ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

152.カラス。

これは、ガンジーさんじゃなくて、ぼくの考えなんだけど、
東京都のシンボルマークは「カラス」に
したらいいんじゃないかと、ずっと思っていた。

都会の迷路を、空中から見渡し、
賢く力強く生きる方法を見つけていく。
カラスこそが東京の都市生活者のシンボルだと、
本気で思っていた。
熊野神社のヤタガラスなんて、
サッカー協会のマークになってるくらいだしねぇ。

しかし、ま、実際には逆で、
カラスのステーキはうまいぞ、とばかりに
害鳥のシンボルになっている。
それもひとつの考えだけれど、
カラスが都民の敵というのはわかりやすすぎて、
かえって怪しみたくなる。
東京では、ハトのほうが害鳥だという意見もあるよね。

ガンジーさんも、カラスで、ちょっと思ったらしい。
同じタイプのひねくれ者だったのか、と、
ちょっとおかしかったです。

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「白黒つけろ!」


タスデ美はカラスを嫌う。 
猫をいじめる、というのが理由らしい。
(寄ってたか? って、いや寄り道しなかったよ)
よってたかって仔猫を食っちゃう、と
残酷な物語を頭の中で書いてるようだ。
(ふつうは頭の表皮を掻くけど?)
ゴミを(あした出す?) 
あさっているところを目撃してるからだろうね。
カラスに同情するなぁ。

カラスを嫌う人は多いようだ。
イソップ物語に出てくる、ずるい習性と、
黒という色の所為だと思うが、
あの鳴き声も気味がわるいね。
ホントはクルマ好きなんだろうけど。
(カー、カーって)

でもひょうきんなところもあって面白いけどなぁ、
カラス嫌い(食わず)なんだね。
タスデ美の風呂はカラスの行水だ。
口のうるさい人のこともカラスに例えられる。
いわば彼女と同類、だから嫌いなのかな?

人家の屋根で鳴いてると、
その家の人が死んだ、なんて不吉な話しもする。
カラスはいつも損な役回りだね。 
墓地の営業マンはカラスを手下にしてるかい?

日本人だけかもしれないけれど、
悪者の存在を確かめて人々は安心するみたい。
みんなが近所の悪者を探す。
職場でも、家庭にも入り込むウイルスだ。
それを除去してほっとするが、また次ぎの矢を構える。
ガンジー家の近所にも、
派手好きの奥さんが主宰する放送局があり、
日々賑やかだったが、その人が越して、また次ぎが現れた。

見方をかえると、とても面白い現象だね。
タスデ美をはじめ、多くのおばさんたちの生きがいだ、
息、(言う)害だ!
(こんなん駄洒落か?人前にだじゃれねぇぞ!)

♪〜カラスなぜ泣くの?♪、
泣きたくなるよなぁ なぜそんなにいじめるんだ?
黒がそんなに悪いのか?く
ろうと、ともいうぜ、専門家のことをさ。
白鳥には湖があるが、カラスに祖国はない! 
いつもからす(空ら巣)だ!
差別をするなっ! キャベツも食ってるぞ!
興奮しちゃうなぁ 便秘が通じて、好糞だったもんで。

あ、またいきたくなっちゃた、
今度はゲーリー 食う、パー かな?


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『カラスカラス』という歌、ぼくは作詞しているのですが、
ガンジーさんに送っちゃおうかなぁ。


(つづく)

2001-01-24-WED

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