ADSL
【Asymmetric Digital Subscriber Line】
読み:エー・ディー・エス・エル


説明

従来のアナログ電話線を2本使用する
高速デジタル通信方式。
電話局→利用者(下り)は1.5〜9Mbps、
利用者→電話局(上り)は最大16〜640kbpsと
非対称(Asymmetric)の通信。
(ごろん太)


DSLモデムを使って高速にデジタル通信をする方式。
電話局で音声通信とDSLによるデータ通信とに分けるので、
自分の地域の電話局がADSLに対応していなければ
使えません。
24時間使い放題になっています。
DSLモデムはレンタルのみでしたが、
最近売り切りの物が出てきました。
(じんげん)

あんなことこんなこと

ちなみに、普通のモデムは56kbps。
(ごろん太)


ISDN(デジタル)回線を引かずに高速通信を実現できる。

サービスは始まったばかりなので、サービス地域も
限られている上、ADSLモデムも高い。
普及と低料金サービスが待たれる。
(ごろん太)

2001年3月には、都市部が中心で料金も高かったので、
こんなこと書いていたのですが、
技術の進歩と普及は速かった!
なんと、11月末には利用者が120万人を突破しました。
夏には新規参入業者も増え、ほぼ全国的にサービスが利用
できるようになり、価格破壊が起こりました。
通信速度の主流も、
これまでの1.5Mbpsから、8Mbpsになろうとしています。
これまでより、ずっと安く常時接続、ブロードバンド生活を
楽しんでいらっしゃる方も多いことでしょう。
従来のアナログ(電話)回線のままサービスを受けられるの
がADSL魅力ですね。
交換局の条件等により、距離が遠すぎると通信速度が
上がらなかったり、
光ファイバーが引かれているとサービスが受けられない
場合もあります。
(ごろん太)


ADSLは
「DSL(digital subscriber line:デジタル加入者線)」に
よるサービスの一形態で(ほかにHDSLなんかがあります)、
ADSLのAは非対称(asymmetric)の頭文字です。
発音としては、
「エーディーエスエル」と続けて発音するのではなく、
エー、ディーエスエル」(アクセントはエーのところ)と
したほうが間違いが少なく、
ちょっとかっちょいいっぽいです。
(koh)

砂時計の穴を2つにしたら
砂の落ちる時間が半分になりますね。
たくさんの穴があくほど時間が短くなることは
説明しなくてもわかります。
ADSLで使われているチャンネルはまさにこの原理。
チャンネルとは、テレビのチャンネルと同じです。
チャンネルは隣同士が混ざったりはしないので、
チャンネルを増やせば回線を増やさなくても
それと同じ効果が得られます。
ADSLでは256チャンネルのものもある。
なぜ普通の電話回線なのに高速通信が可能なのか
わかってもらえたでしょうか?
(ケビン)