ブーメランのある暮らし。

第77回　フランス世界大会への道＜その６＞ 今回は、ちょいと息抜き。 フランスの世界大会で、 不思議だったことや面白かったことを書くのだ。 今回、宿泊した場所は、学生寮でした。 長旅の疲労からかお腹の調子が悪く、 到着してすぐにトイレへ。 で、まず驚いたのが、男女兼用なのだっ！！ なんか気まずかったですよ。 さらに驚いたのが、便器に便座がないのだ。 まさか！と思い、全ての個室を調べたんだけど、 どこにもありませんでした。 もしかして、みんな中腰でするんでしょうか？ そして次の日、目を疑う光景が・・・。 ドイツチームの選手が部屋から出てきたとき、 見慣れない白い物体を持っていたのだ。 なんと、便座ではないか！！ 買って来たのか、持って来たのか？？？ ・・・とりあえず、中腰ではないようです。 次に、食事。 世界大会の時って、開催国の意向によって、 食事があったり無かったりします。 例えば、１９９８年のアメリカ大会の時は、 夕食が全く無く、「勝手に食べなさい！」でした。 そう言われても歩いて行ける距離にお店も無く、 ピザのデリバリーに頼るしかなかったのだ。 そういう経験からトギーは世界大会の時は、 少しでもお腹が膨れる物を持っていくようにしてます。 ところが、今回はそんな心配は不要でした。 全ての食事がフランス料理！（当たり前か） 夕食は、前菜、メイン、そしてデザート付きで、 しかも赤ワイン飲み放題！ 昼食のランチボックスにもデザートが付いてたのだ。 さらに、全ての食事には当然フランスパン！ （やっぱりフランスパンを食べるんですね） いやいや、さすが「食にうるさい」フランスなのだ。 いつも世界大会の期間中って痩せるのに、 今回は逆に太っちゃいましたよ。 最後に、超ビックリ！ 競技を終わり、トギーがテントに向かって歩いていたら、 とある日本人選手がフランスの若い女の人と話してる。 「こらこら、試合中にナンパするなよ！」と思いながら、 近づいていったら、そのフランス人女性、 日本語で「こんにちは」と話しかけてきたのだ。 なんと、日本語を独学で勉強していて、 ミスチルの曲を聴いて、いろいろ覚えたんだって。 たまたま世界大会を見に来たら日本人がいたので、 思わず話しかけちゃったそうです。 まさか、こんな田舎に日本人が！って思ったそうですよ。 ま、向こうも驚いたでしょうが、トギー達も、 こんな田舎で日本語を話すフランス人を見て、 かなり驚きました。 今回は、笑ったり、驚いたりが、結構ありました。 さてさて、次回はいよいよラスト。 個人戦なのだ。 トギーはどんなズッコケ、じゃなくて、 どんな成績でフィニッシュしたんでしょうか？ 乞うご期待！？ トギー（栂井靖弘） ＫＢＮ（関西ブーメランネットワーク） http://www.kbn3.com

2004-11-21-SUN

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