Drama
長谷部浩の
「劇場で死にたい」

高度3600mの都市(その1)

糸井さんお久しぶりです。
学校が夏休みになったと思ったら、
気の張る原稿が続いて、
なかなかコウシンを送れませんでした。

実は、今月の23日からチベットのラサに行ってきます。
BeSeTo演劇祭(北京“Beijing”、ソウル“Seoul”、
東京“Tokyo”の頭文字をとった三国共同の演劇祭です)に
参加するク・ナウカが
「天守物語」を、ラサの野外で公演します。
それに随行というか、見届けにいかないかと急にいわれて、
「あ、いきます」
といってからが、原稿を書きためたり、
雑用を片づけたりで、
慌ただしくなってしまいました。

今も、ネット上でも読める
『久保田万太郎の四季 秋、その二』24枚を
書き終わったところです。
月曜まで、もうすこしがんばらなくては。
私の家は今どき、クーラーがないという
摩訶不思議な家なので、
高度3600メートルに涼みにいってきます。
通信事情がわからないので、
久しぶりにメールのない暮らしに戻ります。
カメラは持っていくつもりなので、
戻ったら報告を書きますね。
高山病が恐いとさんざん脅かされているのですが、
まあ、なんとかなるでしょう。
それでは、また。

1999-08-26-THU

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