんとだね、柴犬のかわいさだ(笑)。
コイケ 美郷さんは以前東京で、
日比野克彦さん
アシスタントをされていたんだそうです。
イトイ あ、そうなんだ。
コイケ 『おめでとうの1年生』をつくったときも
日比野さんのところにいらしたそうですよ。
イトイ じゃあ、まだ日比野くんが新人のころだ。
へえー。
で、いまは高知で農業を。
あやや はい。
もともと高知ご出身なので、
戻ってきて農業をされていることになります。
山下 右にいらっしゃるのが
ご主人の桐島正一さんです。

あやや ちょっとシャイなだんなさまでした。
イトイ 「桐島畑」さんは、
しょうがシロップだけをつくっている
わけではないですよね?
コイケ そうですね、
基本的には農家さんなので、
ほかにもいろいろなお野菜をつくられています。 
山下 お仕事のなかのひとつに
しょうがシロップづくりがある、と。
あやや この日も、
お知り合いの農家の
乾燥しいたけの設備を借りて、
シロップづくりをされていました。

イトイ はたらく人がわりといらっしゃいますね。
コイケ シロップづくりは
いつも4名ほどのお手伝いで
つくられているそうです。
山下 おもしろかったのが、この釜ですよね。

コイケ 対流式の釜なのだそうです。
山下 釜ぜんたいが二重になっていて、
ボイラーから送り込まれた蒸気が
この釜を対流することで加熱する、と。
あやや 蒸気で加熱するので、
焦げることがない、と。
イトイ ほお。
山下 スライスしておいたしょうがを
この釜に入れて。

イトイ こんなにたくさん‥‥
たいへんなんですよ、ここまでの作業も。
山下 前日にみなさんで仕込まれたそうです。
ここに、水を入れまして。

山下 ここからじっくりと煮ていきます。


イトイ 「桐島畑」さんは水を加えるんですね。
コイケ はい。
水だけで、砂糖はまだ入れずに煮ていました。

イトイ そうですか、砂糖を入れずに。
やっぱりそれぞれに、
つくりかたが違うものですねぇ。
山下 というわけで、
しばらくはしょうがが煮えるのを
待つことになりますので、
その間、桐島さんのご実家や畑を
見せていただくことになりました。

コイケ こうへいくんもいっしょに、車に乗って。
あやや まずはご主人のご実家へうかがいました。
山下 こちらがご実家です。

イトイ ああー、いいなぁ‥‥。
山下 正一さんのお母さんと。


山下 お父さんです。

イトイ かっこいいよね。
山下 で、このご実家の裏の、山の側面に、
「しょうがのつぼ」があると。
イトイ つぼ。
山下 洞窟です。
しょうがを保存する洞窟。

コイケ お友だちの力を借りて
みんなで掘ったとおっしゃってました。


山下 洞窟の中は1年を通じて
約16度の温度が保たれているそうです。
あやや たくさんありましたよー、しょうが。

イトイ ようするに、室(むろ)ですよね。
なるほど、
しょうがの室は、こうなってたんですね。
山下 洞窟から出たら、
こうへいくんが走り回ってました。


イトイ 柴犬のように(笑)。
あやや かわいい〜〜(笑)。
山下 いっしょに遊ぶ美郷さん。


イトイ こちらの美郷さんというかたは、
日比野くんのところから
どのようにして
ここにたどり着いたんでしょう‥‥。
その道のりには、ちょっと興味があるかも。
あやや あ、そこはイトイさん、
このあとの写真を見ながら説明させてください。
イトイ ほう。
あなた、目が輝きましたね。
あやや はい。
ドラマが、ドラマがあるんですよ〜。


(ドラマって? つづきまーす)

2010-11-11-THU

「桐島畑のジンジャーシロップ」ご購入方法

200ml入り630円(税込)、400ml入り1150円(税込)

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現在のところ下記のお店で通信販売を行っています。
ただし品切れの場合もありますので、
詳しくはそれぞれのサイトでご確認・お問い合わせください。

「四万十とおわ道の駅」
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※2010年11月現在、こちらのブログで
 商品の販売は行っておりません。


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