それではさっそくアンケート結果を
ご報告していきましょう。
1回目の今回は、答えてくださったみなさんの
基本的なプロフィールについて。
すなわちそれは、「ほぼ日」読者の
平均的なプロフィールということになりますね。
これを読んでくださっているあなたは、
「平均的な読者像」にくらべて、どうでしょうか?
まずは、アンケートに答えてくださった方の
男女比から発表いたします! じゃじゃ〜ん!



ざっくり言って、7割が女性です!
へー、へー、と、スタッフ一同は思っているのですが、
みなさんの予想はどうでしたか?
いただくメールなどから、
女性読者が多いなあとは思っていたのですが、
7:3だとは思いませんでしたよ。

もちろん、この数値はあくまでも
「アンケートに答えてくださった人」が対象なので
「ほぼ日」読者の男女比を
完全に集計しているわけじゃないんですけどね。
ほら、ちょっと偏見かもしれないですけど、
アンケートにきちんと答えてくださるのって
女性のほうが多そうな気がしません?

さて、続きましては、年齢の分布を見てみましょうか。
「ほぼ日」読者の年齢って、どんな感じ?




お、これは、なんとなく予想通り。
20代と30代が多いんですねー。
40代以上の方もけっこう多いです。
いわゆる「オトナ」が多いという感じでしょうか。

ちなみに、「ほぼ日」読者の平均年齢って、
いくつくらいなんでしょうね?

この年齢のデータは、
5歳刻みの数値を選んでもらう形式だったため、
厳密にいえば平均年齢は算出できないんですけど、
ざっくりと計算してみました。
詳しくいうと、「0〜14歳」は「7歳」、
「15〜19歳」は「17歳」というふうに、
5歳刻みの数値の真ん中をとって計算したのです。
そうするとですね‥‥‥‥。

男性:29歳  女性:31歳

このような結果となりました。
ま、だいたいこんな感じなんだな、というふうに
とらえてくださいませ。

さて、おつぎは職業、行ってみましょう!
アンケートを実施したときにも書いたのですが、
こういう、「アンケートの選択肢にある職業」って、
どうしてもおおまかなものになってしまって、
「自分がぴったり当てはまるものがない!」
っていうことになっちゃうんですよね。
しかし、あんまり細かくするわけにもいきませんから、
無理を承知で職業を
「会社員、自由業、主婦、学生、無職」
の5つに分けて、答えてもらいました。
結果は、このようになりました!




なんと、会社員が半数以上
そういえば、過去に連載した
『オトナ語の謎。』という
ビジネスマン向けのコンテンツは
異常なほど盛り上がりましたもんね。

学生の方も、少ないとはいえ、
全体の2割弱を占めています。
年齢の分布と合わせて考えてみると、
大学生の読者がけっこう多いということでしょうか?
1週間に2回配信しているメルマガ、
「ほぼ日デリバリー版」には、
就職を控えた大学生や、大学院生からのメールが
けっこう届いていますので、
それも納得できるところです。

さあ、ここからは、「ほぼ日」読者の
ライフスタイルをさぐってみましょう!

まずは、「何時に起きるか」です。
平日と休日に分けて質問してみました。
下に示した棒グラフは、
青いグラフが「平日の起床時間」を、
オレンジ色のグラフが「休日の起床時間」を示しています。



ああ、やっぱりみんな、平日は早起き
1位がダントツで「7時起床」、
それに次ぐ2位は「6時起床」です!
会社員が多いからか、けっこう早いですねー。

一方、休日はというと、みなさん、
「7時」くらいから「12時」くらいまでのあいだに
ゆるゆると起きてらっしゃるようです。
まあ、せっかくの休日ですから、のんびりしたいですよね。

さてさて。
じゃあ、「寝る時間」はどうなんでしょうか?
こちらも平日と休日に分けて質問してみました。




あれ?! 平日と休日に、ほとんど差がない!
「起きる時間」は、平日と休日ではぜんぜん違ったのに!
ということは、なんだ?
平日は「がんばって起きてる人」が多いっていうか、
単純に「睡眠時間が少ない」ってこと?
ん? それってふつう? ふつうじゃない?

なんだかよくわからなくなってきましたので、
つぎの質問に、行ってみましょう。
「あなたが自由にできる時間は1日何時間?」です。
これは、平日について訊いてみました。
いったい、人は、平日のどのくらいの時間を
「自分が自由にできる時間」だと感じているのでしょう?
答えは、こちらです!



