みんなと シルク・ドゥ・ソレイユ。  2008年の年明けから、「ほぼ日」は シルク・ドゥ・ソレイユへの取材を続けてきました。 『ZED』をごらんになったみなさんからのメール、 「ほぼ日」スタッフの感想、 取材班が集めた写真の思い出アルバムなど、 この1年を振り返ったさまざまをもちまして、 この連載シリーズの中じめにしたいと思います。 ちなみに、もうおなじみになった 『ZED』の「ほぼ日 専用シート」もご用意しています。 最後はなんだかんだで、もりだくさんでお送りします!

このコンテンツも、今日が最終回となりました。
みなさん、これまでおつきあいいただき
ありがとうございました。
『ZED』をごらんになった方の感想を
お伝えします!

私は、ほぼ日のみなさんが行った同じ日、
10月30日に観に行きました。 
『ZED』、とにかく興奮しました!
「引き込まれる」という言葉がありますが、
まさにその言葉通り。
もともと瞬きが少ない自分、
さらに瞬きを忘れるくらい、ホントに引き込まれました!
実は一人で観に行ったのですが、
隣の席の人と「すごいですね〜」と何度も話しました。
流れている音楽が生バンドというのが、
いちばん興味深かったです!

おお、あの日、あの時、あの会場で。
隣の席の人と話しちゃう感覚、
わかりますとも。
音楽もすばらしいんですよね。
音楽を録音ではなく
生演奏にしている利点のひとつは、
「もしもパフォーマンスを失敗したとき、
 舞台の人と、演奏者が息を合わせて
 とっさに同じ箇所をくりかえせば、
 もう一度そのパフォーマンスに挑戦できること」
この「やり直す執念」を目撃すると、感動します。



こんばんは。
今日のシルク・ドゥ・ソレイユの目次?
というのか、あの、いつも、
メニューに載ってるところの写真が、
アジの開きに見えてしまって。
重症だなぁと思いました。
ただそれだけです。
見えませんか?アジの開きに。
では。
(mami)

つまり、ようするに、それは、
シルク・ドゥ・ソレイユのロゴが
アジの開きに見えるぞ、と。
ジル・サンクロワに伝えておきます。
まずはジルにアジの開きがどんなものか
伝えるところからはじめなきゃだな‥‥。


前に78歳の母が見に行くと
メールしました、ねこたけです。
平均年齢80歳代の母たちは、
皆様とは別な方向で見ていたようです。
母の友2人と母の感想を聴いて
がっくりするやら、苦笑するやら‥‥。
空中ブランコ、綱渡りの話では、
「落ちるから止めればいいのに」とか、
「白いタイツでは
 女の子は困るんではないか」とか‥‥。
83歳のお友達は寝ていたらしい‥‥。
楽しくはあったようですが。
私が代わりに行きたかった‥‥。
(ねこたけ)

80代で『ZED』鑑賞!
かっこいいおばあちゃんたちですねぇ。
年をとってもいろんなものに
「おもしろそう!」と思えるのって
ちょっとあこがれます。
客席でうつらうつらしったっていいじゃないか。
80代だもの。



場内に入った瞬間から、
「うわぁ〜!」って思いました。
って言うか、もう、口に出ちゃってました。
始まると同時に、一瞬の内に夜の世界へ。
そして、ZEDと一緒に
不思議な世界を旅していました。
この『ZED』は、
『不思議の国のアリス』『ガリバー旅行記』
『ピーターパン』『カリブの海賊』‥‥etcと、
いろいろな物語を彷彿とさせ、私には
「シルク流のメルヘンファンタジー」
って感じに思えました。
その中でも、確かに「サーカス」としての
「空中ブランコ」や「綱渡り」などの
基本的な演目を織り交ぜつつ、
「エロスと肉体美」も、すんごく感じました!
それと、出演者の方々の、
技が成功した時に見せる笑顔が、
とても印象的でした。
感動して涙が出そうになりました。
バンドの皆さんの演奏する姿もしっかり見られたし、
テント張りではなく、常設の建物ゆえに、
音の反響も良く、背後からもドド〜ン!
って音が響いて凄い迫力でした!
(あんそにぃー@仙台)

場内に入った瞬間の「うわぁ〜!」、
生演奏の「ドド〜ン!」、
そしてパフォーマーたちの笑顔。
わかります、思い出せます。
なんていうか、「腹」に響くショーですよね。



昨日のショーを観ました。
観る価値があるショーでした。
三重県からバスと電車を利用して
約8時間かけて行ってよかったです。
社会人2年目で、
仕事を少しずつするようになりました。
時々仕事について考えることがあります
(仕事のたのしさや悩みなど)。
『ZED』に登場している人々をみて、
プロの仕事をしていると思いました。
どんな仕事であっても
プロとして仕事をしていくという
意識が大切だと思いました。
私にとって観てたのしむだけでなく、
仕事について考える機会になったと感じています。
今度は誰か誘って観に行きたいです。
『ZED』に関する情報を掲載して頂き、
ありがとうございました。
(なるほど)

シルク・ドゥ・ソレイユを通して、
自分たちの仕事のことを考える。
それは、取材中、
糸井重里もずっと言っていたことです。
あの人たちはどうしてあんなに輝いているのか?
あれだけ規模を大きくしながら、
フレッシュでいられるのはなぜか?
それが知りたくなる集団なのです、
シルク・ドゥ・ソレイユは。


