BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第89回 ほぼ日の弟子が!


マイドー! トギーなのだ。
今回は、ほぼ日の読者から弟子が誕生したお話。

ほぼ日でブーメランのお話を書かせていただくようになって
8年以上になりますが、ついにこの時がやってきましたよ!
ほぼ日読者から弟子の誕生です!

トギーの隣の市に住んでいるほぼ日読者の方から、
ブーメラン体験講習会への参加希望メールが届き、
お母さんと一緒にやってきたのは、
当時小学校2年生のヤスヒトくん。
第一印象は、おとなしそうで、少し人見知りする感じ。
でも、ブーメランを見た瞬間、目をキラキラさせて、
熱心にスポンジ製のソフトブーメランを投げ始めました。

その後、練習会にも度々参加してくれるようになりました。
休憩も取らず熱心に練習する姿にトギーも感動です。

見る度に投げ方がうまくなっていて、
教えていないテクニックも身に付けたりしてたので、
ある日、お母さんにそのことを報告したところ、
驚きの回答が‥‥。

なんと、
毎日家で紙ブーメランを投げて練習していたのだ!
学校から帰ってきて10回。
食後に10回。
寝る前に10回。
そんな具合にノルマを設けて練習に次ぐ練習。
その練習の成果がトギーに披露されていたのだった。

昨年、そんな練習熱心なヤスヒト君にテレビ出演の話が!
トギーも一緒に出演することになり、
弟子のテレビデビューに付き添ったのだ。
お笑いタレントのレギュラーさんとの共演でしたが、
ヤスヒトくんは物怖じせず堂々と技を披露。
インタビューでは「将来の夢はチャンピオン!」と
力強く言ってくれました。

人見知りする感じだった彼も、
ブーメランを通して大きく大きく成長していたのだ。

ヤスヒトくんはこの4月から5年生。
体が大きくなることでパワフルになるし、
熱心に練習を続ければテクニックも向上するだろうから、
トギーが追い越されるのも時間の問題です。
危うしトギー。

弟子の成長を心から喜びつつ、
内心「絶対負けへんで!」と大人げなくムキになる、
そんなトギー師匠でありました。


トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com

2007-03-18-SUN

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