パソコンとプロバイダをつなぐ回線
【ぱそこんとぷろばいだをつなぐかいせん】

説明

一般の人がインターネットにつなぐためには、
回線を使ってプロバイダにつなぐ必要があります。
従って、自分の住んでいる地域でサービスしている
プロバイダが、どんな回線のサービスをしているかで
選択肢が決まります。
(ごろん太)


現在は大きく分けて3つの方法があります。
(1)電話線を利用する方法
(2)有線放送線、光ファイバーなど
   新たに別な線を引く方法
(3)無線通信による方法
(じんげん)

個人用回線の代表例

回線の種類 通信速度 必要な装置
電話回線、有線電話を利用したもの
 ・アナログ回線 〜56kbps モデム
(PC本体に内蔵も多い)
 ・ISDN 64kbps、128kbps TA、DSU
 ・ADSL(xDSL) 1.5Mbps〜9Mbps
      (下り)
ADSL専用モデム、
スプリッタ
新たに別な線を引く方法
 ・CATV(ケーブルインターネット) 64kbps〜30Mbps
      (下り)
CATV専用モデム
 ・光ファイバー 1.5Mbps〜数Gbps 光専用モデム
その他
 ・携帯電話(iモード、EZWeb、J-SKY)


あんなことこんなこと

インターネットは、TCP/IPという通信プロトコルを用いる
ことで、接続する回線や機種を限定しないため、
世界中のネットワークを相互に接続し、
巨大な1つのネットワークになりました。
つまり、TCP/IPというルール
(TCP/IPということばで話すいう約束)さえ守れば、
どんな通信手段(線)を使っても良いということです。
例えば、電力会社が家庭に送る電力線に信号を多重して、
家庭用コンセントで通信をする実験が行われています。
信号さえ送ることができれば、線は何でも良く、
信号も音、光、電気、電磁波、何でもいいわけです。