ITOI
ダーリンコラム

毎年、梅雨明けのころになると、
新聞の「都内版」に登場する記事がある。
それは、「スズムシさしあげます」である。
今日か明日かと待っていたら、とうとう出ました!
7月5日(日)の読売新聞ですけどね。

鳴く虫の人口孵化や保護育成に取り組む自然保護団体
「鳴く虫友の会」ってのが、あるんですよ、奥さん。
この団体の都区内支部長を務める島村政美さん(47)が、
今年も自宅で飼育した孵化後まもない
スズムシの幼虫1万匹を無料配布するわけよ。
なんで、カッコ47カッコ閉じる、
ってのが必要なんでしょうね、新聞の記事って。
島村さん、飼育歴何年でしょう?

1.25年
2.35年
3.40年
4.10年
(こたえは、「ぼーっとした女子高生」のページにあります)

で、それはそうと、無料配布ですからね。
もらいに行こうと思うんですよ、うちも。
えーっと、希望者は、島村さんのお宅
(渋谷区恵比寿4−15−1 恵比寿クレセント401)
に直接取りに行くのが条件。
ひとりにつき20匹前後を持ち運び用の容器、
飼い方を説明した小冊子とともに配るということです。
申し込みは18:00〜20:00の間に
電話(03 3446−9835)する、
と記されてますが、太っ腹ですよねぇ。

そういえば、ぼくも、3年前にスズムシを
配りまくったっけなぁ。
50セットくらい作りましたね。
ピーコックのペット売場に虫かご買いに行って、
ナスをつまようじにさしてね。
ひとつひとつのかごに、虫を入れるのがタイヘンなんだな。
割り箸にくっつけて、移動させるんだけど、
吹き飛んじゃうのよ、虫が。ちっちゃいからさ。

でも、なんだろう?
この、スズムシ配る情熱って。
これ、ひょっとして、シェアウエアの原点じゃないのかね。

で、この情報は、「走る西田部長」にひきつぎますので、
その後のスズムシについては、そちらでお楽しみください。

1998-07-13-MON

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