Drama
長谷部浩の
「劇場で死にたい」

180秒の革命 その2



芸大身体表現論、パフォーマンスの第2弾。
7月9日にも、三ユニットが180秒の作品を発表しました。
コスモス食堂わきの斜面、校舎の吹き抜け、廊下のくぼみ。
場所の選び方も、それぞれで
7月2日にも負けないレベルです。

 
左から、茨城の自然を相手に、からだひとつで、
ふしぎなおかしみを見せた
小文間5000。取手校の地勢を作品に引き込みました。





まん中は、初対面。4階まで吹き抜けになった校舎。
一階部分の床面で行われるパフォーマンスを、
上部から観客は見下ろす趣向。
赤い点々は、小さな3000個のゴムボールで
ラストに最上階から降ってきます。
寓意にとんだ作品です。

 

右は、ぶどう糖闘液糖塔。場の盲点になった暗がりで、
写真にはとらえがたい個のからだが
分子のようにひしめいていました。

写真からも熱気のようなものが伝わってきます。
これで今期の「身体芸術論」の発表が終わりました。
はじめての集団作業で大変だったと思いますが、
期待に充分すぎるくらい応えてくれました。

1999-07-23-FRI

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