あ、そうですか! 
「3時間」が1位で、「2時間」が2位!
そっかー、少ないんですねー、自由時間。
まあ、「5時間」や「6時間」と答えてくださった方も
けっこういらっしゃるんですけど‥‥。
そっかー。へー。忙しいなあ、現代人。

それで、ですね。
今度は、その「自由な時間」に、
いったいなにをやって過ごしているのか、
ということを質問してみたんです。
平日と休日では、やることが微妙に違うのかなと思って
両方でそれぞれ「自由な時間になにをやるか」訊いてみました。
その結果が、こちらです!
ちなみに個々の項目の右にあるパーセンテージは、
全体のなかで何パーセントの人が
それをやると答えたかを表しています。
こちらは複数回答OKの質問でした。

  平日にすること 休日にすること
1位インターネットを読む74% テレビ番組を見る 58%
2位テレビ番組を見る65% インターネットを読む 58%
3位読書54% 買い物 55%
4位お風呂50% 読書 46%
5位ぼんやりする46% ぼんやりする 46%
6位食事45% 食事 45%
7位メール42% お風呂 43%
8位音楽36% 家事 41%
9位家事31% 家族につき合う 38%
10位雑誌28% 人と会う 37%
11位ゲーム27% 音楽 34%
12位録画したテレビ番組などを見る26% メール 31%
13位新聞26% DVDやビデオ 29%
14位マンガ26% 録画したテレビ番組などを見る 28%
15位インターネットに書き込む24% 新聞 26%
16位買い物24% ゲーム 25%
17位DVDやビデオ22% 雑誌 24%
18位家族につき合う21% マンガ 23%
19位お酒を飲む21% お酒を飲む 23%
20位人と会う20% その他の趣味 21%
21位勉強17% インターネットに書き込む 21%
22位その他の趣味17% 恋人につき合う 16%
23位つぎの日の準備15% 勉強 14%
24位ペットの世話11% つぎの日の準備 14%
25位電話10% スポーツ 13%
26位恋人につき合う10% ペットの世話 12%
27位習い事8% 電話 8%
28位スポーツ8% 仕事 7%
29位仕事6% 習い事 7%
30位その他4% その他 6%

へーーーー。ふーーーーん。ほーーーー。
それぞれの順位も興味深いですが、
平日と休日の過ごし方の差もおもしろいですね。

「買い物」は、
「平日だと16位」なのに「休日だと3位」。
一気に13ランクもアップしてますよ。
「人と会う」「家族とつき合う」も同様に
休日にランクアップしています。

「ぼんやりする」「食事」
平日と休日、まったく同じ数値で
同じ順位
にいるのもおもしろいなあ。
「ぼんやりする」は「食事」と同じくらい、
生活に欠かせない、ということでしょうか?

ちなみに、このアンケートをとったとき、
休日の場合は選択肢のなかに
「ドライブや小旅行」と「昼寝」を加えました。
「ドライブや小旅行」は「25%」の方が
「昼寝」は「35%」の方が、
それをやると答えてくださいました。

なんとも興味深い結果が出たわけですが、
さらに、です。
「自由な時間になにをやっているか」
ということについて、アンケートでは
もっと突っ込んだ質問をしてみたんですよ。

答えてくださった
「自由な時間にやっていること」に対して、
「それをたのしんでやっているかどうか」
ということをお訊きしたんです。
くわしくいうと、選択肢は
「それをたのしんでやっていますか?」
「それともふつうにこなしていますか?」
というふたつでした。

さあ、この結果がまた興味深いんですよ。
「自由時間にやること」の
ランキングとしては高い位置にあっても、
「たのしんでやっていること」じゃなかったり、
あるいはその逆だったり‥‥。

まあ、論より証拠。結果をご覧くださいませ。
「休日の自由時間にやっていること」のランキングに
「たのしんでやっている」「ふつうにやっている」
割合を付け加えてみました!



へーーーーー。ふーーーーん。そうかぁーーーー。
いやあ、おもしろいなあ。

「インターネット」は半分半分だけど、
「テレビを見る」はあんまりたのしまれてないですね。
「新聞」をたのしんでいる人は「23%」、
「家事」をたのしんでいる人は「18%」。
「ドライブや小旅行」や「人と会う」は、
ほとんどの人がたのしんでやっているんですね。

ちょっとことばは悪いかもしれませんけれど、
上のグラフで、青い部分が多いものほど
人はそれを「積極的にたのしんで」いて、
オレンジ色の部分が多いものほど
「惰性でなんとなくやっている」というふうに
とらえることができるかもしれませんね。
うーーん、おもしろいなあ。

あ。気づけば、ずいぶん長くなってしまいました。
今日のアンケート結果発表は、これまでにしますね。
明日は、さらに細かいデータを発表いたします。
どうぞ、おたのしみに!
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