BUCHO
チャリで探る地球
「麻布十番の21世紀」

  • 第33回麻布十番納涼まつり 続篇の続編。

●アッキィさんとともにゆく麻布十番納涼まつりも
とうとうクライマックスをむかえています。
私達はメインストリート(十番大通り)を突き進み、
Uターンして
納涼まつり本部の近く、
「チャリティ広場」の前でちょっと休憩。
そろそろ二人とも歩き疲れてトイレにも行きたくなる頃、
アッキィさんは近くのスーパーにあるトイレへ。
そしてアッキイさんを待ってとぼとぼ歩き出す私達。
すると目の前にどーんとそびえ立っている
「お化け屋敷」の看板。
「これは行くしかないでしょう」ということに・・・。
まだまだ、お祭りの音は下の文字をクリックすると
聞くことができます。

<その8 お化け屋敷>

ガイコツ
お化け屋敷のがいこつ

ここはどう考えてもいつもは公園。
下は砂でふわふわしている。
アッキィさんと私は入場料500円
払って中へ入ってみた。
入る時、入り口にいるおばちゃんが
銅鑼(どら)を鳴らしてくれる
のだが、「ドーーン」という
大きな音は近くで聞くととにかく
びっくりする。あとからよく考えてみれば
お化け屋敷で一番驚いたのは
その音だったかもしれない。
中は細い暗い道が続いているが
極めてオーソドックスなお化け屋敷。
白い布を着て、白い仮面をかぶったおばけ係りが叫びながら
脅かしてくるが、怖いわけではない。
たまにびっくりしたりすることはあったけど、
こうゆうお化け屋敷が
子供のころはきっと凄く怖かったんだろうなぁ、
などと考えたりした。
そしてお化け屋敷をでて
「おばけのバイト」について話し合う私達。
3日間おばけになってる人の気持ちって、
などと話している私達は
寂しいけどなんだかとっても大人になっていた。

<その9 こんぺいとう屋さん>

こんぺいとう
こんぺいとう。いろいろ。

夜店のオレンジの電球の下に並んでいる、
色とりどりのこんぺいとう。
あまりにきれいで私達もついつい見とれてしまった。
お店の前にはちいさい女の子が一生懸命に背伸びして、
お母さんとこんぺいとうを選んでいた。
最近じゃあこんなに沢山のこんぺいとうどこにも
売ってないからなぁ。

<その10 甘栗屋さん>

あまぐりやのおじさん
甘栗屋のおじさん

とうとうメインストリート(十番大通り)の
入り口まで戻ってきた。
「そろそろ戻りましょうか、アッキィさん。
じゃあその前に「ほぼ日」のみんなへおみやげでも。」
そういって最後に寄ったのが
「甘栗屋さん」。
おじさんが一人、マイペースに栗を売っている。
全然関係ないけど栗を買ったあとで
アッキィさんが言っていた。
「昔から思ってるんですけど
甘栗入れる袋のデザインっていいですよね。」
さすがデザイナーらしい一言だった。

がいじんさんたち
べらぼうに陽気な
外人さんたちと。

●長い長い麻布十番納涼まつりの報告もそろそろ終わり。
アッキィさんとともにゆく
納涼まつりは本当に盛り沢山でした。
というよりも麻布十番のおまつりが
盛り沢山なのかな。
でも太鼓やお囃子の聞こえてくる、
33年の古ーい歴史をもつ麻布のお祭りに、
心からお祭り好きの陽気な外人さんたちが
顔をだすととたんに
国際色豊かでパワフルなお祭りになる。
文化も生活も違う人々が一緒になって
楽しめる麻布十番のお祭りって
なんて素敵なんだろう!!
でも本来お祭りってそうゆうものなんだろうなぁ。

そしてついでに「十番秋祭り」のお知らせ。
9/19(土)、20(日)の2日間は十番秋祭り。
秋祭りはどんなことになるんでしょうか。
西田部としてはぜひぜひのぞいてみて、
またみなさんにご報告したいと思います。


今日も、まだ地球はまわっていた

1998-09-02-WED

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