素晴らしい、一夜の夢を観せてもらいました。
幕開けからずっと引き込まれっぱなしでした。
何度「すごーい」と口にしたことでしょう。
ピエロがまたユーモラスでキュート。
妖精のような舞いや力強い跳躍、
どきどきする綱渡りなどなど‥‥。
ヒトの身体はこんなこともできる。
無駄のない身体でリズムよく柔らかく生命力あふれ。
衣装にも圧倒。
衣装に魅せられ歌に音楽に盛り上げられ。
この舞台を作り上げている裏側のものすごさ。
中盤のバトンと歌では、
感極まって涙が出てきてしまいました。
出演者全員が登場するラストでもまた涙。
この日は3回のスタンディングオベーションで
幕が降りました。
初のシルク・ドゥ・ソレイユ。
新鮮な感動に包まれて帰りました。
また年が明けたら観に行きたいと思っています。
シルクを観ていない友人たちにも薦めたい。
素晴らしい舞台を教えてくれてありがとう。
(Yuko)

なぜだか涙が出ました、
という感想はとても多いのですが、
そのポイントは人によって異なるようです。


先日『ZED』に行きました。
ちょうど母が東京に来ることになっていて、
自分より母が好きそうだったので
チケットを取りました。
オープニングの瞬間、鳥肌が立ちました。
目の前に展開された光景があまりに美しすぎて。
その後も「すごい」の連発ですし、
多分、口が開いていたんじゃないかと思います‥‥。
帰りも母と二人で
「すごかったねー」「うん、すごかった」と
それしか出ませんでした。
皆さん素晴らしかったのですが、
歌っていらっしゃったお二人が
ものすごく素敵な声で、本当に心に響く、というか、
おなかにドンと来るというか。
曲もすごく良かったと思います。
しばらくたったら、また絶対行きたい!
と思っています。
常設のステージでよかった!
まだしばらく楽しめますものね‥‥。
(Sanana)

そうなんです。
『ZED』のいいところは、
「ずっとそこでやっている
 常設ショーである」ということ。
何度でも、また、観に来ることができる。
シルク・ドゥ・ソレイユで
ちなっみに、もっとも古い常設ショーである
『ミステール』は5000回以上も続いています。
『ミステール』のオペレーション・
プロダクション・マネージャーのディーンさんは
常設ショーの最大の長所について、
このようにおっしゃっています。
「常設ショーのよいところは、
 ショーを観た子どもたちが、
 『自分もこのショーに出たい!
  シルク・ドゥ・ソレイユに入りたい!』
 と感じたとき、いつでもそこにあって、
 その子の新しい道となることができることだ」
そう、ひょっとしたら、あなたの子どもが将来、
『ZED』の舞台を踏むかもしれない。



シルクドゥソレイユの記事を見るたびに
去年、新婚旅行でラスベガスに行って、
『O』を見たのを思い出します。
あの時は、開演直前にケンカして、
そのまま2人険悪なままショーが始まりました。
人間業と思えないアクロバットに、
うわ! すごい!!
ユーモアある演出演技に、ねえ! 今の見た?
などという会話を、
交わしたいけど交わせない状態が続き
今思っても、もったいないことしたな!と後悔します。
だからこそか、あのときのシルクのメンバーの方々が
ニコニコした笑顔で演技をされていたのが
よく思い出されます。
もう一度、雰囲気いい仲で見たいから、
何十年後かにもう一度見に連れてって、
と夫にお願いしています。
『ZED』はコドモが大きくなって
見ても分かるようになったら行こうと話しています。
(あんじょりーなじょりー)

うわぁ、ケンカ中で、感想を言えない状態での
シルク・ドゥ・ソレイユ鑑賞!
それはキツいわ。ぜひ避けたいわ。
ちなみに、「ほぼ日」の乗組員の中には、
3歳の子をシルク・ドゥ・ソレイユの
ショーに連れていった人がいて、
その子は大喜びして、家に帰っても、
パフォーマンスをマネして踊っていたとか。


『ZED』をみにいってきました。
ショーの間ずっと、お祈りのポーズ、
つまり腕を胸に両手を握りしめておりました。
涙が出ちゃいました。
(昌子)

素敵な感想、どうもありがとうございます。


驚きと感動といろんなものがいっぱいになって
自分がちゃんと呼吸してたのかもよくわかりません。
見てきた感想をみんなに伝えて
ひとりでも多くの人に見てほしいのに、
シルク・ドゥ・ソレイユを知らない人に
伝えることのできない国語力の無い自分が悔しい!
(どんなにがんばっても
 「ものすごいサーカスを見た」としか
 伝えられません‥‥)。
無理やりでも何でも、大事な人を連れて行きたいと
強く強く思いました。
(ふくろう)


素敵な感想、どうもありがとうございます。
そのほか、たくさんの感想、
どうもありがとうございました!
では、最後の取材班の思い出アルバムです。
スライドショーになっていますので、
写真をクリックしておたのしみください。
今日のタイトルは、
「練習する人たち。」です。どうぞ!



今日でおしまいです。
さようなら。また!




2008-12-11-THU

(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
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