BUCHO
チャリで探る地球
「麻布十番の21世紀」

  • 今日の海洋

 <魚可津さんに聞いた、今日のおすすめの魚>

●あいなめ (鮎並、鮎魚女) 片身¥700/常磐沖産
おいしく食べるには煮魚、
フライ、バター焼きがよい。

「あいなめは冬より夏のほうがおいしいですよ。」
と書いておいて下さいね。 (店長さんより)




町の魚屋 『魚可津』 電話03-3401-8272
営業時間 AM8:00〜PM7:30
定休日 水曜日
地図

 

  • 今日の交番

「おまわりさんの自転車の後ろの箱が
プラスチックになったわけ」を
取材することが出来た。
その結果を報告しようと思う。

1、その「プラスチックの箱」は
  ちゃんとした名前がついていた。
  正式な名称は『書類収納箱』。
  やっぱりお弁当入れではなかったのだ。
2、実はもう5年もまえに書類収納箱は
  スチールからプラスチックに変わっていたらしい。
 (知らなかった。
  でもそれは私だけじゃないだろうなぁ。)
3、この書類収納箱をつくっている会社というのは
  ビールの箱やゴミ箱などのプラスチック製品を
  つくっている会社である。
4、その会社が警視庁の「装備課」の依頼により、
  話し合ってつくったのが新しい書類収納箱である。
5、新しくした理由。それは軽量化と、コストダウン。
6、書類収納箱に入れる物は基本的に巡回簿。
7、暗闇でも危なくないように書類収納箱には
  反射板(リフレクター)がついている。
8、プラスチックの書類収納箱があるのは都内のみ。
 (理由は都内が一番自転車の数が多いため。
   地方は土地も広いので自転車より
   車やバイクが主流になる。
   そのためいまのところは都内に限っている。)

以上が結果報告。
西田部の「西田コネクション」をフルにつかって、
たまたまプラスチック製の
「書類収納箱」をつくっている会社の方に
お話を聞くことができて今まで知らなかった情報を
沢山収集することができた。
あの自転車の後ろの箱が「書類収納箱」
という名前だったこと。
書類収納箱がスチールから
プラスチックに変わっていたこと。
どちらもどうでもいいことではあるけれど
実は「どうでもいいけど知らないこと」って
山のようにあるということがわかった。
きっといつも見ている交番にも
まだまだ知らないことがいっぱいあるに違いない。
おまわりさんや交番について
「どうでもいいけど知りたいと思うこと」がある方
ご連絡ください。
西田部が調べられる範囲で調べてみましょう。
きっと「どうでもいいけど知らないこと」
まだまだ沢山あるんだろうなぁ。

  • 今週の家畜

我が事務所のスズムシも島本さんの手を離れて
約2週間がたち、
ずいぶんと育ってきた。
なんと、スズムシが脱皮をしていたという情報もあり、
とにかくスズムシたちは日々大きく成長し、
西田部平社員の用意したカゴのなかで
毎日の暮らしを満喫していると思われる。
じゃあここからは
西田部平社員にバトンタッチして
スズムシに関する報告書をまとめてもらおう。

日記1

やっぱりって思ったんですけど、
部長は
「スズムシに関する報告書を書け。業務命令だ。」
という。
ああ、コクヨのノートかってくりゃよかった。

スズムシは、目に見えて大きくなっています。
最初は、まあ、
5ミリくらいの蠅だったような気がするんですが、
いまはもう1センチくらいの黒いバッタのようです。
ヒゲとかいれればもっとでかいかも。
いちおう、たばこの箱とくらべてみてください。
大体なんですけど。

で、なんか、茶色くて動かないスズムシ
ぶらさがってるなあとおもって、
まあ、ナスの上にあったんですけどね。
で、わが社の総裁にきいてみたら、
「それは、脱皮した皮よ。」
と仰ってあらせられた。
無知蒙昧なわたしはスズムシが
脱皮するなんて知らなかった。
脱皮するのってへびとセミくらいだとおもっていました。
まあ、もしかしたら、とかはおもってましたけどね。

これで、部長のハンコが「よくできました」とかだったら、
やんなっちゃうなあ。                             

  • 今日の自分

<いちょうの葉っぱ>

社用車で商店街に向うときいつも気がつくことがある。
一の橋交差点のガードレールの脇には
いちょうの葉がはえているのだ。
あれ?「いちょう」って木じゃなかったっけ。

そう。いちょうは木なのになぜか
葉っぱだけが茂っているのだ。
ある日(といっても今日なのだが)
それは何なのかを検証してみた。
その結果、よーく見てみるといちょうの葉っぱの下には
いちょうの木の切り株があったのだ。
それもコンクリートに固められて。
きっと高速道路の下にあった大きい
いちょうの木は邪魔になって
根本から切り倒されてしまったのだと考えられる。

でも根っこはまだ一生懸命生きていて
この時期になると葉っぱだけが
しげってくるのだと考えた。
交通量の激しい都心の道路の片隅に
小さな自然の力を感じてはみたが
都心では自然の力なんて微々たるものなんだなあと思うと
ちょっと西田はせつない気持ちになったりした。

しかしその代わりなのかどうかは知らないが、
切られたいちょうの木の
すぐ近くには今はまだ細っこいいちょうの
木が植えられている。
今度は切られずに大きくなるといいのに。


今日も、まだ地球はまわっていた

1998-07-24- FRI

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