ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

28.構えちゃいけない。

「ほぼ日」読者の反響は、メールでもわかるけれど、
毎日サーバーから送られてくるログでもっとわかる。
この、ガンジーさんの『the親戚新聞』にある数字は、
いまでは、さらにずっと多くなっている。
おおぜいの人たちが応援してくれているのを、
一度だけガンジーさんに報告した。
「つながる」ってことの実感が伝えたかったのだ。

さっそく、それについての社説が、
『新聞』に掲載された。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆「パソコン讃歌」その2

今日から 美紀のだいじな人 正嗣君 
その職場へもこれを届ける。 
いそがしい毎日の彼には
会社の方があるいは読む時間があるやも..。

一昨日 朋教授が 新しいねずみ君の調教を。
”お腹が痛くなった ノート型はどうも..”
といいながらも
完璧にこなしてくれた。

元気になった ねずみ君 じつに素直に働いてくれる。
さて PCの所有者は若年層に多く 
それもリッチな階層だと読売に出てた。
その日暮らしの人々にとっては 縁のない品物だろう。

その社会的に ある程度以上の人達が 
毎日6000人もみてくれている。 
と 糸井氏の言。

この小さな ”親戚新聞” をだ!

えっ そんなに? 俄かには信じられない数字だ。
ほぼ日全体へのアクセスは 20万を越すらしい。

肉眼にみえない数のおそろしさ 
北京.天安門広場をうずめて 
なを余りあるほどの多勢の人々が毎日みてる
とおもうと このPCの凄さを おもいしらされる。

チラっとみる人 斜めに速読する人 
いろいろだとおもうが
数の多さに驚かされる。 
広大な範囲ということも。

諸君 この小さな 親戚新聞 が
6000人もの人にチラ読にせよみてくれているのだ。
いかに自分勝手なガンジーでも 
これはちよっと構えたくもなろうというもんだ。

歌舞伎役者が 見栄をきるように
”あ...山椒は小粒でも あ..
ぴりりと 辛いわぁ〜い”

でも それじゃ
何万人が読もうとも 我が道をゆく 精神に
はずれる。 

組織の原点である夫婦 その夫婦愛 家族愛を大切に
かといって排他的ではなく おおらかにいきたい。

コンビニと 救急車のおかげで 
近所づきあいが なくなり
自分の好きな人とだけ 気がねなくなく付き合えるのも
PCのよさだね。

食わずぎらいの 好き嫌いではなく 
まったく面白くない人もいるからなぁ。 
教育上よからぬ発言だけどね。
諸君はすでに成人している おとな だ。 
その辺のところを
ご理解いただきたい。
   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「まったく面白くない人もいるからなぁ」って、
もし、テレビのキャスターとかが言ったら、
総攻撃受けるかもしれないよなぁ。
ガンジーさんならではの、裸な発言は、
あくまでも家族に向けたものではあるけれど、
ぼくなんかも、つい、笑いながら拍手したりもしてます。

全員に好かれようとしない。
これは、ガンジーさんの『the親戚新聞』購読者が、
主幹から学んでいることだ。ぼくも、ね。

(つづく)

2000-09-21-THU

BACK
戻る