BOOK
「ほぼ辞書」
【D】


DNSサーバー
【Domain Name System Server】
読み:でぃーえぬえすさーばー


説明

ドメインをIPアドレスに変換するサーバです。
元々インターネットでは
0〜255の数字を四つ組み合わせたIPアドレスで
サーバコンピュータを管理しています。
たとえば、192.168.0.31とかいう風に。
が、これではわかりにくいので、
サーバにドメインという名前を付けています。
(ほぼ日ならドメインは1101.com)
このドメインをIPアドレスに変換してくれるのが
DNSサーバです。
(じんげん)


DOS/V
読み:どすぶい


説明

おおざっぱに言えば、
「Windowsパソコン」のことです。
厳密には全然違いますが、
お店でパソコンを選ぶ場合にはこの解釈で
間違いありません。
(Ando.N)

DOS/V機と呼ぶのが正しい。
(koh)

あんなことこんなこと

昔、IBMがPC/ATという機種を発売した時に
内部の設計をすべて公開しました。
それに合わせて作られたパソコンがPC/AT互換機です。
規格自体は段々と変わりましたが、
現在でもPC/AT互換機と言われます。
DOS/Vというのは、アメリカ生まれで日本語を使うことを
考慮していなかったPC/AT互換機で
日本語を扱うために作られたMS(PC) DOS J x.x/Vのことです
(x.xにはバージョンの数字が入る。
マイクロソフト発売分 がMS-DOS、IBM発売分がPC DOSです)。
IBM PC/AT互換機でOSをDOS/Vにした物を
DOS/V機といいました。
ですから狭い意味ではOSがDOS/Vのパソコンを
DOS/V機といいます

当時の日本はNECのPC-9801シリーズの全盛期で、
PC-9801シリーズもPC-9801シリーズ用のMS-DOS
を使っていましたから、
それとの区別もあってDOS/Vと呼ばれていました。
その後NECが独自規格のPC98シリーズを止め、
PC/ATの規格を採用した現在のPC98NXシリーズを発売したため、
現在では一般に売られているWindowsパソコン=PC/AT互換機
と考えて構いません。
マイクロソフトはMS-DOSをもう売ってはいませんが、
日本IBMではPC DOS 2000 日本語版(/Vが省略されている)を
現在でも販売しています。
(じんげん)


DVD-ROM
【Digital Versatile Disc-Read Only Memory】
読み:ディーブイディーロム


説明

パソコンに使う情報(データやプログラム)のはいった
DVDのこと。
DVD-ROMはDVD-ROMドライブ(再生機)で情報を読むことが
できます。
(じんげん)

CD-ROMの最大650MBに対して、
DVDだと、最大13.2GB入ります。
つまりCD-ROM約20枚分くらいが1枚でおさまります。
現在レンタルできるDVDはDVD-Videoというもので、
このDVD-ROMの一種です。
(Shingo Omura)


DVDのマーク
(DVD-Videoのソフトについている)

関連する語句

DVDのうち
動画を記録した物がDVD-VIDEO
音声を記録した物がDVD-AUDIO
パソコンで使う情報が入っている物をDVD-ROMといいます。
(じんげん)

DVD-ROMはROM(Read Only Memory)とつくように、
読み込み専用で書き込めるようになっていません。
DVD-ROMを書き込めるようにした物には
DVD-RAMがありますが
普通のDVD-ROMドライブでは読めないので
PC-RWという普通のDVD-ROMドライブでも読めるようにした
規格も登場しています。
(じんげん)




あんなことこんなこと

正式名の「バーサタイル」とは、
「何にでも向く、多芸多才の」という意味。
最近では、PS2(Play Station 2)の
ゲームディスクにも使われている。
(幽鬼)

CD-ROMドライブでDVD-ROMを
再生することはできませんが、
ほとんどのDVD-ROMドライブは
CD-ROMを読み込むことが可能です。
(Koh)

DVD-Videoを見るためには、
再生するためのアプリケーションが必要。
(じんげん)

「こないだLA行ったときに買ってきたCD」は
CDウオークマンで聞けるけど、DVDはそうじゃない。
アメリカ発売のDVDは日本じゃ見れないように
機械のほうに仕掛けがあるんですね。
なぜだかは、家電業界の人か、映画業界の人に
聞いてください。
(Inmaru Tetu)


イラストレーション:たかま ひびき

 
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